2025年11月19日
年間第三十三水曜日
リスクを取る
この新たな一日を、イエスと共に奉仕し協力する喜びをもって始めましょう。御言葉に耳を傾けましょう。「持っている人は、更に与えられるが、持っていない人は、持っているものまでも取り上げられる。」(ルカ19:11-28)
主は、リスクを取り、すべての行いにおいて惜しみなく自分をささげるよう招いています。大きく夢を抱き、確かな思いで行動できるよう、主に助けを願いましょう。安寧や不安、恐れに埋もれることがありませんように。
「日々ささげる祈り」を唱えましょう。恐れや不信に圧倒されている人々が、主の御心に近づくことで平安を見出せますよう祈りましょう。
主よ、お聞きください
一日の途中で、慰めとあらゆる希望の源である主の前で立ち止まりましょう。この世の希望と喜びを失った人々のために、主が父なる神のもとで、彼らのために取り次いでくださるよう願いましょう。彼らが悲しみや虚しさから救い出されますようにと祈りましょう。
そして、自分自身のためにも祈りましょう。
尊厳や生きる目的を見失った人々の手を取ることができるよう、主があなたを助けてくださいますように。人々が父なる神の慈愛に満ちた御心を知り、本当の使命と、より愛に満ちた世界を築く道を見出せますように。アーメン。
「今月の祈り」の言葉を心に響かせながら、午後の活動に戻りましょう。
海へと漕ぎ出しましょう
今日一日をふり返り、特に心が生き生きとした瞬間に感謝しましょう。心の海へと漕ぎ出してください。今日、恐れを感じたのはどんな時でしたか? その時、どんな思いが浮かびましたか?
恐れは人を閉ざし、時には暴力へと向かわせます。その時には、どのように反応しますか?
神に祈りましょう。愛によって恐れを癒し、互いを敵や競争相手ではなく、同じ父なる神の子として、兄弟姉妹として見つめ、接することができますように。
明日のために、決意を一つ書き留めましょう。
「主の祈り」を唱えましょう。
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
自殺の誘惑にさらされている人々が、地域社会での必要な支援やケアを受け、愛に触れて、人生の美しさに心を開くことができますように。
主イエスよ、あなたは疲れた者、重荷を負う者がご自分のもとに集い、聖心のうちに憩うよう招いてくださいます。
私たちは今月、闇と絶望のうちに暮らすすべての人、特に自らいのちを絶とうと苦しんでいる人々のために祈ります。
この方々がいつも自分を受け入れ、耳を傾け、寄り添ってくれる共同体に出会うことができますように。私たちすべてに慰めと支えを与えることのできる、思いやりに満ちた心をお与えください。必要な専門的助けも惜しまず用いることができますように。
私たちが、相手を尊重し、優しさをもって寄り添いながら、傷を癒し、絆を築き、希望の地平を開く助けとなりますように。
共に、いのちは神からの賜物であり、苦しみや痛みの中にもなお美しさと意味があることを、あらためて見いだすことができますように。
主よ、あなたに従う者もまた、希望のない悲しみに陥る可能性のあることを、私たちはよく知っています。
どうかいつもあなたの愛を感じさせてください。
それによって私たちが、すぐそばにおられるあなたに支えられ、
私たちの手を取って導き、あなたが与えてくださるいのちへの信頼を新たにしてくださる御父の無限の愛を悟り、これをすべての人に告げ知らせることができますように。
アーメン。
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🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。