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教皇の意向:女性の役割 (4月)

主の降誕第五日(12月29)

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シメオンは正しい人で信仰があつく、聖霊が彼にとどまっていた

ルカ2:25
集会祈願

???? 第一朗読 (一ヨハネ2.3-11)

 3〔愛する皆さん、〕わたしたちは、神の掟を守るなら、それによって、神を知っていることが分かります。 4「神を知っている」と言いながら、神の掟を守らない者は、偽り者で、その人の内には真理はありません。 5しかし、神の言葉を守るなら、まことにその人の内には神の愛が実現しています。これによって、わたしたちが神の内にいることが分かります。 6神の内にいつもいると言う人は、イエスが歩まれたように自らも歩まなければなりません。7愛する者たち、わたしがあなたがたに書いているのは、新しい掟ではなく、あなたがたが初めから受けていた古い掟です。この古い掟とは、あなたがたが既に聞いたことのある言葉です。 8しかし、わたしは新しい掟として書いています。そのことは、イエスにとってもあなたがたにとっても真実です。闇が去って、既にまことの光が輝いているからです。 9「光の中にいる」と言いながら、兄弟を憎む者は、今もなお闇の中にいます。 10兄弟を愛する人は、いつも光の中におり、その人にはつまずきがありません。 11しかし、兄弟を憎む者は闇の中におり、闇の中を歩み、自分がどこへ行くかを知りません。闇がこの人の目を見えなくしたからです。

???? 答唱詩編 詩編96 典148 ①②

アレルヤ唱 典258 (主の奉献)

???? 福音朗読 (ルカ2.22-35)

ルカによる福音
 22モーセの律法に定められた彼らの清めの期間が過ぎたとき、両親はその子を主に献げるため、エルサレムに連れて行った。 23それは主の律法に、「初めて生まれる男子は皆、主のために聖別される」と書いてあるからである。 24また、主の律法に言われているとおりに、山鳩一つがいか、家鳩の雛二羽をいけにえとして献げるためであった。25そのとき、エルサレムにシメオンという人がいた。この人は正しい人で信仰があつく、イスラエルの慰められるのを待ち望み、聖霊が彼にとどまっていた。 26そして、主が遣わすメシアに会うまでは決して死なない、とのお告げを聖霊から受けていた。 27シメオンが“霊”に導かれて神殿の境内に入って来たとき、両親は、幼子のために律法の規定どおりにいけにえを献げようとして、イエスを連れて来た。 28シメオンは幼子を腕に抱き、神をたたえて言った。29「主よ、今こそあなたは、お言葉どおりこの僕を安らかに去らせてくださいます。30わたしはこの目であなたの救いを見たからです。31これは万民のために整えてくださった救いで、32異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。」33父と母は、幼子についてこのように言われたことに驚いていた。 34シメオンは彼らを祝福し、母親のマリアに言った。「御覧なさい。この子は、イスラエルの多くの人を倒したり立ち上がらせたりするためにと定められ、また、反対を受けるしるしとして定められています。 35――あなた自身も剣で心を刺し貫かれます――多くの人の心にある思いがあらわにされるためです。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 聖家族の祝日にも読まれた、幼児イエスが神殿に捧げられた時のことを記す福音。メシアの到来を信仰のうちに待ち望んでいた老シメオンは、聖霊に導かれ、幼児を一目見るや、これぞ救い主と認めた。
 シメオンが喜びのうちに歌った賛歌の結びに、「これは万民のために整えてくださった救い、異邦人を照らす啓示の光、あなたの民の誉れ」とある。幼児は、待ち焦がれたイスラエルの民の期待に応えるもの、同時に、異邦人にも神の啓示の光を照らす存在、すなわち、万民の救いである方。そんな方が、今、目の前に、幼児のうちにおられると悟るとは、何と鋭い洞察だろう。それこそ信仰だろうか。
 その光は、たとえ小さくても、今や吹き消すことのできない光として闇の中に輝いている。ただ、光を見ることができるのは、光に自らを開く人だけ。自分から心を閉ざす人は、光を見ることができない。
 ヨハネの手紙の著者は言う、「すでにまことの光が輝いている」が、「兄弟を憎む者は、今なお闇の中にいる」と。また、「兄弟を愛する人は、いつも光の中におり、その人にはつまずきがありません」と。光を受け入れることは、頭の中、知的なことではなく、人間全体にかかわること。心の目が開かれ、人間全体が愛に満たされるためには、光を受け入れ、光に照らされなければならない。この真理を悟り、それを生きる恵みを祈ろう。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
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