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教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間第十五土曜日(7/17)

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イエスは皆の病気をいやして、

マタイ12:15
集会祈願

🌸 第一朗読 (出エジプト12.37-42)

 37イスラエルの人々はラメセスからスコトに向けて出発した。一行は、妻子を別にして、壮年男子だけでおよそ六十万人であった。 38そのほか、種々雑多な人々もこれに加わった。羊、牛など、家畜もおびただしい数であった。 39彼らはエジプトから持ち出した練り粉で、酵母を入れないパン菓子を焼いた。練り粉には酵母が入っていなかった。彼らがエジプトから追放されたとき、ぐずぐずしていることはできなかったし、道中の食糧を用意するいとまもなかったからである。
 40イスラエルの人々が、エジプトに住んでいた期間は四百三十年であった。 41四百三十年を経たちょうどその日に、主の部隊は全軍、エジプトの国を出発した。 42その夜、主は、彼らをエジプトの国から導き出すために寝ずの番をされた。それゆえ、イスラエルの人々は代々にわたって、この夜、主のために寝ずの番をするのである。

🌸 答唱詩編 詩編136 典133 ①②

アレルヤ唱 典270 ㊾

🌸 福音朗読 (マタイ12.14-21)

マタイによる福音
 14〔そのとき、〕ファリサイ派の人々は出て行き、どのようにしてイエスを殺そうかと相談した。
15イエスはそれを知って、そこを立ち去られた。大勢の群衆が従った。イエスは皆の病気をいやして、 16御自分のことを言いふらさないようにと戒められた。 17それは、預言者イザヤを通して言われていたことが実現するためであった。
18「見よ、わたしの選んだ僕。
わたしの心に適った愛する者。
この僕にわたしの霊を授ける。
彼は異邦人に正義を知らせる。
19彼は争わず、叫ばず、
その声を聞く者は大通りにはいない。
20正義を勝利に導くまで、
彼は傷ついた葦を折らず、
くすぶる灯心を消さない。
21異邦人は彼の名に望みをかける。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 430年。これはイスラエルの民が約束の地に戻るまで待たなければならなかった期間です。それは15万5千日、372万時間、133億9千万秒以上です。

 このような膨大な期間を理解するのは困難ですが、その時代を生き抜いた人々にとってはいっそう耐え難いものであったに違いありません。何世代もの子供たちが生まれ、成長し、家庭を持ち、神の救いを待ち望みながら死んでいきました。しかも、彼らの多くは奴隸として生涯を過ごしたのです。

 この次、長年の祈りに神が応えてくださるのを待っている自分に気づいたら、このことを心に留めてください。苦難に襲われた時に思い出してください。単調な日常生活で主に希望を置くことを忘れそうになる時に、このことをまず思い出してください。神が自分を忘れてしまわれたのではないかと思い始めたら、これを心に刻み込んでください。私たちが神のなさり方を十分に理解することは決してないでしょう。神がなぜ悪の蔓延を許されるのか、困窮者の叫びに耳を閉ざしておられるかのように見えるのか、私たちは決して把握できないでしょう。これは、私たち自身がイスラエルの民のように困窮者になった時に特に当てはまります。でも、一つだけ私たちに確信できることがあります。神は誠実な方です。神は常に御自分の約束を果たされます。私たちは自分が望む時に約束の実現を目にしないかもしれません。私たちが死んだ後になって実現する約束もあるかもしれません。しかし、すべての約束は神の良いタイミングで神の知恵に従って成就されていきます。

 毎日、神は一つの単純な質問をあなたになさいます。「わたしを信頼するか」。私たちが「はい」とはっきり応えることができる日もあれば、そうするのがずっと困難な日もあります。私たちはもつと多くの証拠やしるしや応答を求めてしまいます。そのような日には、イスラエルの民を思い起こし、彼らの信仰を見習ってください。あなたは独りではありません。あなたに声援を送る数多くの信仰の英雄たちに囲まれています。

 「天のお父様、今日、私があなたを見ることも、あなたの現在を感じることもできなくても、あなたは私へのすべての約束を成就されると私は信頼いたします。」

(『毎日の黙想』、聖母の騎士社、2021年7月号)。

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
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