2025年11月14日
年間第三十二金曜日
霊的に目を覚ましていること
この新たな一日という賜物を与えてくださった主イエスに感謝しましょう。今日の福音で、主は人の子の到来に注意を向けて待ち望む生き方を求めています。はかない財産にではなく、本質的なものに目を向ける生き方です。「自分の命を生かそうと努める者は、それを失い、それを失う者は、かえって保つのである。」(ルカ17:26-37)
愛と支えを必要とする人々にしるしとなるよう、分かち合うため、自分自身の何かを手放す覚悟を持ちましょう。
この一日、活動、所有するすべてのものを主にささげましょう。自殺願望に苦しむ人々が、共同体の中で必要な支援、心配り、愛を見出せるよう祈りましょう。彼らが人生の美しさに心を開けますように。
「日々ささげる祈り」
フランス語圏アフリカチーム
希望の種を蒔く者
アッシジの聖フランシスコの言葉を心に留めましょう。「憎しみのあるところに、愛を蒔く者としてください。」
自殺の思いに苦しむ人々が、共同体の中で愛と支えを見出せるよう祈りましょう。
自らの思い、行い、計画を主にささげましょう。苦しむ人々の希望のしるしとなれますように。新たな心をもって一日を歩み続け、助けを必要とする人々のそばにいられますよう、主が助けてくださいますように。
「今月の祈り」をささげましょう。
フランス語圏アフリカチーム
神の国に気づく
この一日の終わりに、主イエスの御前に身を置き、主こそが真の宝であることを心に留めましょう。
主が心に平安をもたらし、隣人への愛の灯台となる機会をくださったことに感謝しましょう。思いやりを欠き、苦しむ人々の声に耳を傾けられなかった時があるなら、主にゆるしを求めましょう。
自らの命を絶とうとしている人々が、希望を見出し、命を愛する理由を見出せるよう祈りましょう。明日を主の御手にゆだね、主の憐れみの道具となるよう、主が導いてくださいますように。
「主の祈り」
フランス語圏アフリカチーム
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🌸 今月の祈り
自殺の誘惑にさらされている人々が、地域社会での必要な支援やケアを受け、愛に触れて、人生の美しさに心を開くことができますように。
主イエスよ、あなたは疲れた者、重荷を負う者がご自分のもとに集い、聖心のうちに憩うよう招いてくださいます。
私たちは今月、闇と絶望のうちに暮らすすべての人、特に自らいのちを絶とうと苦しんでいる人々のために祈ります。
この方々がいつも自分を受け入れ、耳を傾け、寄り添ってくれる共同体に出会うことができますように。私たちすべてに慰めと支えを与えることのできる、思いやりに満ちた心をお与えください。必要な専門的助けも惜しまず用いることができますように。
私たちが、相手を尊重し、優しさをもって寄り添いながら、傷を癒し、絆を築き、希望の地平を開く助けとなりますように。
共に、いのちは神からの賜物であり、苦しみや痛みの中にもなお美しさと意味があることを、あらためて見いだすことができますように。
主よ、あなたに従う者もまた、希望のない悲しみに陥る可能性のあることを、私たちはよく知っています。
どうかいつもあなたの愛を感じさせてください。
それによって私たちが、すぐそばにおられるあなたに支えられ、
私たちの手を取って導き、あなたが与えてくださるいのちへの信頼を新たにしてくださる御父の無限の愛を悟り、これをすべての人に告げ知らせることができますように。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。