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天の国はパン種に似ている

マタイ13:33

聖マリアの両親 聖ヨアキムと聖アンナ

集会祈願

🌸 第一朗読 (出エジプト32.15-24、30-34)

 15モーセが身を翻して山を下るとき、二枚の掟の板が彼の手にあり、板には文字が書かれていた。その両面に、表にも裏にも文字が書かれていた。 16その板は神御自身が作られ、筆跡も神御自身のものであり、板に彫り刻まれていた。 17ヨシュアが民のどよめく声を聞いて、モーセに、「宿営で戦いの声がします」と言うと、 18モーセは言った。
「これは勝利の叫び声でも
敗戦の叫び声でもない。
わたしが聞くのは歌をうたう声だ。」
 19宿営に近づくと、彼は若い雄牛の像と踊りを見た。モーセは激しく怒って、手に持っていた板を投げつけ、山のふもとで砕いた。 20そして、彼らが造った若い雄牛の像を取って火で焼き、それを粉々に砕いて水の上にまき散らし、イスラエルの人々に飲ませた。 21モーセはアロンに、「この民があなたに一体何をしたというので、あなたはこの民にこんな大きな罪を犯させたのか」と言うと、 22アロンは言った。「わたしの主よ、どうか怒らないでください。この民が悪いことはあなたもご存じです。 23彼らはわたしに、『我々に先立って進む神々を造ってください。我々をエジプトの国から導き上った人、あのモーセがどうなってしまったのか分からないからです』と言いましたので、 24わたしが彼らに、『だれでも金を持っている者は、それをはずしなさい』と言うと、彼らはわたしに差し出しました。わたしがそれを火に投げ入れると、この若い雄牛ができたのです。」
 30翌日になって、モーセは民に言った。「お前たちは大きな罪を犯した。今、わたしは主のもとに上って行く。あるいは、お前たちの罪のために贖いができるかもしれない。」 31モーセは主のもとに戻って言った。「ああ、この民は大きな罪を犯し、金の神を造りました。 32今、もしもあなたが彼らの罪をお赦しくださるのであれば……。もし、それがかなわなければ、どうかこのわたしをあなたが書き記された書の中から消し去ってください。」 33主はモーセに言われた。「わたしに罪を犯した者はだれでも、わたしの書から消し去る。 34しかし今、わたしがあなたに告げた所にこの民を導いて行きなさい。見よ、わたしの使いがあなたに先立って行く。しかし、わたしの裁きの日に、わたしは彼らをその罪のゆえに罰する。」

🌸 答唱詩編 詩編78 典59 2a 2b

アレルヤ唱 典271 ⑱

🌸 福音朗読 (マタイ13.31-35)

マタイによる福音
 31〔そのとき、〕イエスは、別のたとえを持ち出して、彼らに言われた。「天の国はからし種に似ている。人がこれを取って畑に蒔けば、 32どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」
 33また、別のたとえをお話しになった。「天の国はパン種に似ている。女がこれを取って三サトンの粉に混ぜると、やがて全体が膨れる。」
 34イエスはこれらのことをみな、たとえを用いて群衆に語られ、たとえを用いないでは何も語られなかった。 35それは、預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
「わたしは口を開いてたとえを用い、
 天地創造の時から隠されていたことを告げる。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 マタイが記す神の国のたとえが続きます。今日は、人目につかない小さな始まりから、驚くべき成長を遂げる「からし種」と「パン種」が引き合いに出されます。
からしの木そのものは、日本ではあまり見かけないが、西洋料理によく使われるマスタードのもとで、その種は直径0.5㎜、というから、いかにも小さい。それが、「どの野菜よりも大きくなり、鳥が来て巣をつくるほどの木になる」、と言われる。
 パン種については、わたしたちが毎日のように食するふっくらとしたパンと、南アジアや中東の人々が食するチャパティやナンと比べれば、その大きな力にあらためて感動させられる。
 いずれも、始まりは、ごく小さな目につかないものだが、いつのまにか、だれも無視することのできない大きな存在に発展する、神の国のたとえです。
 初代教会が、あの人間的な弱さに満ちた弟子たちの小さな群れから始まり、ほんの3世紀の間に、ローマ帝国全体に広まり、ヨーロッパ文化の大きな柱となったことは、神の偉大な働きなしに考えることはできません。また、近世に、はるか東方の日本まで苦難を乗り越えてお出でになった宣教師たちの教えを受け入れた多くの大名、そして、多数の庶民が信仰の道を歩み出したこと、それは、人々の心に働く神の霊の力なしに考えることはできません。
 その同じ、大きな力である聖霊が現代の、わたしたちのささやかな群れの中にも働いていてくださることを改めて確信し、希望と勇気をもって歩んでゆきましょう。(S.T.)

年間第十七月曜日(7/26)
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