2025年10月24日
年間第二十九金曜日
見分ける術を知る
「偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。」(ルカ12:56)
主イエスは今日、この世で起きていることを注意深く見据え、自らが生きている時代を理解し見極めるよう求めておられます。これは、人々の対話、人々の間の調和、そして平和を築く正しい選択をするために必要なことです。
日々の祈りを通して、主があなたの選択にいのちを吹き込み、人類がその旅路において主から迷い離れることがないよう祈りましょう。
イタリア青年チーム
祈ることは愛すること
過ぎ去った時間の後、一日の真ん中で、祈りのひとときを主にささげましょう。
「主がご自分の民にお与えになるすべての教えは、神への愛と隣人への愛に結びついているのです。すべての掟は、この不可分な二つの愛を実践し、表すためにあります。神への愛は、とくに祈りの中で、なかでも賛美の祈りにおいて表現されます。…」 (教皇フランシスコ 2020年10月25日 「お告げの祈り」)
主があなたの心を開いてくださるように祈りましょう。世界が必要としていることに心を開く祈りの喜びを教えてくださいますように。
教皇の祈りの意向を心にとめて、「今月の祈り」を唱えましょう。
イタリア青年チーム
主の愛を求めます
緊張や心配、誤解に満ちた一日の終わりに、主のみ前にいます。
あなたの罪を見つめましょう。恨み、誇り、苦い思いがあります。復讐心や高慢な気持ちもあります。…それらをすべて、主の十字架のもとに置きましょう。
今、あなたの心は空っぽです。…どうか主の愛で満たしてください、と願いましょう。
「主の祈り」を唱えましょう。
イタリア青年チーム
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🌸 今月の祈り
さまざまな宗教的伝統を信じる人々が、平和、正義、人類の友愛を守り、推し進めるために共に働くことができるよう、祈りましょう。
主イエスよ、
あなたは多様の中にあって一つであり、
すべての人を愛のまなざしで見守ってくださいます。
どうか私たちが互いを兄弟姉妹として認め、
共に生き、祈り、働き、夢をもつ者となるよう導いてください。
私たちの生きる世界は美しさに満ちています。
しかし同時に、深い分裂に傷ついています。
ときに、宗教は人々を結び合わせるどころか、
対立の原因となってしまうことがあります。
どうか、あなたの霊をお与えください。
私たちの心を清め、
私たちを結ぶものを見いだすことができますように。
そこから再び耳を傾け、
壊すことなく協力する道を学べますように。
宗教における平和、正義、友愛の具体的な証しが、
違いを越えて共に生き、共に働くことが可能だと、信じる勇気を与えてくれますように。
宗教が武器や壁としてではなく、
むしろ橋や預言として生きられますように。
共通善という夢を信頼できるものとし、
命に寄りそい、希望を支え、
分断された世界にあって、一致のパン種となることができますように。アーメン。
(翻訳 教皇による祈りの世界ネットワーク日本)
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。