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善を求めよ、悪を求めるな

お前たちが生きることができるために。

アモス5:14

福者ペトロ岐部司祭と187殉教者 記念日

集会祈願

🌸 第一朗読 (アモス5:14-15、21-24)

アモスの預言

14善を求めよ、悪を求めるな
お前たちが生きることができるために。
そうすれば、お前たちが言うように
万軍の神なる主は
お前たちと共にいてくださるだろう。
15悪を憎み、善を愛せよ
また、町の門で正義を貫け。
あるいは、万軍の神なる主が
ヨセフの残りの者を
憐れんでくださることもあろう。

21わたしはお前たちの祭りを憎み、退ける。
祭りの献げ物の香りも喜ばない。
22たとえ、焼き尽くす献げ物をわたしにささげても
穀物の献げ物をささげても
わたしは受け入れず
肥えた動物の献げ物も顧みない。
23お前たちの騒がしい歌をわたしから遠ざけよ。
竪琴の音もわたしは聞かない。
24正義を洪水のように
恵みの業を大河のように
尽きることなく流れさせよ。

🌸 答唱詩編 詩編50 典171①②

アレルヤ唱 典271⑱

🌸 福音朗読 (マタイ8:28-34)

マタイによる福音

〔その時、〕イエスが向こう岸のガダラ人の地方に着かれると、悪霊に取りつかれた者が二人、墓場から出てイエスのところにやって来た。二人は非常に狂暴で、だれもその辺りの道を通れないほどであった。 29突然、彼らは叫んだ。「神の子、かまわないでくれ。まだ、その時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」 30はるかかなたで多くの豚の群れがえさをあさっていた。 31そこで、悪霊どもはイエスに、「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」と願った。 32イエスが、「行け」と言われると、悪霊どもは二人から出て、豚の中に入った。すると、豚の群れはみな崖を下って湖になだれ込み、水の中で死んだ。 33豚飼いたちは逃げ出し、町に行って、悪霊に取りつかれた者のことなど一切を知らせた。 34すると、町中の者がイエスに会おうとしてやって来た。そして、イエスを見ると、その地方から出て行ってもらいたいと言った。

奉納祈願

拝領祈願

🌸 分かち合い

 福音の中にはあまり聞きたくない、思い出したくもない、不可解な物語もある。今日の話も、その一つかもしれない。
 「湖の向こう岸」と言えば、ユダヤ人ではなく異邦人の土地だろう。イエスはそこへ敢えて足を運ぶ。そこで出会ったのは、「非常に狂暴」で、だれも「その辺りの道を通れない」ような「悪霊に取りつかれた二人の男」。
 彼らは、普通の人間は持ちえないような知力を持ち、イエスを見抜いて叫ぶ、「神の子、かまわないでくれ。まだ、そのときではないのにここに来て、われわれを苦しめるのか」と。そして、イエスは、彼らの願いを聞き入れ、「行け」と言うと、悪霊は近くにいた豚の群れに入り、「豚の群れはみな崖を下って湖になだれ込み、水の中で死んだ」とマタイは記す。
 この話を読むたびに思う。イエスはどうして、豚飼いに多大な損害を与えることになった、そんな業をされたのだろうかと。あまりに衝撃的な豚の話に気を取られ、悪霊に取りつかれた男たちが味わってきた苦しみ、悲しみ、孤独、そうした悲惨への思いがマヒしてしまうからだろうか。わたしたちのまわりにも、様々な理由で、行動の自由を奪われ、人々から特別な目で見られ、生きていることを重荷としか思えない人々がおられる。
 イエスは、そのような人々に近づき、寄り添い、彼らの自由と喜びの回復を望まれた。それが、どれほど大きな代償を払うことになろうとも。イエスご自身、わたしたちが自由になり、神の命に与るため、自らを人々の手に渡される、という何よりも高い代償を払ってくださったことを思い起こそう。

年間第十三水曜日(偶数年)
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