7+

ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない。

ルカ4:43
集会祈願

🌸 第一朗読 (一コリント3:1-9)

 1兄弟たち、わたしはあなたがたには、霊の人に対するように語ることができず、肉の人、つまり、キリストとの関係では乳飲み子である人々に対するように語りました。 2わたしはあなたがたに乳を飲ませて、固い食物は与えませんでした。まだ固い物を口にすることができなかったからです。いや、今でもできません。 3相変わらず肉の人だからです。お互いの間にねたみや争いが絶えない以上、あなたがたは肉の人であり、ただの人として歩んでいる、ということになりはしませんか。 4ある人が「わたしはパウロにつく」と言い、他の人が「わたしはアポロに」などと言っているとすれば、あなたがたは、ただの人にすぎないではありませんか。 5アポロとは何者か。また、パウロとは何者か。この二人は、あなたがたを信仰に導くためにそれぞれ主がお与えになった分に応じて仕えた者です。 6わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。 7ですから、大切なのは、植える者でも水を注ぐ者でもなく、成長させてくださる神です。 8植える者と水を注ぐ者とは一つですが、それぞれが働きに応じて自分の報酬を受け取ることになります。 9わたしたちは神のために力を合わせて働く者であり、あなたがたは神の畑、神の建物なのです。

🌸 答唱詩編 詩編33 典46③④

アレルヤ唱 典271 4A

🌸 福音朗読 (ルカ4:38-44)

ルカによる福音

 38イエスは会堂を立ち去り、シモンの家にお入りになった。シモンのしゅうとめが高い熱に苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスに頼んだ。 39イエスが枕もとに立って熱を叱りつけられると、熱は去り、彼女はすぐに起き上がって一同をもてなした。 40日が暮れると、いろいろな病気で苦しむ者を抱えている人が皆、病人たちをイエスのもとに連れて来た。イエスはその一人一人に手を置いていやされた。 41悪霊もわめき立て、「お前は神の子だ」と言いながら、多くの人々から出て行った。イエスは悪霊を戒めて、ものを言うことをお許しにならなかった。悪霊は、イエスをメシアだと知っていたからである。
42朝になると、イエスは人里離れた所へ出て行かれた。群衆はイエスを捜し回ってそのそばまで来ると、自分たちから離れて行かないようにと、しきりに引き止めた。 43しかし、イエスは言われた。「ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない。わたしはそのために遣わされたのだ。」 44そして、ユダヤの諸会堂に行って宣教された。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 宣教に明け暮れるイエスの一日が淡々と描かれているように見えますが、そこには深い意義が隠されています。
 イエスが高熱に苦しむ弟子ペトロのしゅうとめを癒されると、人々は様々な病気に苦しむ人をイエスのもとに連れてきて癒しを願います。イエスはその一人一人に手をおいて癒されます。悪霊につかれた者が、「お前は神の子だ」と叫ぶと、イエスは黙らせて、帰しておやりになります。まさに、休む間もない一日が過ぎますが、それは決して自己顕示や、単なる悩める者へのサービスではなく、だれをも排除されない父なる神の愛を表すという、遣わされたものとしての使命の実現です。
 人々が動きを止めない夜が過ぎ、朝が明け始めると、イエスは一人、「人里離れた所へ出て行かれます」。それは、明らかに祈るため、父との一致の時を確保なさるためです。それでも、それに気づいた群衆はイエスの後を追い、自分たちの要求を満たそうとします。
 しかし、イエスは、ただちにそれに応じようとはされません。それは、何よりも、父なる神の意志を行うことがイエスの日々の糧だからです。「ほかの町にも神の国の福音を告げ知らせなければならない」。生まれ育った故郷だけでなく、顔なじみの人が住む町ばかりでなく、もっと広い世界、イエスを歓迎しようとしない会堂の人々、さらには、イスラエルの人々の世界を超えて福音を告げることがイエスの使命だからです。

年間二十二水曜日(9月2)
7+
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