+13

わたしの家は、祈りの家で

ルカ19:46
集会祈願

???? 第一朗読 (黙示録10.8-11)

 8天から聞こえたあの声が、再びわたしに語りかけて、こう言った。「さあ行って、海と地の上に立っている天使の手にある、開かれた巻物を受け取れ。」 9そこで、天使のところへ行き、「その小さな巻物をください」と言った。すると、天使はわたしに言った。「受け取って、食べてしまえ。それは、あなたの腹には苦いが、口には蜜のように甘い。」 10わたしは、その小さな巻物を天使の手から受け取って、食べてしまった。それは、口には蜜のように甘かったが、食べると、わたしの腹は苦くなった。 11すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。「あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。」

???? 答唱詩編 詩編119 典125 ①②

アレルヤ唱 典272 ㉖

???? 福音朗読 (ルカ19.45-48)

ルカによる福音

 45〔そのとき〕イエスは神殿の境内に入り、そこで商売をしていた人々を追い出し始めて、 46彼らに言われた。「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家でなければならない。』ところが、あなたたちはそれを強盗の巣にした。」47毎日、イエスは境内で教えておられた。祭司長、律法学者、民の指導者たちは、イエスを殺そうと謀ったが、 48どうすることもできなかった。民衆が皆、夢中になってイエスの話に聞き入っていたからである。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 神殿の境内に入ったイエスが、衝撃的な行動に出られたことを、四つの福音書は一様に記している。あの柔和でやさしさに満ちたイエスが、人が変わったように怒りをあらわにされたことを、マルコをはじめ他の福音書は、ルカよりもっと激しい筆致で記します。「イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いしていた人々を追い出し始め、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けをひっくり返された」(マルコ11.15∼17)と。そして、イザヤ預言者の言葉を「わたしの家は、すべての国の人の祈りの家と呼ばれるべきである」と原文に近い形で引用する。

 人々が神殿の境内で売り買いしていたのは、犠牲に捧げる動物(貧しい人は羊や牛の代わりに鳩を捧げた)であり、そのために必要なユダヤのシェケル銀貨に両替していたのが、どうして、それほどのイエスの怒りを招いたのだろうか。

 かつて、エレミヤは神殿に参る人々に向かって、厳しい言葉を浴びせた。人々が神殿で犠牲を捧げながら、その実、掟を守らないばかりか、他の神々をも礼拝するという、不忠実、背信を咎め、「強盗の巣」という言葉まで吐いた。

 イエスが見られたのは、修復がほぼ完了した壮麗な神殿であったが、そこでなされた礼拝は、エレミヤの時代と変わらない、偽善や形式主義に満ちたものだったのだろうか。イザヤが言う、「すべての国の人の祈りの家」には程遠いものだったのだろうか。それでは、はたして、わたしたち教会に集うものの礼拝は、イエスが自らの体をもって実現される「霊と真理による礼拝」(ヨハネ4.24)にあずかるものと言えるだろうか。

年間第三十三金曜日(11月20)
+13
Tagged on:     

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です