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教皇の意向:病者への司牧的ケア (7月)

年間第四月曜日(1/29)

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主があなたを憐れんでくださったことをことごとく知らせなさい。

マルコ5:19
集会祈願

🌸 第一朗読 (サムエル下15.13-14、30、16.5-13a)

13〔その日、〕イスラエル人の心はアブサロムに移っているという知らせが、ダビデに届いた。 14ダビデは、自分と共にエルサレムにいる家臣全員に言った。「直ちに逃れよう。アブサロムを避けられなくなってはいけない。我々が急がなければ、アブサロムがすぐに我々に追いつき、危害を与え、この都を剣にかけるだろう。」 
30ダビデは頭を覆い、はだしでオリーブ山の坂道を泣きながら上って行った。同行した兵士たちも皆、それぞれ頭を覆い、泣きながら上って行った。
 5ダビデ王がバフリムにさしかかると、そこからサウル家の一族の出で、ゲラの子、名をシムイという男が呪いながら出て来て、 6兵士、勇士が王の左右をすべて固めているにもかかわらず、ダビデ自身とダビデ王の家臣たち皆に石を投げつけた。 7シムイは呪ってこう言った。「出て行け、出て行け。流血の罪を犯した男、ならず者。 8サウル家のすべての血を流して王位を奪ったお前に、主は報復なさる。主がお前の息子アブサロムに王位を渡されたのだ。お前は災難を受けている。お前が流血の罪を犯した男だからだ。」
 9ツェルヤの子アビシャイが王に言った。「なぜあの死んだ犬に主君、王を呪わせておかれるのですか。行かせてください。首を切り落としてやります。」 10王は言った。「ツェルヤの息子たちよ、ほうっておいてくれ。主がダビデを呪えとお命じになったのであの男は呪っているのだろうから、『どうしてそんなことをするのか』と誰が言えよう。」 11ダビデは更にアビシャイと家臣の全員に言った。「わたしの身から出た子がわたしの命をねらっている。ましてこれはベニヤミン人だ。勝手にさせておけ。主の御命令で呪っているのだ。 12主がわたしの苦しみを御覧になり、今日の彼の呪いに代えて幸いを返してくださるかもしれない。」
13ダビデと一行は道を進んだ。

🌸 答唱詩編 詩編56 典175 ①③

アレルヤ唱 典271 ⑭

🌸 福音朗読 (マルコ5.1-20)

マルコによる福音
 1〔その時、イエスと弟子たちは、〕湖の向こう岸にあるゲラサ人の地方に着いた。 2イエスが舟から上がられるとすぐに、汚れた霊に取りつかれた人が墓場からやって来た。 3この人は墓場を住まいとしており、もはやだれも、鎖を用いてさえつなぎとめておくことはできなかった。 4これまでにも度々足枷や鎖で縛られたが、鎖は引きちぎり足枷は砕いてしまい、だれも彼を縛っておくことはできなかったのである。 5彼は昼も夜も墓場や山で叫んだり、石で自分を打ちたたいたりしていた。 6イエスを遠くから見ると、走り寄ってひれ伏し、 7大声で叫んだ。「いと高き神の子イエス、かまわないでくれ。後生だから、苦しめないでほしい。」 8イエスが、「汚れた霊、この人から出て行け」と言われたからである。 9そこで、イエスが、「名は何というのか」とお尋ねになると、「名はレギオン。大勢だから」と言った。 10そして、自分たちをこの地方から追い出さないようにと、イエスにしきりに願った。 11ところで、その辺りの山で豚の大群がえさをあさっていた。 12汚れた霊どもはイエスに、「豚の中に送り込み、乗り移らせてくれ」と願った。 13イエスがお許しになったので、汚れた霊どもは出て、豚の中に入った。すると、二千匹ほどの豚の群れが崖を下って湖になだれ込み、湖の中で次々とおぼれ死んだ。 14豚飼いたちは逃げ出し、町や村にこのことを知らせた。人々は何が起こったのかと見に来た。 15彼らはイエスのところに来ると、レギオンに取りつかれていた人が服を着、正気になって座っているのを見て、恐ろしくなった。 16成り行きを見ていた人たちは、悪霊に取りつかれた人の身に起こったことと豚のことを人々に語った。 17そこで、人々はイエスにその地方から出て行ってもらいたいと言いだした。 18イエスが舟に乗られると、悪霊に取りつかれていた人が、一緒に行きたいと願った。 19イエスはそれを許さないで、こう言われた。「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい。」 20その人は立ち去り、イエスが自分にしてくださったことをことごとくデカポリス地方に言い広め始めた。人々は皆驚いた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

汚れた霊につかれた人が癒される話。マルコ福音書の冒頭に、汚れた霊につかれた人の話があったが、今日の個所では、より詳しく劇的に描かれている。人が住むこともない、墓場に住み、狂暴で、足枷や鎖で縛っても引きちぎり、だれもつなぎとめることができなかったとある。しかも、イエスのことをいち早く察知し、「いと高き神の子、イエス、かまわないでくれ、後生だから、苦しめないでくれ」と大声で叫ぶ。イエスは、一言、「汚れた霊、この人から出て行け」と言われる。悪霊が名乗る「レギオン」は、6000人からなるローマの軍隊のことで、圧倒的な力をもつものの象徴と考えられていた。
注目すべき点は、これが、ユダヤ人の世界ではなく、異邦人の世界で起きたことである。霊がイエスに「豚の中に送り込み、乗り移らせてくれ」と頼むと、霊が乗り移った豚はなだれを打って崖を下り、湖に落ちて死ぬ。ユダヤ人にとって、豚は汚れた動物で、彼らは豚には一切かかわらなかった。マルコがそうした地方での出来事をあえて記すのは、異邦人の世界にも、霊に苦しめられている人がおり、ユダヤ人以上に悲惨な目に合う人々にイエスが憐れみをかけられたことを示しているのではないか。
そうしてもう一点、癒された男が、イエスに同行したいと願うと、イエスは「自分の家に帰りなさい。そして身内の人に、主があなたを憐れみ、あなたにしてくださったことをことごとく知らせなさい」と言われる。イエスが、悪霊に憑かれた人を解放されただけでなく、福音を宣べ伝える最初の異邦人とされたことも注目すべき点ではないか。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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