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教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間第二十一月曜日(8/28)

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救い出して下さるイエス

1テサロニケ1:10

聖アウグスチヌス司教教会博士(記)

集会祈願

🌸 第一朗読 (一テサロニケ1.1-5、8b-10)

 1パウロとシルワノとテモテから、父なる神と主イエス・キリストとにあるテサロニケ人たちの教会へ。恵みと平安とが、あなたがたにあるように。
 2わたしたちは祈の時にあなたがたを覚え、あなたがた一同のことを、いつも神に感謝し、 3あなたがたの信仰の働きと、愛の労苦と、わたしたちの主イエス・キリストに対する望みの忍耐とを、わたしたちの父なる神のみまえに、絶えず思い起している。 4神に愛されている兄弟たちよ。わたしたちは、あなたがたが神に選ばれていることを知っている。 5なぜなら、わたしたちの福音があなたがたに伝えられたとき、それは言葉だけによらず、力と聖霊と強い確信とによったからである。わたしたちが、あなたがたの間で、みんなのためにどんなことをしたか、あなたがたの知っているとおりである。
 8神に対するあなたがたの信仰のことが言いひろめられたので、これについては何も述べる必要はないほどである。 9わたしたちが、どんなにしてあなたがたの所にはいって行ったか、また、あなたがたが、どんなにして偶像を捨てて神に立ち帰り、生けるまことの神に仕えるようになり、 10そして、死人の中からよみがえった神の御子、すなわち、わたしたちをきたるべき怒りから救い出して下さるイエスが、天から下ってこられるのを待つようになったかを、彼ら自身が言いひろめているのである。

🌸 答唱詩編 詩編149 典106 ①③

アレルヤ唱 典272 ㉖

🌸 福音朗読 (マタイ23.13-22)

マタイによる福音 

 13〔そのとき、イエスは言われた。〕律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、天国を閉ざして人々をはいらせない。自分もはいらないし、はいろうとする人をはいらせもしない。 14〔偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈をする。だから、もっときびしいさばきを受けるに違いない。〕 15偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたはひとりの改宗者をつくるために、海と陸とを巡り歩く。そして、つくったなら、彼を自分より倍もひどい地獄の子にする。
 16盲目な案内者たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは言う、『神殿をさして誓うなら、そのままでよいが、神殿の黄金をさして誓うなら、果す責任がある』と。 17愚かな盲目な人たちよ。黄金と、黄金を神聖にする神殿と、どちらが大事なのか。 18また、あなたがたは言う、『祭壇をさして誓うなら、そのままでよいが、その上の供え物をさして誓うなら、果す責任がある』と。 19盲目な人たちよ。供え物と供え物を神聖にする祭壇とどちらが大事なのか。 20祭壇をさして誓う者は、祭壇と、その上にあるすべての物とをさして誓うのである。 21神殿をさして誓う者は、神殿とその中に住んでおられるかたとをさして誓うのである。 22また、天をさして誓う者は、神の御座とその上にすわっておられるかたとをさして誓うのである。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています」(1テサ1:2)。

 批判的になることがいかに容易か、気づいていますか。学校であれ職場であれ、家庭でも、相手を認めるよりも間違いを訂正する方がはるかに簡単なようです。

 神もそのように私たちに語られるのでしょうか。パウロの考えは違いました。テサロニケの信徒に宛てたこの手紙の初めの2章を見てください。パウロは、喜びの挨拶をし、彼らの信仰を認めてほめること以外は何もしていません。始めの挨拶の言葉を見るだけで十分です。「わたしたちは、祈りの度に、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも神に感謝しています。あなたがたが信仰によって働き、愛のために労苦し、また、わたしたちの主イエス・キリストに対する、希望を持って忍耐していることを、わたしたちは絶えず父である神の御前で心に留めているのです」(1テサ1:2-3)

 さて、パウロは幻想を抱きながら務めを果たしていたわけではありません。テサロニケの信徒たちが完璧ではなかったことは承知していました。パウロの手紙を読み進むと、彼らの不道徳や怒りに異議を唱え、結びの言葉では、怠けたり「霊」の火を消したりしてはいけないと警告しています。テサロニケの教会内に罪はありましたが、パウロはまずそこに焦点を当てることはしませんでした。代わりに、最初に彼らをどう励ますかを模索し、神の恵みを証しするものに焦点を当てたのです。確かにパウロは彼らに成長の必要性を見つけしましたが、その成長は神から来ることも分かつていました。パウロの主要な任務は、聖霊が彼らを整えて変え続けることがおできになるように、彼らが救い主から目を逸らさずにいるようにすることでした。

 私たちはテサロニケの兄弟姉妹たちとそれほど違っていません。神は私たちも励まされ、私たちの内でも御自身が働いておられることを私たちに気づかせてくださいます。私たちが自分の罪と、変わる必要に気づくようになると、神の求めに従って自分のまなざしを十字架に向け、もっとイエスのようになるためには神の恵みが必要だと告白するようになります。 今日、まさに今、神は御元にあなたを引き寄せておられます。ですから、神の呼びかけに応え、無条件にあなたを愛してくださる神に走り寄りましよう。神が必要であることを打ち明け、天国に至る道のりを助けてくださるよう願いましょう。神はすでにあなたの内ですばらしい何かを始めておられ、完成まで力を尽くしてくださいます。

 「父よ、私を愛してくださり、感謝いたします。あなたの愛に気づくことであなたへの飢え乾きがさらに増しますように」。

 (『毎日の黙想』聖母の騎士社、2021年8月号)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
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