2025年7月1日
年間第十三火曜日
福者ペトロ岐部司祭と187殉教者しるしに気づく
イエスの尊き御血にささげられた7月の最初の日の朝。今日の福音の最後の節「いったいこの方はどういう方なのだろう」に注目しましょう。時間をかけて黙想し、日常生活の中で、問題や不安を引き起こすしるしや出来事に気づきましょう。
今月の祈りの意向は、霊的な識別を深めることへの招きです。自分の内なる声に耳を傾けるだけの識別ではなく、イエス・キリストへの信仰に根ざし、聖霊の導きに従う識別です。
この招きに照らして、主の声に耳を傾け、心を開いて働く準備をし、警戒を怠らないようにしてください。「日々ささげる祈り」をささげましょう。さらに識別する力を養い、命への道を選び、キリストと福音から遠ざけるものをすべてを拒むことができるように祈りましょう。
フランス語圏アフリカチーム祈りのなかで見抜く力を研ぎ澄ます
イエスと共に立ち止まって今朝のみことばを思い巡らしましょう。心に響いた部分をふりかえり、主からのさらなる言葉、より深い声を聴くことができますように。
教皇フランシスコは、使徒的勧告『喜びに喜べ(Gaudete et Exsultate)』(2018年4月)の中で、聖霊から来たものか、悪霊から来たものなのかを見分けるには、優れた推理力と常識が必要であると改めて示しています。これは、祈り、ふりかえり、読書、そして良き助言を通して、識別する力が育まれるよう努める一方で、信頼をもって聖霊に求めることができる賜物です。
霊的識別の養成の途上にあるすべての人とのつながりを感じながら、「今月の祈り」をささげましょう…
フランス語圏アフリカチーム一日を振り返る
目覚めてから今まで、心の中で湧き起こった霊的な動きを一つずつふりかえりましょう——あなたとあなたの周りの人々に対する神の御心を知る助けとなったあらゆるしるし(行動、言葉、思考、不完全さ、約束、決意など)を。神の言葉をどのように実践し、どのように神の存在に気づいたか思い出しましょう…そして「ありがとう!」と伝えましょう。
心の影と暗闇の領域——落ち込み、抵抗、疑い、引きこもり、落胆などの場面——で主の存在に気づかなかった面にも目を向けて、主のゆるしを請いましょう。
主の御心へ至る道を示してくださるよう願いましょう。そうすれば、兄弟姉妹に仕える中で、思い、言葉、行いにおいて主に忠実であり続けることができます。あなたの明日、あなたの心配、恐れ、希望、喜びを主にささげましょう。そうすれば、経験するすべてにおいて、主があなたの先頭に立ってくださいます。そして、信頼して「主よ、私の先頭に立ってください」と言いましょう。
「主の祈り」
フランス語圏アフリカチーム
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸