• 四旬節第一火曜日(2/24)

    わたしたちを誘惑に遭わせず、
    悪い者から救ってください。

    🌸 第一朗読 (イザヤ55.10-11)

    イザヤの預言

    10〔主は言われる。〕
    雨も雪も、ひとたび天から降れば
    むなしく天に戻ることはない。
    それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ
    種蒔く人には種を与え
    食べる人には糧を与える。
    11そのように、わたしの口から出るわたしの言葉も
    むなしくは、わたしのもとに戻らない。
    それはわたしの望むことを成し遂げ
    わたしが与えた使命を必ず果たす。

    🌸 答唱詩編 詩編34 典128 ②⑤

    :主を仰ぎ見て、光を受けよう。主が訪れる人の顔は輝く。

    心を合わせて主をあがめ、
    ともにその名をたたえよう。
    主はわたしたちの祈りに心を留め、
    すべての恐れを遠ざけてくださる。【答】

    主のまなざしは正しい人に、
    耳は彼らの叫びに。
    主は正しい人の声を聞き、
    悩みの中から救ってくださる。【答】

    アレルヤ唱 典261 ⑨

    人はパンによるだけではなく、神の言葉によって生きている。

    🌸 福音朗読 (マタイ6.7-15)

    マタイによる福音 

     7〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕あなたがたが祈るときは、異邦人のようにくどくどと述べてはならない。異邦人は、言葉数が多ければ、聞き入れられると思い込んでいる。 8彼らのまねをしてはならない。あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ。 9だから、こう祈りなさい。
    『天におられるわたしたちの父よ、
    御名が崇められますように。
    10御国が来ますように。
    御心が行われますように、
    天におけるように地の上にも。
    11わたしたちに必要な糧を今日与えてください。
    12わたしたちの負い目を赦してください、
    わたしたちも自分に負い目のある人を
    赦しましたように。
    13わたしたちを誘惑に遭わせず、
    悪い者から救ってください。』
    14もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。 15しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」

    祈る花:Inoruhana
    祈る花:Inoruhana

    🌸 分かち合い

      「主の祈り」は毎日少なくとも一回、日によっては、数回唱える、祈りの中の祈り。「異邦人のようにくどくどと述べてはならない」という導入の言葉からして新鮮に響く。わたしたちも、どこかで言葉豊かにお願いをすれば、聞き入れてもらえると、思い込んでいるふしがある。しかし、神は、大声で叫ばなくても、繰り返し念を押さなくても、わたしたちの願いを受け止めていてくださる。「あなたがたの父は、願う前から、あなたがたに必要なものをご存じなのだ」。
     必要なのは、そうした「父」、「わたしたちの父」と呼ぶことを許された神への信頼、委ねる心。だから、まず、神ご自身に心を向けること。何を願うかではなく、だれに向かって祈っているかを考えること。「み名が崇められるように、御国が来ますように、御心が行われますように。」祈りを捧げる神を第一にする。それがあって、はじめて、祈るための心が整えられ、自分が抱えている必要を訴えることができる。
     小さな、弱い、罪深い人間であることを認めて、それにもかかわらず恵みを注がれる方であることを確信して祈る。今日生きる力を、罪の赦しを、そして、誘惑に遭わせず、悪に陥らないようにと。
     「主の祈り」は主イエスご自身が教えられた素晴らしい祈りだが、祈り以上のものである。キリスト教信仰の核心を、すべて盛り込んだ要理のようなもの。唱えすぎて、不感症になった心を洗い、そこに、何物にも勝る人生の知恵、指針をくみ取ろう。(S.T.)

🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸

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