2025年9月17日
年間第二十四水曜日
愛のメッセージ
この日、あなたの人生を主の御手にゆだねましょう。
「笛を吹いたのに、踊ってくれなかった。葬式の歌をうたったのに、泣いてくれなかった。」(ルカ7:31-35)このみ言葉を心に留めましょう。
時に、私たちは、繭のように閉ざされた社会の中で生きています。「自分の気持ちを表に出せないのはなぜでしょうか?」今日、恐れずに全力で生きることを選びましょう。喜びの時も悲しみの時も、兄弟姉妹と共に笑い、共に泣きましょう。隣人への思いやり、愛、敬意を示し、周囲の人の必要に目を向けましょう。イエスがご自身の模範と言葉で教えてくださった愛のメッセージを伝えましょう。
世界の平和と一致のため、また今月の意向のために、「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
ポルトガルチーム
福音の賜物
少し立ち止まり、福音があなたの人生にどのような意味をもたらすのかを振り返ってみましょう。その賜物に包まれる感覚を味わってください。救いと希望の力強いメッセージが、あなたの心と共同体に響き渡りますように。
中心となる命と恵みに満ちたメッセージに、常に立ち返る勇気を持ち、自分の言葉、思考、そして行動を通して、生き生きと情熱的に福音を宣べ伝えることができますように。
「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ16:15)
すべての人に福音を宣べ伝えるという使命を果たす力を与えてください。神の愛に燃えるあなたの心が、周りの人々に仕え、希望をもたらす原動力になりますように。
「今月の祈り」をささげましょう。
ポルトガルチーム
宣教する勇気を求めて
今日伝えられた主の御言葉と、あなたの人生に響き渡る宣教の招きに感謝しましょう。どこでキリストを宣べ伝えることができるかを見極める知恵を願い、主の愛を知らない人々に希望をもたらしましょう。
兄弟姉妹を解放する真理を宣べ伝えることを怠り、沈黙を続けてきたことを認めましょう。熱意の欠如と、福音への証しを熱心に果たさなかったことについて、ゆるしを願い求めましょう。言葉と具体的な行動をもって福音を伝える勇気を祈り求めましょう。
あなたの人生が神の愛のしるしとなり、すべての生き物を兄弟姉妹として見守りますように。そして今月の意向に沿って祈り、父なる神がすべての人に与えてくださった賜物である被造物を尊重し、守ることを学ぶことができるよう願い求めましょう。あなたの決意と人生を神の御手にゆだねましょう。
「主の祈り」を唱えましょう…
ブラジルチーム
🌸 今月の祈り
すべての被造物と私たちとの関係
聖フランシスコの霊性にならい、神に愛され尊重されるべきすべての被造物と私たちとの関係が、互いに影響を及ぼし合っていることを体験できるよう祈りましょう。
レオ14世
主よ、あなたは創造されたすべてを愛しておられ、
あなたの優しさの神秘の外に存在するものはありません。
どんなに小さな被造物であっても、
それはあなたの愛の実りであり、この世界に居場所を持っています。
最も短い命さえも、あなたの御心のうちに包まれています。
今日、私たちもアッシジの聖フランシスコと共に声をあげます。
「主よ、あなたに賛美をささげます!」
天地の美しさを通して、
あなたは恵みの源としてご自身を現してくださいます。
どうか私たちの目を開き、あなたを認めさせてください。
すべての被造物に近づくあなたの神秘から学び取り、
世界をただ解決すべき問題としてではなく、
感謝と希望をもって仰ぎ見る神秘として受けとめられますように。
すべての被造物のうちにあなたの現存を見いだし、
あなたの現存を深く知ることによって、
あなたが私たちに委ねてくださったこの「ともに暮らす家」に責任を負う者として、
あらゆるいのちを大切にし、尊び、守る者となれますように。
主よ、あなたに賛美をささげます!
アーメン。
(翻訳 教皇による祈りの世界ネットワーク日本)
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。