コンクラーベに参加していた枢機卿に働く聖霊の恵みを通して、新しい教皇レオ14世が誕生しました。初の米国出身の69歳の教皇ですが、アウグスチノ会の修道司祭として南米のペルーに派遣され長く貧しい人々の中で働きました。また米国のアウグスチノ会の管区長を経てアウグスチノ会の総長を12年間務め、その後ペルーの司教に任命され、フランシスコ教皇によって枢機卿に叙されました。選ばれた直後のサンピエトロ広場での人々への祝福の挨拶で教皇フランシスコに感謝しながら「私たち人類は神の愛に達するために橋となるキリストを必要としています。皆さんも私たちを助けてください。出会いと対話によって私たちも互いに橋となるために」と祈り、前教皇フランシスコの心と結ばれていることを示されました。この新教皇レオ14世に全世界のカトリック教会を導く力と分断された世界に愛の神の平和をもたらす働きが聖霊の恵みと導きによって与えられるように心から祈ります。