2025年12月6日
待降節第一土曜日
無償の愛
今日を与えてくださる主を賛美します。
福音の一節が助けになります。「ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」(マタイ10:8)
主から受けた愛によって強められ、たとえ弱さの中にあっても、愛されていることを感じています。どうか、見返りを求めずに人を愛する自由をお与えください。
紛争の中で暮らすキリスト者たちを、主にゆだねます。彼らが、無償の愛の福音の証人となり、癒やし、慰め、奉仕の心を持つことができますように。弱さの中で、主のいつくしみの力を現し、主の臨在の生き生きとしたしるしとなれますように。
天の母マリアの執り成しを願い、共に「日々ささげる祈り」を唱えます。
(イタリア青年チーム)
言葉を武装解除する
立ち止まりましょう。
「コミュニケーションにおいて、あらゆる偏見や怨恨、狂信、憎悪をなくし、攻撃性から解放されましょう。…言葉を武装解除すれば、世界も武装解除に貢献できるのです。」(レオ14世)
対立が人を引き離そうとする時、素朴で謙虚な友愛は生きた預言となります。耳を傾ける、分かち合う、仕える、平和の言葉を使う、日常のこうした小さな行いは、福音を力強く証しします。
主よ、迫害されているキリスト者たちと連帯し、自分の体の一部として彼らを感じられるようにしてください。支え合い、互いの十字架を背負いながら歩む喜びをお与えください。
「今月の祈り」をささげましょう。
(イタリア青年チーム)
解決
主よ、疲れた心で、しかしこの一日を感謝しながらあなたの元に戻ってきました。人に思いやりを向けることができた瞬間に感謝します。
かたくなになってしまったことや、気づかずにいたことをおゆるしください。
戦争をその目で見ながら、それでも平和を選んだキリスト者をお守りください。
明日、希望の福音に忠実に仕えるために、勇気と優しさをお与えください。
「主の祈り」
(イタリア青年チーム)
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
紛争地域のキリスト者
戦争や紛争が起きている地域、特に中東で暮らすキリスト者が、平和、和解、希望の種となることができますように。
戦争あるいは紛争が続く地域、特に中東に暮らすキリスト者が、平和と和解、そして希望の種子となることができるように祈りましょう。
御独り子の血によって世をご自分と和解なさった平和の源である神よ、
きょう、私たちは戦争と暴力のただ中で暮らすキリスト者のために祈ります。
痛みに囲まれているときも、慈しみ深いあなたが共にあり、また信仰を同じくする兄弟姉妹の祈りを感じずにいることがありませんように。
なぜなら、兄弟姉妹との絆に強められ、あなたの支えによってのみ、彼らは和解の種子、また、小さな仕方でも大きな仕方でも希望を築く者となり、さらには、赦し、前進し、分断を癒し、また、憐みをもって正義を求めることのできる者となれるからです。
平和のために働く者を幸いと呼ばれた主イエスよ、
調和のうちに生きることが不可能と思えるところにおいても、私たちをあなたの平和の道具としてください。
もっとも暗い時における希望の源である聖霊よ、苦しむ人々の信仰を支え、彼らの希望を強めてください。私たちを無関心に陥らせず、イエスのように一致を築く者としてください。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。