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教皇の意向:使命を担い合う (10月)

主の公現後土曜日(1月9)

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あの方は栄え、わたしは衰えねばならない

ヨハネ3:30
集会祈願

???? 第一朗読 (一ヨハネ5.14-21)

14〔愛する皆さん、〕何事でも神の御心に適うことをわたしたちが願うなら、神は聞き入れてくださる。これが神に対するわたしたちの確信です。 15わたしたちは、願い事は何でも聞き入れてくださるということが分かるなら、神に願ったことは既にかなえられていることも分かります。
16死に至らない罪を犯している兄弟を見たら、その人のために神に願いなさい。そうすれば、神はその人に命をお与えになります。これは、死に至らない罪を犯している人々の場合です。死に至る罪があります。これについては、神に願うようにとは言いません。 17不義はすべて罪です。しかし、死に至らない罪もあります。
18わたしたちは知っています。すべて神から生まれた者は罪を犯しません。神からお生まれになった方が、その人を守ってくださり、悪い者は手を触れることができません。 19わたしたちは知っています。わたしたちは神に属する者ですが、この世全体が悪い者の支配下にあるのです。 20わたしたちは知っています。神の子が来て、真実な方を知る力を与えてくださいました。わたしたちは真実な方の内に、その御子イエス・キリストの内にいるのです。この方こそ、真実の神、永遠の命です。 21子たちよ、偶像を避けなさい。

???? 答唱詩編 詩編149 典106 ①②

アレルヤ唱 典259 (公現後①)

???? 福音朗読 (ヨハネ3.22-30)

ヨハネによる福音
22〔その時、〕イエスは弟子たちとユダヤ地方に行って、そこに一緒に滞在し、洗礼を授けておられた。 23他方、ヨハネは、サリムの近くのアイノンで洗礼を授けていた。そこは水が豊かであったからである。人々は来て、洗礼を受けていた。 24ヨハネはまだ投獄されていなかったのである。 25ところがヨハネの弟子たちと、あるユダヤ人との間で、清めのことで論争が起こった。 26彼らはヨハネのもとに来て言った。「ラビ、ヨルダン川の向こう側であなたと一緒にいた人、あなたが証しされたあの人が、洗礼を授けています。みんながあの人の方へ行っています。」 27ヨハネは答えて言った。「天から与えられなければ、人は何も受けることができない。 28わたしは、『自分はメシアではない』と言い、『自分はあの方の前に遣わされた者だ』と言ったが、そのことについては、あなたたち自身が証ししてくれる。 29花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている。 30あの方は栄え、わたしは衰えねばならない。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 今日の福音では、洗礼者ヨハネは非常に喜んでいるのに対して、洗礼者ヨハネの弟子はそんなに喜びを感じません。なぜなら、彼らの先生から洗礼を受けるために来た人々は、彼らの先生も証しされたイエスのもとにすべて行ってしまったからです。洗礼者ヨハネの弟子としては、このような状況を受け入れるのは本当に難しいです。

 しかし、弟子とは異なり、洗礼者ヨハネは喜んでいます。ヨハネは、イエスを証すという使命を決して忘れないからです。ヨハネは自分自信をよく知っています。彼は、新しい時代の夜明けを告げるためにキリストの前に遣わされた者で、救い主イエスへの架け橋となります。彼は花婿ではなくて、花婿の介添人にすぎないので、花嫁を迎える権利がありません。旧約では花婿はイスラエルの民ですが、新約ではカトリック教会です。花嫁を迎える権利を有するのは他ならないイエスです。それはヨハネに証しされます。人々が真の花婿であるイエスのものに来る時、ヨハネは神に与えられた自分の使命が終わることを知っています。神に委ねられたすべてのことを果たした後で、イエスが栄えるためにヨハネは喜んで衰えます。

 私たちも、皆さん、洗礼者ヨハネの模範に倣うべきなのではないでしょうか。イエスの弟子として、福音宣教のミッションを熱心に続けながら、私たちもヨハネのようにイエスの公現のために喜んで衰えましょう。主よ、私たちに教えてください。(アン神学生による分かち合い)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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