Generic filters
Exact matches only
Filter by content type
Comments
Attachments

教皇の意向:使命を担い合う (10月)

復活節第三土曜日(5/7)

FacebookTwitterEmailLinePrintFriendly

主よ、あなたは永遠の命の言葉を持っておられます

ヨハネ6:68
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録9.31-42)

 31〔そのころ、〕教会はユダヤ、ガリラヤ、サマリアの全地方で平和を保ち、主を畏れ、聖霊の慰めを受け、基礎が固まって発展し、信者の数が増えていった。
 32ペトロは方々を巡り歩き、リダに住んでいる聖なる者たちのところへも下って行った。 33そしてそこで、中風で八年前から床についていたアイネアという人に会った。 34ペトロが、「アイネア、イエス・キリストがいやしてくださる。起きなさい。自分で床を整えなさい」と言うと、アイネアはすぐ起き上がった。 35リダとシャロンに住む人は皆アイネアを見て、主に立ち帰った。
 36ヤッファにタビタ――訳して言えばドルカス、すなわち「かもしか」――と呼ばれる婦人の弟子がいた。彼女はたくさんの善い行いや施しをしていた。 37ところが、そのころ病気になって死んだので、人々は遺体を清めて階上の部屋に安置した。 38リダはヤッファに近かったので、弟子たちはペトロがリダにいると聞いて、二人の人を送り、「急いでわたしたちのところへ来てください」と頼んだ。 39ペトロはそこをたって、その二人と一緒に出かけた。人々はペトロが到着すると、階上の部屋に案内した。やもめたちは皆そばに寄って来て、泣きながら、ドルカスが一緒にいたときに作ってくれた数々の下着や上着を見せた。 40ペトロが皆を外に出し、ひざまずいて祈り、遺体に向かって、「タビタ、起きなさい」と言うと、彼女は目を開き、ペトロを見て起き上がった。 41ペトロは彼女に手を貸して立たせた。そして、聖なる者たちとやもめたちを呼び、生き返ったタビタを見せた。 42このことはヤッファ中に知れ渡り、多くの人が主を信じた。

🌸 答唱詩編 詩編116 典97①②

アレルヤ唱 典

🌸 福音朗読 (ヨハネ6.60-69)

ヨハネによる福音
 60そのとき、弟子たちの多くの者は〕言った。「実にひどい話だ。だれが、こんな話を聞いていられようか。」 61イエスは、弟子たちがこのことについてつぶやいているのに気づいて言われた。「あなたがたはこのことにつまずくのか。 62それでは、人の子がもといた所に上るのを見るならば……。 63命を与えるのは“霊”である。肉は何の役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、命である。 64しかし、あなたがたのうちには信じない者たちもいる。」イエスは最初から、信じない者たちがだれであるか、また、御自分を裏切る者がだれであるかを知っておられたのである。 65そして、言われた。「こういうわけで、わたしはあなたがたに、『父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない』と言ったのだ。」
 66このために、弟子たちの多くが離れ去り、もはやイエスと共に歩まなくなった。 67そこで、イエスは十二人に、「あなたがたも離れて行きたいか」と言われた。 68シモン・ペトロが答えた。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます。 69あなたこそ神の聖者であると、わたしたちは信じ、また知っています。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「イエスは最初から、信じない者たちがだれであるか、また、御自分を裏切る者がだれであるかを知っておられたのである」(64節)とか「父からお許しがなければ、だれもわたしのもとに来ることはできない」(65節)という言葉は、信じる人と信じない人を神が前もって決めている、という意味ではないでしょう。これらの言葉は、主イエスを信じることは人間の力によるのではなく、神の恵みによるということを強調しているのです。「信じるか信じないかは人間の決断の問題だ」ということと「信仰は神の恵みだ」ということは人間の頭で考えると矛盾しているように思えます。しかし、その両方が真実であることをわたしたちは体験的に知っているのではないでしょうか?

 一日の始まりは、感謝の心で、自分の人生を主に捧げ、主がわたしたちを必要とするところに呼んで奉仕させることができるようにしましょう。ペテロの言葉を自分のものにしましょう。「主よ、わたしたちはだれのところへ行きましょうか。あなたは永遠の命の言葉を持っておられます」(ヨハネ6:68)。主が導いてくださるようになりたいのです。主は、わたしたちの兄弟の中で、その日の喜びの中で、困難の中で、わたしたちを探し、そこでわたしたちと出会おうとしておられます。どうか日々信仰の生活の中で、特にミサを通して、また様々な奉仕を通して、主の復活を信じ、主を発見することに躍起になって生き、さらに主のいのちを受けることができますように、このような恵みを願いたいのです。

FacebookTwitterEmailLinePrintFriendly

御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

コメントする