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教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間第三十四月曜日(11/27)

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乏しい中から持っている生活費を全部入れた

ルカ22:4
集会祈願

🌸 第一朗読 (ダニエル1.1-6、8-20)

 1ユダの王ヨヤキムが即位して三年目のことであった。バビロンの王ネブカドネツァルが攻めて来て、エルサレムを包囲した。
  2主は、ユダの王ヨヤキムと、エルサレム神殿の祭具の一部を彼の手中に落とされた。ネブカドネツァルはそれらをシンアルに引いて行き、祭具類は自分の神々の宝物倉に納めた。
 3さて、ネブカドネツァル王は侍従長アシュペナズに命じて、イスラエル人の王族と貴族の中から、 4体に難点がなく、容姿が美しく、何事にも才能と知恵があり、知識と理解力に富み、宮廷に仕える能力のある少年を何人か連れて来させ、カルデア人の言葉と文書を学ばせた。 5王は、宮廷の肉類と酒を毎日彼らに与えるように定め、三年間養成してから自分に仕えさせることにした。
 6この少年たちの中に、ユダ族出身のダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤの四人がいた。
 8ダニエルは宮廷の肉類と酒で自分を汚すまいと決心し、自分を汚すようなことはさせないでほしいと侍従長に願い出た。 9神の御計らいによって、侍従長はダニエルに好意を示し、親切にした。 10侍従長はダニエルに言った。
 「わたしは王様が恐ろしい。王様御自身がお前たちの食べ物と飲み物をお定めになったのだから。同じ年ごろの少年に比べてお前たちの顔色が悪くなったら、お前たちのためにわたしの首が危うくなるではないか。」
 11ダニエルは、侍従長が自分たち四人の世話係に定めた人に言った。
 12「どうかわたしたちを十日間試してください。その間、食べる物は野菜だけ、飲む物は水だけにさせてください。 13その後、わたしたちの顔色と、宮廷の肉類をいただいた少年の顔色をよくお比べになり、その上でお考えどおりにしてください。」
 14世話係はこの願いを聞き入れ、十日間彼らを試した。 15十日たってみると、彼らの顔色と健康は宮廷の食べ物を受けているどの少年よりも良かった。 16それ以来、世話係は彼らに支給される肉類と酒を除いて、野菜だけ与えることにした。
 17この四人の少年は、知識と才能を神から恵まれ、文書や知恵についてもすべて優れていて、特にダニエルはどのような幻も夢も解くことができた。 18ネブカドネツァル王の定めた年数がたつと、侍従長は少年たちを王の前に連れて行った。 19王は彼らと語り合ったが、このダニエル、ハナンヤ、ミシャエル、アザルヤと並ぶ者はほかにだれもいなかったので、この四人は王のそばに仕えることになった。 20王は知恵と理解力を要する事柄があれば彼らに意見を求めたが、彼らは常に国中のどの占い師、祈禱師よりも十倍も優れていた。

🌸 答唱詩編 詩編 典49 ①②

アレルヤ唱 典274 ①

🌸 福音朗読 (ルカ21.1-4)

ルカによる福音
 1〔そのとき、〕イエスは目を上げて、金持ちたちが賽銭箱に献金を入れるのを見ておられた。 2そして、ある貧しいやもめがレプトン銅貨二枚を入れるのを見て、 3言われた。「確かに言っておくが、この貧しいやもめは、だれよりもたくさん入れた。 4あの金持ちたちは皆、有り余る中から献金したが、この人は、乏しい中から持っている生活費を全部入れたからである。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 この物語は、信仰と謙遜は主イエスの御心に至る最も確実な道であることを示しています。主イエスは、御自身の命の中心にあるものを私たちの内にも見たいと切望しておられます。それは、惜しみなく与える心と、必要な糧を与えてくださる神への信頼です。これらがあったからこそ、主イエスは私たちのために十字架にかかることができたのです。

 これが主イエスと相通じるということです。御父に信頼し、できることはどんなことでも御父と人々のために自分自身を差し出すことです。献金や時間や愛を与える機会があれば出し惜しみをしないことです。私たちが過去に与えていたよりも少しでも多く与えたいと決めたら、神は備えてくださると信じることです。そうすれば、信頼と信仰の内に主イエスに託した心の「貯金」を主イエスに示していることになるのです。

 ですから、今日、この貧しいやもめのような心、そして主イエス御自身のような心を与えていただくよう神に願いましょう。信仰と信頼の内に神に差し出すものは何でも、二枚の小銭でさえ、神は天の宝へと変えることがおできになると信じてください。

 「主イエス様、この貧しいやもめの内にご覧になったものを私の内に認めてくださいますように」。

(『毎日の黙想』〔“The Word Among Us”〕、聖母の騎士社、2020年11月号、23日)

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