祈る花:Inoruhana
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  • 灰の式後の土曜日(2/21)

    わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、
    罪人を招いて悔い改めさせるためである。

    🌸 第一朗読 (イザヤ58.9b-14)

    イザヤの預言

    9〔主は言われる。〕
    軛を負わすこと、指をさすこと
    呪いの言葉をはくことを
    あなたの中から取り去るなら
    10飢えている人に心を配り
    苦しめられている人の願いを満たすなら
    あなたの光は、闇の中に輝き出で
    あなたを包む闇は、真昼のようになる。
    11主は常にあなたを導き
    焼けつく地であなたの渇きをいやし
    骨に力を与えてくださる。
    あなたは潤された園、水の涸れない泉となる。
    12人々はあなたの古い廃虚を築き直し
    あなたは代々の礎を据え直す。
    人はあなたを「城壁の破れを直す者」と呼び
    「道を直して、人を再び住まわせる者」と呼ぶ。
    13安息日に歩き回ることをやめ
    わたしの聖なる日にしたい事をするのをやめ
    安息日を喜びの日と呼び
    主の聖日を尊ぶべき日と呼び
    これを尊び、旅をするのをやめ
    したいことをし続けず、取り引きを慎むなら
    14そのとき、あなたは主を喜びとする。
    わたしはあなたに地の聖なる高台を支配させ
    父祖ヤコブの嗣業を享受させる。
    主の口がこう宣言される。

    🌸 答唱詩編 詩編86 典138 ①③

    :すべての人の救いを願い、わたしはあなたを待ち望む。

    神よ、あなたは恵み深く、心のひろいかた。
    あなたに助けを求める人にいつくしみを注がれる。
    神よ、わたしの祈りを聞き、
    願いの声に耳を傾けてください。【答】

    神よ、あなたはあわれみに満ち、恵み深いかた。
    怒るにおそく、いつくしみとまことにあふれておられる。
    あなたのしもべに力を授け、
    あなたに仕える者を救ってください。【答】

    アレルヤ唱 典261 ⑦

    悪を行う人が死ぬことなく、神に立ち戻って生きることを神は望んでおられる。

    🌸 福音朗読 (ルカ5.27-32)

    ルカによる福音

     27〔そのとき、イエスは〕レビという徴税人が収税所に座っているのを見て、「わたしに従いなさい」と言われた。 28彼は何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った。 29そして、自分の家でイエスのために盛大な宴会を催した。そこには徴税人やほかの人々が大勢いて、一緒に席に着いていた。 30ファリサイ派の人々やその派の律法学者たちはつぶやいて、イエスの弟子たちに言った。「なぜ、あなたたちは、徴税人や罪人などと一緒に飲んだり食べたりするのか。」 31イエスはお答えになった。「医者を必要とするのは、健康な人ではなく病人である。 32わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである。」

    祈る花:Inoruhana
    祈る花:Inoruhana

    🌸 分かち合い

     徴税人と言えば、当時のユダヤ人社会の中で、支配者ローマに納める税金を取り立てるという、大事な仕事に従事し、同時に、同胞からは嫌われ、軽蔑された人々。その徴税人レビが、こともあろうに、イエスから声をかけられ、「何もかも捨てて立ち上がり、イエスに従った」。同業者からも、真面目なユダヤ人からも、そんなことが起こるはずはないと思われたに違いない。しかし、共観福音書のどれもが記し、しかも、後に12使徒の一人となったマタイと同一人物とされている。
     そのレビが「イエスのために盛大な宴会を催した」と福音は記す。イエスの弟子はもちろん、ファリサイ派の人々も宴の席に着いていた。しかし、彼らは、宴の主、レビとは一線を画そうと思い、イエスの弟子に、「なぜ、あなたたちは徴税人や罪人などと一緒に飲んだり食べたりするのか」と、間接的にイエスを非難する。
     宴会は旧約の時代から「神の国」の一つのしるし。どんな境遇に置かれた人も、人々から後ろ指を指される生き方をしてきた人も、世界の片隅からも呼び出す神。そして、この人間の想像を遥かに超えた神の広い慈しみに、自らを開こうとする自らの小ささを知った人間。その二つが交わる場が神の国ではないか。イエスは言う、「わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招いて悔い改めさせるためである」と。神の子が、この世に来られたのは、そのような神の心を伝えるため。わたしたちも、その神の国の一員に呼ばれたことを感謝し、主の招きに日々答えてゆけるよう祈ろう。(S.T.)

🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸

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