2025年10月7日
年間第二十七火曜日(ロザリオの聖母マリア)

わたしは、ここにおります
「マリアは言った。『わたしは主のはしためです。お言葉どおり、この身に成りますように。』」(ルカ1:38)
この新たな夜明けを迎えるにあたり、エリサベトの妊娠を知った時のマリアのように、あなたの心も驚きと感動で満たされますように。
あなたの疑いが常に可能性とチャンスへと変えられますよう祈り、神と共にあれば、すべてのことが可能であることを心にとめましょう。
迷いや不安に苛まれ、確固たる決意を見出せない瞬間には、マリアの「わたしは、ここにおります」という言葉が、あなた自身の応答となりますように。
「日々ささげる祈り」をささげ、この一日を主にゆだねましょう。
イタリア青年チーム
準備
教皇ベネディクト16世の言葉を通して、私たちはマリアの行動の価値と深い意味を理解します。「ナザレのマリアは、神の御心に対して『わたしは、ここにおります』と完全に応えた女性であり、その『はい』という応えは、御子を失う苦しみに直面しても繰り返されたことによって、完全で深い喜びを見いだしました。」
主よ、聖霊の賜物を通して、あなたの呼びかけに具体的に応えるしるしを私たちのうちに見いだせるよう助けてください。私たちの心を反発や抵抗の感情から解き放ち、従順な心を持つことによって、あなたが私たちに計画しておられる大いなるわざが実現していきますように。
教皇の祈りの意向のために「今月の祈り」をささげましょう。
イタリア青年チーム
はい!
夜を迎えるにあたり、今日あなたが言ったたくさんの「いいえ」を振り返りましょう。日々の生活の中で、どれほど多く「いいえ」が口にされているでしょうか。
「いいえ」と言うのはとても簡単です。ほとんど労力はいりません。「いいえ」で、すべては終わり、何も始まりません。
しかし、この状態をいつまで続けられるでしょうか? いつまで?
マリアは別の道を示します。すべてが始まる「はい」の道です。新たな人間関係、新たな経験、新たな人生を開く「はい」です。
主に願いましょう。たとえ困難で、危険を伴っても、犠牲が大きくても、「はい」と言える人になれますように。
すべてを成し遂げられる主への信頼があなたのうちに満ち、マリアのように自信をもって、口を開いて、こう言えるように祈りましょう。
「わたしは、ここにおります。」
「主の祈り」を唱えましょう。
イタリア青年チーム