• 聖マルコ福音記者(4/25)

    主は彼らと共に働き、

    🌸 第一朗読 (1ベトロ5:5b-14)

    使徒ペトロの手紙

     〔愛する皆さん、〕皆互いに謙遜を身に着けなさい。なぜなら、
     「神は、高慢な者を敵とし、
     謙遜な者には恵みをお与えになる」
    からです。
     6だから、神の力強い御手の下で自分を低くしなさい。そうすれば、かの時には高めていただけます。 7思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。神が、あなたがたのことを心にかけていてくださるからです。
     8身を慎んで目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。 9信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。あなたがたと信仰を同じくする兄弟たちも、この世で同じ苦しみに遭っているのです。それはあなたがたも知っているとおりです。 10しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。 11力が世々限りなく神にありますように、アーメン。
     12わたしは、忠実な兄弟と認めているシルワノによって、あなたがたにこのように短く手紙を書き、勧告をし、これこそ神のまことの恵みであることを証ししました。この恵みにしっかり踏みとどまりなさい。 13共に選ばれてバビロンにいる人々と、わたしの子マルコが、よろしくと言っています。 14愛の口づけによって互いに挨拶を交わしなさい。キリストと結ばれているあなたがた一同に、平和があるように。

    🌸 答唱詩編 詩編89 典37②④

    神のいつくしみをとこしえにうたい、そのまことを代々に告げよう。

    神よ、大空はあなたの不思議なわざをたたえ、
    天のつどいは、あなたのまことを賛美する。
    あなたは天のつどいであがめられ、
    すべての者の中でおそれ敬われる。

    神よ、あなたの輝きを知り、
    その光の中を歩む民はしあわせ。
    あなたの名をいつも喜び、
    あなたの正義によって高くあげられる。

    アレルヤ唱 典277(聖マルコ)

    アレルヤ、アレルヤ。十字架につけられたキリストを私は告げ知らせる。キリストは神の力、神の知恵。アレルヤ、アレルヤ。

    🌸 福音朗読 (マルコ16:15-20)

    マルコによる福音

     〔その時、イエスは十一人の弟子たちに現れて、〕言われた。「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。 16信じて洗礼を受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。 17信じる者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。 18手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。」
     19主イエスは、弟子たちに話した後、天に上げられ、神の右の座に着かれた。 20一方、弟子たちは出かけて行って、至るところで宣教した。主は彼らと共に働き、彼らの語る言葉が真実であることを、それに伴うしるしによってはっきりとお示しになった。

    祈る花:Inoruhana
    祈る花:Inoruhana

    🌸 分かち合い

     マルコと言う人物は、パウロの弟子、また、今日の第一朗読の「ペトロの手紙」にあったように、ペトロにも仕えた。しかし、一番よく知られているのは、マルコ福音書の著者としての面。
     マルコ福音書は、4つの福音書の中で一番先(60∼70年代)に書かれ、一番短い。福音書を勉強するとき、つい、短いから扱いやすいと考え、マルコから始めるが、大きな間違い。イエスの語られた言葉よりも、その行い・業を、時に、詳しく感動的に描き出す。マルコの一つの特徴は、「福音」という言葉をよく使うこと。「福音」という言葉は、おそらくパウロが一番早く、また、多く使ったが、イエスの生涯そのものを「福音」として捉え、今日まで伝えられる「福音書」というものの骨格を作ったのはマルコ。
     マルコ福音の最初の言葉:「神の子、イエス・キリストの福音のはじめ」。あの十字架に付けられたキリストの言葉、行い、そして、その生涯そのものが「福音」である、という考え。福音書の最後の言葉:「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい」。これは、イエスの復活を告げる仲間の言葉を、なかなか信じようとしなかった弟子たちに向けられた言葉。主イエスは、あの重大な使命を、そのような弱さに満ちた人間に託された、ということ。これも、マルコの主張ではないか。人となられてこの世で生き、様々なよい業を行いながら、最後に十字架の上で亡くなられたイエスを主と仰ぎ、信じた人々とともに、わたしたちもこの「福音」を生き、人々に伝える力が与えられるよう祈ろう。(S.T.)

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