2025年12月14日
待降節第三主日
救い主イエス
この新しい待降節の日曜日を迎え、期待と希望で心を満たしましょう。
待降節の半ばを過ぎた今、喜びをもって、世の救い主である主イエス(マタイ11:6)をお迎えする準備をしましょう。主は、あるがままの小ささと、脆さと、謙虚さを武器とせず、あらゆるものを変える霊的な力を持っておられる唯一の方です。
主の道を教えて頂きましょう。謙遜な心をもって兄弟姉妹、とりわけ、隔たりを感じている人々や、対立している人々に、手を差し伸べる準備ができますように。
そのために、「日々ささげる祈り」を通して、この一日を主にささげましょう。
(イタリア青年チーム)
平和のための働き
しばらくの間、祈りをささげましょう。
「人間は、平和のために創られました。平和は神からの贈り物なのです。」(教皇ベネディクト16世)
希望を抱いて平和を築こうとすることは、単純なことではなく、聖なる生き方です。
主に信頼しましょう。主は平和の実現を保証しつつ、積極的に主に協力するよう招いておられます。なぜなら、私たちは平和を望みながらも、必ずしもそれを推進してはいないからです。
一人ひとりの真実に耳を傾け、自由を尊重し、寄り添い、正義を求め、そしてゆるし合うために、どのような言葉を発し、どのような行動をとるべきでしょうか、自問してみましょう。そうすることで、日々のあらゆる状況の中で、具体的に平和を実現していく手助けができるのです。
教皇の意向のために「今月の祈り」を唱えましょう。
(イタリア青年チ―ム)
強さと弱さ
一日の終わりに、主の御前でこの日を振り返りましょう。
どのような愛の行いができたでしょうか? 誰に対して誠実であったでしょうか? 何をゆるすことができたでしょうか? 誰とともに歩み出したでしょうか?
自身を見つめてみましょう。勇気と恐れ、強さと弱さの両方が同居しています。それは、態度や、他人との関わり、物事の選びに表れてきます。
寛容であることを求めておられる主に、信頼しましょう。主に教えて頂きましょう。主が愛してくださるように、愛することができますように。
「主の祈り」
(イタリア青年チーム)
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
紛争地域のキリスト者
戦争や紛争が起きている地域、特に中東で暮らすキリスト者が、平和、和解、希望の種となることができますように。
戦争あるいは紛争が続く地域、特に中東に暮らすキリスト者が、平和と和解、そして希望の種子となることができるように祈りましょう。
御独り子の血によって世をご自分と和解なさった平和の源である神よ、
きょう、私たちは戦争と暴力のただ中で暮らすキリスト者のために祈ります。
痛みに囲まれているときも、慈しみ深いあなたが共にあり、また信仰を同じくする兄弟姉妹の祈りを感じずにいることがありませんように。
なぜなら、兄弟姉妹との絆に強められ、あなたの支えによってのみ、彼らは和解の種子、また、小さな仕方でも大きな仕方でも希望を築く者となり、さらには、赦し、前進し、分断を癒し、また、憐みをもって正義を求めることのできる者となれるからです。
平和のために働く者を幸いと呼ばれた主イエスよ、
調和のうちに生きることが不可能と思えるところにおいても、私たちをあなたの平和の道具としてください。
もっとも暗い時における希望の源である聖霊よ、苦しむ人々の信仰を支え、彼らの希望を強めてください。私たちを無関心に陥らせず、イエスのように一致を築く者としてください。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。