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教皇の意向:使命を担い合う (10月)

待降節第二金曜日(12月11)

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知恵の正しさは、その働きによって証明される

マタイ11:19
集会祈願

???? 第一朗読 (イザヤ48.17-19)

 17イスラエルの聖なる神あなたを贖う主はこう言われる。わたしは主、あなたの神わたしはあなたを教えて力をもたせあなたを導いて道を行かせる。18わたしの戒めに耳を傾けるならあなたの平和は大河のように恵みは海の波のようになる。19あなたの子孫は砂のようにあなたから出る子らは砂の粒のように増えその名はわたしの前から断たれることも、滅ぼされることもない。

???? 答唱詩編 詩編1 典153

アレルヤ唱 典256 ⑬

???? 福音朗読 (マタイ11.16-19)

マタイのよる福音
 16〔そのとき、イエスは人々に言われた。〕今の時代を何にたとえたらよいか。広場に座って、ほかの者にこう呼びかけている子供たちに似ている。17『笛を吹いたのに、踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、悲しんでくれなかった。』18ヨハネが来て、食べも飲みもしないでいると、『あれは悪霊に取りつかれている』と言い、 19人の子が来て、飲み食いすると、『見ろ、大食漢で大酒飲みだ。徴税人や罪人の仲間だ』と言う。しかし、知恵の正しさは、その働きによって証明される。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 今日の福音書は洗礼者ヨハネの生き方と主イエスの生き方を紹介してくださいます。この二つの生き方は両方ともその時代の多くの人々によって受け入れられませんでした。洗礼者ヨハネは砂漠で暮らし、人々に悔い改めのメッセージを伝えたために特別で厳しい生活を生きました。主イエスの方は、全人類を救うためにこの世に来て、人々特に貧しい人や病気の人、また罪人に近寄って、彼らと共に生活していました。

 現在の社会の中にも様々な生き方があると思います。それらを受け入れるかどうか、私たちは日々生活の中で、識別して生きている必要があると思います。文句ではなく、批判ではなく、受け入れることは大切です。ヨハネによって、主イエスによって、神様は私たちに良い生き方を示してくださいます。もちろん、主イエスの生き方は一番模範的な生き方だと思います。

 皆さん、皆さんは主イエスの生き方を受けていらっしゃると思います。ただし、主イエスのように、すなわちすべての人々、特に貧しい人や病気の人、また困っている人や弱い人などを受け入れることができるように、まず自分は悔い改める必要があると思います。だから、主イエス・キリストの誕生を迎えるための四週間の待降節があって、待降節第一主日の朗読は私たちに悔い改めを呼びかけたわけです。

 さて、「悔い改め」とはどういうことでしょうか。ある方は「今まで失敗があったりすると、しきりに人のせいにしていたが、自分のせいにするようになった」とおっしゃいました。これは良いことです。なぜなら、人間は傲慢だからです。傲慢の人間の特徴はいつも自分は正しいと思い込んでいることです。他の人々を受け入れないということです。でも、神様を信じるようになると、いかに自分が罪人で、至らない者だということに気づきます。

 神の前に悔い改めるということは、本来もっとダイナミックなもので、自分が根本から変わってしまう、心の変身がもたらさせるものだと思います。自分へのこだわりを捨て、心を空にし、神様と人を大きく受け入れる者に変身することです。また人との関わりに積極的に、おおらかに、新しい人間に変身することです。

 主イエス・キリストの誕生を迎え、悔い改めて神様が示してくださった生き方と人々を大きく受け入れることができるという恵みをお願いしたいと思います。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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