2025年12月29日
主の降誕第五日
神は誠実です
「主よ、今こそあなたは、お言葉どおり、この僕を安らかに去らせてくださいます。わたしはこの目であなたの救いを見たからです。これは万民のために整えてくださった救いで、異邦人を照らす啓示の光、あなたの民イスラエルの誉れです。」(ルカ2:22-35)
この素晴らしい祈りは私たちとともにあり、神は誠実であり、その約束を守ってくださることを思い出させてくれます。
たとえすべてが暗く困難に見えるときでも、常に主を信頼するよう助けを求めましょう。主はすでに私たちを救い、光でその闇を照らしてくださっています。
戦地に住む兄弟姉妹たちを、主の御手にゆだねます。「日々ささげる祈り」を通して、彼らに今日、主の光と平和をお与えください。
(イタリア青年チーム)
証人
主のために時間を確保しましょう。
「シメオンは、イスラエルと異邦人の救い主との出会いを、その目で見、その存在を認識して他の人々に伝えることができる人々の喜びを歌っています。彼は、賜物として受け、他の人々に伝える信仰の証人であり、決して失望させない希望の証人であり、人の心を喜びと平安で満たす神の愛の証人なのです。」(教皇フランシスコ)
シメオンは、耳を傾け、心を開く人になることを教えてくれます。このようにして初めて、主と出会うとは思ってもいなかった場所で、見過ごされた姿で私たちに近づいてこられる時、主を認識することができるのです。
教皇の祈りの意向のために、「今月の祈り」をささげましょう。
(イタリア青年チーム)
主とともに
主が与えてくださったこの一日、そして、私を導き、共にいてくださる主の愛に感謝します。
今日、救い主イエスが私の人生に現れてくださった恵みの時を思い返してみましょう。
私が主の誠実な証人となることができず、主に喜びと平和をもたらすどころか、自分の問題や不満を優先してしまう時をおゆるしください。
私がいつも正直であるよう導いてください。そうすれば、私を通して兄弟姉妹たちが、主に出会えます。
「主の祈り」
(イタリア青年チーム)
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
紛争地域のキリスト者
戦争や紛争が起きている地域、特に中東で暮らすキリスト者が、平和、和解、希望の種となることができますように。
戦争あるいは紛争が続く地域、特に中東に暮らすキリスト者が、平和と和解、そして希望の種子となることができるように祈りましょう。
御独り子の血によって世をご自分と和解なさった平和の源である神よ、
きょう、私たちは戦争と暴力のただ中で暮らすキリスト者のために祈ります。
痛みに囲まれているときも、慈しみ深いあなたが共にあり、また信仰を同じくする兄弟姉妹の祈りを感じずにいることがありませんように。
なぜなら、兄弟姉妹との絆に強められ、あなたの支えによってのみ、彼らは和解の種子、また、小さな仕方でも大きな仕方でも希望を築く者となり、さらには、赦し、前進し、分断を癒し、また、憐みをもって正義を求めることのできる者となれるからです。
平和のために働く者を幸いと呼ばれた主イエスよ、
調和のうちに生きることが不可能と思えるところにおいても、私たちをあなたの平和の道具としてください。
もっとも暗い時における希望の源である聖霊よ、苦しむ人々の信仰を支え、彼らの希望を強めてください。私たちを無関心に陥らせず、イエスのように一致を築く者としてください。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、
あなたがともにいてくださることを
わたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を
御子イエスのみ心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのためにささげ、
ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに
参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる
兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、働きと苦しみ、
わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手にゆだねます。
聖母マリアとともに、
教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしのきょう一日をおささげします。
アーメン。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。