2025年11月18日
年間第三十三火曜日
失われたものを救う
この新たな一日を与えてくださった主に感謝します。御心にゆだね、主がくださる恵みを受け入れましょう。御言葉に耳を傾けましょう。「今日、救いがこの家に訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」(ルカ19.1-10)
「イエスは心を閉ざした状態の人をそのまま放っておかれません。いつも、そこに新しいいのちの道を開かれます。外見ではなく、心の奥をご覧になります。」(教皇フランシスコ)
主よ、私もあなたのまなざしをいただいて、絶望の中で道を見失っている人々を受け止めることができますように。
「日々ささげる祈り」を彼らのために唱えましょう。
一息ついて
主を見つめ、自殺の思いに駆られる人々の傷ついた心に御手を置いてくださるよう、祈りましょう。
どうか彼らが必要とする心理的・霊的な支えを与え、心の傷と霊的な傷を癒すことができますように。彼らが人生の美しさに心を開き、それを神からの尊い贈り物として認め、苦しみのただ中であっても希望を新たにし、意味を見出せますように。アーメン。
「今月の祈り」をささげて午後を過ごしましょう。
あなたの宝はどこにありますか
目を凝らし、今日受け取った贈り物に気づき、感謝するひとときを持ちましょう。
あなたの宝とは何ですか? どのような祝福を受けましたか? 心の中を見つめてください。何があなたの注意を引きますか? 何に興味がありますか?
自分の行いは、自分を中心にしているのか、それともイエスと兄弟姉妹を中心にしているのか、気づくようになりましょう。あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるのです。
本当の豊かさに目を向けないで、気晴らしや価値のないことを優先してしまったなら、主にゆるしを願いましょう。
明日は、本当に大切なことに力を注ぐと、心に決めましょう。
「アヴェ・マリアの祈り」を唱えましょう。
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
自殺の誘惑にさらされている人々が、地域社会での必要な支援やケアを受け、愛に触れて、人生の美しさに心を開くことができますように。
主イエスよ、あなたは疲れた者、重荷を負う者がご自分のもとに集い、聖心のうちに憩うよう招いてくださいます。
私たちは今月、闇と絶望のうちに暮らすすべての人、特に自らいのちを絶とうと苦しんでいる人々のために祈ります。
この方々がいつも自分を受け入れ、耳を傾け、寄り添ってくれる共同体に出会うことができますように。私たちすべてに慰めと支えを与えることのできる、思いやりに満ちた心をお与えください。必要な専門的助けも惜しまず用いることができますように。
私たちが、相手を尊重し、優しさをもって寄り添いながら、傷を癒し、絆を築き、希望の地平を開く助けとなりますように。
共に、いのちは神からの賜物であり、苦しみや痛みの中にもなお美しさと意味があることを、あらためて見いだすことができますように。
主よ、あなたに従う者もまた、希望のない悲しみに陥る可能性のあることを、私たちはよく知っています。
どうかいつもあなたの愛を感じさせてください。
それによって私たちが、すぐそばにおられるあなたに支えられ、
私たちの手を取って導き、あなたが与えてくださるいのちへの信頼を新たにしてくださる御父の無限の愛を悟り、これをすべての人に告げ知らせることができますように。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。