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わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

マタイ10:22
集会祈願

🌸 第一朗読 (ホセア14:2-10)

ホセアの預言

イスラエルよ、立ち帰れ
あなたの神、主のもとへ。
あなたは咎につまずき、悪の中にいる。
3誓いの言葉を携え
主に立ち帰って言え。
「すべての悪を取り去り
恵みをお与えください。
この唇をもって誓ったことを果たします。
4アッシリアはわたしたちの救いではありません。
わたしたちはもはや軍馬に乗りません。
自分の手が造ったものを
再びわたしたちの神とは呼びません。
親を失った者は
あなたにこそ憐れみを見いだします。」

5わたしは背く彼らをいやし
喜んで彼らを愛する。
まことに、わたしの怒りは彼らを離れ去った。
6露のようにわたしはイスラエルに臨み
彼はゆりのように花咲き
レバノンの杉のように根を張る。
7その若枝は広がり
オリーブのように美しく
レバノンの杉のように香る。
8その陰に宿る人々は再び
麦のように育ち
ぶどうのように花咲く。
彼はレバノンのぶどう酒のようにたたえられる。

9ああエフライム
なおも、わたしを偶像と比べるのか。
彼の求めにこたえ
彼を見守るのはわたしではないか。
わたしは命に満ちた糸杉。
あなたは、わたしによって実を結ぶ。

10知恵ある者はこれらのことをわきまえよ。
わきまえある者はそれを悟れ。
主の道は正しい。
神に従う者はその道に歩み
神に背く者はその道につまずく。

🌸 答唱詩編 詩編51 典7①②

アレルヤ唱 典272㉔ ヨハネ16:13a+14:26d

🌸 福音朗読 (マタイ10:16-23)

マタイによる福音

〔その時、イエスは使徒たちに言われた。〕「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに羊を送り込むようなものだ。だから、蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。 17人々を警戒しなさい。あなたがたは地方法院に引き渡され、会堂で鞭打たれるからである。 18また、わたしのために総督や王の前に引き出されて、彼らや異邦人に証しをすることになる。 19引き渡されたときは、何をどう言おうかと心配してはならない。そのときには、言うべきことは教えられる。 20実は、話すのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる、父の霊である。 21兄弟は兄弟を、父は子を死に追いやり、子は親に反抗して殺すだろう。 22また、わたしの名のために、あなたがたはすべての人に憎まれる。しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。 23一つの町で迫害されたときは、他の町へ逃げて行きなさい。はっきり言っておく。あなたがたがイスラエルの町を回り終わらないうちに、人の子は来る。

奉納祈願

拝領祈願

🌸 分かち合い

 派遣される使徒たちへの戒めの言葉。ほのかな期待が薄れ、厳しい現実を目の前にした切迫した雰囲気が伝わる。福音書が書かれた時代(紀元70年以降)、すでに使徒たちの何人かは殉教の死を遂げ、エルサレムの神殿が破壊され、初代教会が厳しい状況に置かれていたことが背景にあると言われる。

 キリスト者が、「地方法院や会堂」、また、「王や総督の前に引き出される」という言葉から、ユダヤ人からも、異邦人からも厳しい目で見られ、迫害されていた状況が見て取れる。「引き渡す」という動詞は、イエス自身がとらえられ、さばきにかけられた受難物語の中で使われた言葉である。

 そうした状況で弟子たちに求められるのは、まずは、「蛇のように賢く、鳩のように素直」であること。神の国は、決して美しい夢のような世界ではない。醜く、罪深い、ありのままの人間の現実の中で、神の国は発展してゆかなければならない。しかし、神の働きは、人間の無関心や自己中心による消極的な抵抗だけでなく、あからさまな反発、侮辱、攻撃といった積極的な行動にも直面させられる。それに対しては、もはや人間の小賢しさや理屈は無力である。その時、必要な言葉は、「父の霊」「イエスの霊」である聖霊が授けてくださる。人間の心の奥に巣食う、イエスを十字架の死にまで追いやった「悪」の力が働くからである。家族の中にも生じうる、そうした神の働きに逆らう動きに立ち向かう勇気を祈ろう。

年間第十四金曜日(偶数年)
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