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教皇の意向:使命を担い合う (10月)

年間第三十水曜日(10/27)

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狭い戸口から入るように努めなさい

ルカ13:24
集会祈願

🌸 第一朗読 (ローマ8.26-30)

26 〔皆さん、霊は〕弱いわたしたちを助けてくださいます。わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、“霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって執り成してくださるからです。 27人の心を見抜く方は、“霊”の思いが何であるかを知っておられます。“霊”は、神の御心に従って、聖なる者たちのために執り成してくださるからです。 28神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。 29神は前もって知っておられた者たちを、御子の姿に似たものにしようとあらかじめ定められました。それは、御子が多くの兄弟の中で長子となられるためです。 30神はあらかじめ定められた者たちを召し出し、召し出した者たちを義とし、義とされた者たちに栄光をお与えになったのです。

🌸 答唱詩編 詩編67 典55 ①②

アレルヤ唱 典271 ⑥

🌸 福音朗読 (ルカ13.22-30)

ルカによる福音
 22〔そのとき、〕イエスは町や村を巡って教えながら、エルサレムへ向かって進んでおられた。 23すると、「主よ、救われる者は少ないのでしょうか」と言う人がいた。イエスは一同に言われた。 24「狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。 25家の主人が立ち上がって、戸を閉めてしまってからでは、あなたがたが外に立って戸をたたき、『御主人様、開けてください』と言っても、『お前たちがどこの者か知らない』という答えが返ってくるだけである。 26そのとき、あなたがたは、『御一緒に食べたり飲んだりしましたし、また、わたしたちの広場でお教えを受けたのです』と言いだすだろう。 27しかし主人は、『お前たちがどこの者か知らない。不義を行う者ども、皆わたしから立ち去れ』と言うだろう。 28あなたがたは、アブラハム、イサク、ヤコブやすべての預言者たちが神の国に入っているのに、自分は外に投げ出されることになり、そこで泣きわめいて歯ぎしりする。 29そして人々は、東から西から、また南から北から来て、神の国で宴会の席に着く。 30そこでは、後の人で先になる者があり、先の人で後になる者もある。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「狭い戸口から入るように努めなさい。」その戸口はどこにあるでしょうか。戸口とは何でしょうか。戸口とは誰でしょうか。主イエスご自身がその戸口です。ヨハネによる福音書の中で主イエスは言われています。「わたしは門である」(ヨハネ10:9)。主イエスは御父との交わりへと私たちを導いてくださいます。そこに私たちは、愛と思いやりと保護を見出すのです。

 それでは、なぜその戸口は狭いということでしょうか。戸口が狭いのは、通りにくくするためではなく、自分のうぬぼれや恐れを抑え、制限するためです。それにより私たちは、自分が主イエスの赦しを必要とする罪びとであることを認め、謙遜さと信頼する心をもって主イエスに向けて自らを開け放つことができるのです。私たちを尊大にするうぬぼれを抑えるために狭くなっているのです。神のいつくしみの戸口は狭いものですが、いつでも、すべての人に開かれています。

 今日主イエスは、私たちがご自分のもとに来て、豊かで、和解のある、幸せな、命の戸口を通るよう、再度強く招いています。私たちはどんな人であっても、どんな罪を犯そうとも、主イエスは私たち一人ひとりを待っておられ、私たちを抱きしめ、赦しと命を与えてくださいます。

 主は私たちに、救ってくださる機会、救いの戸口から入る機会を数多く与えてくださいます。この戸口は、決して無駄にしてはならない機会です。どうか、この戸口を通り、広く開かれた道に入るよう、主が与えてくださった機会をしっかりと受け止められるよう、天の門である乙女マリアに助けを願い求めましょう。

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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