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見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。

マタイ1:23

聖マリアの誕生

集会祈願

 いつくしみ深い神よ、あなたはおとめマリアの誕生を祝福し、救いの芽ばえとしてくださいました。信じる者に恵みを注ぎ、きょう、聖マリアの誕生を祝うわたしたちに平和を与えてください。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

???? 第一朗読 (ミカ5:1-4a)

1エフラタのベツレヘムよ
お前はユダの氏族の中でいと小さき者。
お前の中から、わたしのために
イスラエルを治める者が出る。
彼の出生は古く、永遠の昔にさかのぼる。
2まことに、主は彼らを捨ておかれる
産婦が子を産むときまで。
そのとき、彼の兄弟の残りの者は
イスラエルの子らのもとに帰って来る。
3彼は立って、群れを養う
主の力、神である主の御名の威厳をもって。
彼らは安らかに住まう。
今や、彼は大いなる者となり
その力が地の果てに及ぶからだ。
4彼こそ、まさしく平和である。

(または ローマ8:28-30)
 28〔みなさん、霊が、〕神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。 29神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。 30神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。

???? 答唱詩編 詩編67 典55②③

答 神のみ旨を行うことは、わたしの心の喜び。

諸国の民はあなたをたたえ、
全ての民はあなたを賛美せよう。
全ての国は、喜び歌え。
あなたは民を正しくさばき、
諸国の民を導かれる。 【答】

地は豊かに実り、
神はわたしたちを祝福された。
地の果てに至るまで、神をおそれ敬え。
神はわたしたちを祝福された。【答】

アレルヤ唱 典276(聖マリア誕生)

 アレルヤ、アレルヤ。しあわせなかた、おとめマリア、あなたはあらゆる賛美にふさわしい。正義の太陽であるわたしたちの主キリストはあなたからお生まれになった。アレルヤ、アレルヤ。

???? 福音朗読 (マタイ1:1-16、18-23、または1:18-23)

マタイによる福音

 1アブラハムの子ダビデの子、イエス・キリストの系図。
2アブラハムはイサクをもうけ、イサクはヤコブを、ヤコブはユダとその兄弟たちを、 3ユダはタマルによってペレツとゼラを、ペレツはヘツロンを、ヘツロンはアラムを、 4アラムはアミナダブを、アミナダブはナフションを、ナフションはサルモンを、 5サルモンはラハブによってボアズを、ボアズはルツによってオベドを、オベドはエッサイを、 6エッサイはダビデ王をもうけた。
ダビデはウリヤの妻によってソロモンをもうけ、 7ソロモンはレハブアムを、レハブアムはアビヤを、アビヤはアサを、 8アサはヨシャファトを、ヨシャファトはヨラムを、ヨラムはウジヤを、 9ウジヤはヨタムを、ヨタムはアハズを、アハズはヒゼキヤを、 10ヒゼキヤはマナセを、マナセはアモスを、アモスはヨシヤを、 11ヨシヤは、バビロンへ移住させられたころ、エコンヤとその兄弟たちをもうけた。
12バビロンへ移住させられた後、エコンヤはシャルティエルをもうけ、シャルティエルはゼルバベルを、 13ゼルバベルはアビウドを、アビウドはエリアキムを、エリアキムはアゾルを、 14アゾルはサドクを、サドクはアキムを、アキムはエリウドを、 15エリウドはエレアザルを、エレアザルはマタンを、マタンはヤコブを、 16ヤコブはマリアの夫ヨセフをもうけた。このマリアからメシアと呼ばれるイエスがお生まれになった。
18イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。 19夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。 20このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。 21マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」 22このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった。
23「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。
その名はインマヌエルと呼ばれる。」

奉納祈願

 救いの源である父よ、おとめマリアからお生まれになった御子キリストがわたしたちの罪を取り除き、この供えものをみ心にかなうものとしてくださいますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

拝領祈願

 永遠の神よ、とうとい秘跡に力づけられて祈ります。おとめマリアの誕生を、救いのあけぼのとして祝う教会が喜びに満たされますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 今日、9月8日は聖アリアの誕生の祝日です。教会の暦で誕生が祝われるのは、主イエスと洗礼者ヨハネ、そしてマリアの3人だけです。典礼暦には、マリアに因む祝日がいくつもありますが、マリアの誕生を祝うのは、まさに、神が不思議なはからいによって、救い主の母となる恵みをお与えになったこと、そして、マリアを代表として、罪深い人類にそれほど大きな信頼を寄せられたことによると思います。

 マリアの誕生については、聖書のなかには何も記されていませんが、この日のために選ばれた福音個所は、マタイが記すイエス誕生の場面です。マタイは、ルカと違って、救い主誕生の物語をマリアではなく、ヨセフを中心に描きます。ヨセフは、いいなづけのマリアが男の子を産むという天使の告げの前に一言も発しません。神の救いの計画を沈黙のうちに受容されます。その受諾は、神の計画だけでなく、その受け皿となるマリアを受け入れることを意味します。中心は、自分の思い、打算、都合ではなく、あくまで、神ご自身のご意志です。神がイニシャテイブをお取りになり、人間はその協力者として働くのです。

 マリアの生涯も、まさに、そうした神のご意志の前に、すべてをゆだねる婢としての生涯でした。そのような恵みの器となる方を人類に与えてくださった神をたたえ、感謝と賛美を捧げましょう。

聖マリアの誕生・ミサ典礼(9月8)
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