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教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間第三土曜日(11/27)

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いったい、この方はどなたなのだろう。

マルコ4:41

聖アンジェラ・メリチおとめ

集会祈願

🌸 第一朗読 (サムエル下12.1-7a、10-17)

1主はナタンをダビデのもとに遣わされた。ナタンは来て、次のように語った。
「二人の男がある町にいた。
一人は豊かで、一人は貧しかった。
2豊かな男は非常に多くの羊や牛を持っていた。
3貧しい男は自分で買った一匹の雌の小羊のほかに
何一つ持っていなかった。
彼はその小羊を養い
小羊は彼のもとで育ち、息子たちと一緒にいて
彼の皿から食べ、彼の椀から飲み
彼のふところで眠り、彼にとっては娘のようだった。
4ある日、豊かな男に一人の客があった。
彼は訪れて来た旅人をもてなすのに
自分の羊や牛を惜しみ
貧しい男の小羊を取り上げて
自分の客に振る舞った。」
5ダビデはその男に激怒し、ナタンに言った。「主は生きておられる。そんなことをした男は死罪だ。 6小羊の償いに四倍の価を払うべきだ。そんな無慈悲なことをしたのだから。」 7ナタンはダビデに向かって言った。「その男はあなただ。
10それゆえ、剣はとこしえにあなたの家から去らないであろう。あなたがわたしを侮り、ヘト人ウリヤの妻を奪って自分の妻としたからだ。』 11主はこう言われる。『見よ、わたしはあなたの家の者の中からあなたに対して悪を働く者を起こそう。あなたの目の前で妻たちを取り上げ、あなたの隣人に与える。彼はこの太陽の下であなたの妻たちと床を共にするであろう。 12あなたは隠れて行ったが、わたしはこれを全イスラエルの前で、太陽の下で行う。』」
13ダビデはナタンに言った。「わたしは主に罪を犯した。」ナタンはダビデに言った。「その主があなたの罪を取り除かれる。あなたは死の罰を免れる。 14しかし、このようなことをして主を甚だしく軽んじたのだから、生まれてくるあなたの子は必ず死ぬ。」 15ナタンは自分の家に帰って行った。
主はウリヤの妻が産んだダビデの子を打たれ、その子は弱っていった。 16ダビデはその子のために神に願い求め、断食した。彼は引きこもり、地面に横たわって夜を過ごした。 17王家の長老たちはその傍らに立って、王を地面から起き上がらせようとしたが、ダビデはそれを望まず、彼らと共に食事をとろうともしなかった。

🌸 答唱詩編 詩編51 典7 ①②

アレルヤ唱 典268 ㉑

🌸 福音朗読 (マルコ4.35-41)

マルコによる福音

 35その日の夕方になって、イエスは、「向こう岸に渡ろう」と弟子たちに言われた。 36そこで、弟子たちは群衆を後に残し、イエスを舟に乗せたまま漕ぎ出した。ほかの舟も一緒であった。 37激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水浸しになるほどであった。 38しかし、イエスは艫の方で枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして、「先生、わたしたちがおぼれてもかまわないのですか」と言った。 39イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると、風はやみ、すっかり凪になった。 40イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。まだ信じないのか。」 41弟子たちは非常に恐れて、「いったい、この方はどなたなのだろう。風や湖さえも従うではないか」と互いに言った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 福音書は、何よりもイエスの言葉と行いを記したものだが、同時に、それはイエスと共に生きた弟子たちについても、多くのことを語っている。今日の箇所は、湖の上―陸地でなくーでの弟子たちの姿を如実に語っている。弟子たちは、イエスと同じ舟に乗っているが、そのことの意味を十分に理解していない。突風が吹いて舟は水浸しになり、身の危険を感じるが、イエスは眠っておられる。 
 マルコは、福音書の中で、イエスのなさる不思議な業をいくつも記すが、そこに、それとなく書き加えるのは、弟子たちがイエスのことを「わかっていない」ということ。どれだけイエスの不思議な力、いやしの業を見ても、慰め深い言葉を聞いても、イエスがどなたなのか、イエスはどのようなメシアなのか、受難の直前になっても、わからないということ。湖上で嵐を静められても、イエスがどなたなのかわからず、イエスから、「なぜ怖がるのか、まだ信じないのか」と諭される。
 病人が癒され、パンを増やす不思議を行っても、それが神のわざであること、神の働きのしるしであることを悟らない。
 それは、わたしたちも同じではないか。イエスへの信仰を持っていても、いざという時になると、すっかり自分が信じた方のことを忘れ、人間的な思いにとらわれて慌てふためいたり、不安に襲われたりする。同じ舟に乗っていても、嵐にのまれそうになるまで、気づかないのがわたしたちではないか。様々な形でわたしたちを襲う嵐の中でも、主が共におられることを確信する、強い信仰の恵みを祈ろう。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

1 comments

  1. なんで11月27日?
    もしかして!?
    とマルティーニ枢機卿の命日と誕生日調べたけど違った!
    やばい!
    月命日ならぬ月誕生日忘れてた!
    けど実は警視庁より歴史古い郵便局にお参りしたから ま、いいか。

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