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教皇の意向:使命を担い合う (10月)

年間二十四土曜日(9月19)

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良い土地に落ちたのは、… 実を結ぶ人たちである。

ルカ8:15
集会祈願

???? 第一朗読 (1コリント15:35-37、42-47)

 35〔皆さん、あなたがたのうちには、〕死者はどんなふうに復活するのか、どんな体で来るのか、と聞く者がいるかもしれません。 36愚かな人だ。あなたが蒔くものは、死ななければ命を得ないではありませんか。 37あなたが蒔くものは、後でできる体ではなく、麦であれ他の穀物であれ、ただの種粒です。
42死者の復活もこれと同じです。蒔かれるときは朽ちるものでも、朽ちないものに復活し、 43蒔かれるときは卑しいものでも、輝かしいものに復活し、蒔かれるときには弱いものでも、力強いものに復活するのです。 44つまり、自然の命の体が蒔かれて、霊の体が復活するのです。自然の命の体があるのですから、霊の体もあるわけです。 45「最初の人アダムは命のある生き物となった」と書いてありますが、最後のアダムは命を与える霊となったのです。 46最初に霊の体があったのではありません。自然の命の体があり、次いで霊の体があるのです。 47最初の人は土ででき、地に属する者であり、第二の人は天に属する者です。 48土からできた者たちはすべて、土からできたその人に等しく、天に属する者たちはすべて、天に属するその人に等しいのです。 49わたしたちは、土からできたその人の似姿となっているように、天に属するその人の似姿にもなるのです。

???? 答唱詩編 詩編56 典175②③

アレルヤ唱 典272 ㉚

???? 福音朗読 (ルカ8:4-15)

ルカによる福音

 4〔そのとき、〕大勢の群衆が集まり、方々の町から人々がそばに来たので、イエスはたとえを用いてお話しになった。 5「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。 6ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。 7ほかの種は茨の中に落ち、茨も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。 8また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。
 9弟子たちは、このたとえはどんな意味かと尋ねた。 10イエスは言われた。「あなたがたには神の国の秘密を悟ることが許されているが、他の人々にはたとえを用いて話すのだ。それは、
『彼らが見ても見えず、
聞いても理解できない』
ようになるためである。」
 11「このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。 12道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることのないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。 13石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。 14そして、茨の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思い煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟するまでに至らない人たちである。 15良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 種を蒔く人のイメージが目を引きます。彼は寛大な心で働いて、どんな土地にも種を蒔きます。多分多くの人にとっては、彼は経験の浅い農家で、種を浪費していると思われるでしょう。道端や石地ではなくて、良い土地でこそ種は生え出て、よく実を結ぶことができるからです。

 しかし、そのパラドックスの中で、イエスは人々に神の寛大さや望み、神の言葉の力を示したがっていると思います。種は神の言葉です。私たちが神の言葉を受け入れるかどうか、私たちの心がどんな土地かにかかわらず、イエスは私たちの心に種を蒔くことをやめません。種が頑なに受け入れない心に落ちることは神の無駄ではなくて、神の救いのアイデアです。時間がかかっても、神は常に辛抱して、神が蒔いた愛の言葉によって、その頑な心が砕かれて柔らかくされることを待っています。

 神はいつも神の子どもの私たちに忍耐強いのですが、私たちはどうでしょうか?イエスが種をまくイメージを黙想する時、私たちは自分たちの心が開かれることを祈りましょう。そうすれば、イエスが私たちの心にまいた救いの言葉が私たちを変容させるようになります。少しの寛大ささえあれば、神は私たちの人生で不思議を行うでしょう。

細江で中間期をしているアン神学生

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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