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教皇の意向:女性の役割 (4月)

待降節12月18日

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「神は我々と共におられる」

マタイ1:23
集会祈願

🌸 第一朗読 (エレミヤ23.5-8)

5見よ、このような日が来る、と主は言われる。
わたしはダビデのために正しい若枝を起こす。
王は治め、栄え
この国に正義と恵みの業を行う。
6彼の代にユダは救われ
イスラエルは安らかに住む。
彼の名は、「主は我らの救い」と呼ばれる。
7それゆえ、見よ、このような日が来る、と主は言われる。人々はもはや、「イスラエルの人々をエジプトの国から導き上った主は生きておられる」と言って誓わず、 8「イスラエルの家の子孫を、北の国や、彼が追いやられた国々から導き上り、帰らせて自分の国に住まわせた主は生きておられる」と言って誓うようになる。

🌸 答唱詩編 詩編72 典60 ①④

アレルヤ唱 典257(12月18日)

🌸 福音朗読 (マタイ1.18-24)

マタイによる福音
 18イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。 19夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。 20このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。 21マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」 22このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
23「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」
この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。 24ヨセフは眠りから覚めると、主の天使が命じたとおり、妻を迎え入れた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「お告げ」と言えば、当然のように、ルカ福音書が伝える聖マリアへの天使の告げを考えるが、マタイ福音書は、ヨセフへの告げに焦点を当てて記している。先日行われた幼稚園の聖劇では、マリアへの告げに続いてヨセフへの告げも記した台本を使っていた。子どもたちの役割の上から、その方が公平に思われたのかもしれない。
 一昨年の12月に始まった「聖ヨセフの年」が先日終わった。フランシスコ教皇は、聖ヨセフが普遍教会の保護者と宣言されて150年を記念して、使徒的書簡『父の心で』を発表された。聖書の中では、ひと言も発せられない聖ヨセフが、その登場のはじめからイエスの養父として果たされたふるまいの数々を、様々な角度で取り上げておられるが、特に「受け入れる心の父」と題する章に記された言葉に注目したい。「ヨセフは、起きていることに場を空けるために自分の推論を脇に置き、自分の目にどれほど不可解に映っているとしてもそれを受け入れ、その責任を引き受け、自分の過去に対するわだかまりを解くのです」と。
 ヨセフは、婚約していてもまだ一緒になっていないマリアが身ごもっているという不可解な現実の前で、彼女を断罪する、あるいは、離縁するという、人間が取りうる常識的な判断を捨て、天使の言葉どおり、恐れずに、生まれてくる子の養父となる使命を引き受けます。その勇気ある決断によって、神の救いの計画が大きな一歩を踏み出したことの意味をしっかり味わおう。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
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