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教皇の意向:使命を担い合う (10月)

聖ステフャノ殉教者(12月26)

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最後まで耐え忍ぶ者は救われる

マタイ10:22
集会祈願

永遠の愛である神よ、迫害する者のためにゆるしを求めた聖ステフャノを記念して祈ります。聖人の模範にならうわたしたちに、敵をも愛する恵みをお与えください。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

???? 第一朗読 (使徒言行録6.8-10、7.54-60)

 8〔そのころ、〕ステファノは恵みと力に満ち、すばらしい不思議な業としるしを民衆の間で行っていた。 9ところが、キレネとアレクサンドリアの出身者で、いわゆる「解放された奴隷の会堂」に属する人々、またキリキア州とアジア州出身の人々などのある者たちが立ち上がり、ステファノと議論した。 10しかし、彼が知恵と“霊”とによって語るので、歯が立たなかった。 
 54人々はこれを聞いて激しく怒り、ステファノに向かって歯ぎしりした。 55ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、 56「天が開いて、人の子が神の右に立っておられるのが見える」と言った。 57人々は大声で叫びながら耳を手でふさぎ、ステファノ目がけて一斉に襲いかかり、 58都の外に引きずり出して石を投げ始めた。証人たちは、自分の着ている物をサウロという若者の足もとに置いた。 59人々が石を投げつけている間、ステファノは主に呼びかけて、「主イエスよ、わたしの霊をお受けください」と言った。 60それから、ひざまずいて、「主よ、この罪を彼らに負わせないでください」と大声で叫んだ。ステファノはこう言って、眠りについた。

???? 答唱詩編 詩編31 典145 ①③

答 父よ、あなたこそわたしの神、
  わたしのすべてをあなたに。

神よ、あなたのもとにわたしはのがれる。
とこしえに恥を負わせず、
正義によって救ってください。
あなたの手にわたしの霊を委ねる。
神よ、まことの神よ、
わたしをあがなってください。   【答】

神よ、わたしはあなたにより頼む。
あなたこそわたしの神。
あなたの手にわたしの生涯をゆだねる。
わたしの敵から救い出してください。 【答】

アレルヤ唱 典258 (聖ステフャノ殉教者)

アレルヤ、アレルヤ。神の名によって来られる方に賛美。神はわたしたちを照れしてくださる。アレルヤ、アレルヤ。

???? 福音朗読 (マタイ10.17-22)

マタイによる福音
  17〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。」人々を警戒しなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で鞭打たれるからである。 18また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、彼らや異邦人に証しをすることになる。 19引き渡されたときは、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには、言うべきことは教えられる。 20実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。 21兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。 22また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

奉納祈願

すべての人の救いを望まれる神よ、聖ステフャノの殉教を記念してささげるわたしたちの供えものを、み心にかなうものとして受け入れてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

拝領祈願

いつくしみ深い父よ、豊かな恵みを感謝して祈ります。降誕節の喜びのうちに、聖ステフャノの殉教を祝うわたしたちが、救いの恵みを味わうことができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 主の降誕の後で、今日は聖ステファノ殉教者の記念日です。救い主イエス・キリストの誕生と聖ステファノの殉教の間の関係はなんでしょうか。聖ステファノの殉教は神の子の誕生の意味を浮き彫りにするのではないでしょうか。私たちを罪から救って永遠の平和と喜びを与えるため、神の子は肉体を受けて人間と同じ者になりました。イエスは貧しい人々うちに生まれ、真夜中にヘロデの追跡を逃れてエジプトに逃げ出し、多くの苦労を受け、十字架に至るまで自分の命を犠牲にしました。そのすべては私たちのためです。

  「いと高いところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。」十字架によって、天使が告げ知らせた神の栄光と喜びは本当に現されます。聖ステファノはその福音を理解し、イエスの証人として喜んで殉教を受けました。使徒言行録が語るステファノの死は、イエスの苦しみと死のようです。彼の死は平和で寛容なものでした。十字架上のイエスのように、彼は祈っているうちに亡くなりました。「主イエスは、私の霊をお受けください。」ステファノはイエスが神である父に霊を委ねたように救い主イエスにすべてを捧げました。彼もイエスに学んで、自分を殺した人を赦し彼らのために祈りました。それによって、聖ステファノは神の栄光に与ります。私たちが神の栄光に与りたいのなら、聖ステファノのように私たちもイエスの道を歩まなければなりません。(アン神学生による分かち合い)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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