2025年10月31日
年間第三十金曜日
 神の御腕のうちに
 「わたしをお遣わしになった方の御心とは、わたしに与えてくださった人を一人も失わないで、終わりの日に復活させることである。」(ヨハネ6:39)
 新たな一日が始まるにあたり、神に感謝をささげましょう。それは、神の揺るぎない忠実さのしるしです。
 神の愛に心を開きましょう。何ものも神の御腕からあなたを引き離すことはできないと信じてください。
 神は例外なくすべての人を歓迎し、誰一人として見捨てることなく、誰も失われることがないようにと、私たち一人ひとりを御子に託してくださいます。
 この救いをもたらし、結びつける愛―平和と調和、そして真の友愛の礎となる愛―を深く信じましょう。
 一歩一歩を、主にゆだねながら、より公正で人間的な世界を目指して、共に歩んでいきましょう。
 これらすべてを、「日々ささげる祈り」の一部とします。
イタリア青年チーム
調和
 「相互の一致は善き秩序という美しさを生み出すが、絶えざる争いは必然的に混乱と野蛮な状態を招く。ところで、このような争いを防ぎ、根絶するために、キリスト教の制度がもつ効力は、まことに驚くべきものであり、また多方面に及ぶ。」(教皇レオ13世回勅『レールム・ノヴァールム(Rerum Novarum)』第15項)
 日中のひととき、少し立ち止まって、この言葉に心を寄せましょう。
 主の愛の力を授けてくださるよう、主に願いしましょう。その愛は分断を打ち砕き、真の一致を築くのです。
 福音の言葉があなたの心を形づくり、あなたを通して、美しさと秩序、そして友愛が、平和と調和のうちに育まれますように。
 教皇の「今月の祈り」を祈りましょう。
イタリア青年チーム
主が先に愛してくださる
 日の光が薄れてゆくとき、主の御前に身を置いて
主の愛に心を開きましょう――
それは常にあなたより先に訪れる愛です。
 今日経験したことすべて、そして、数えきれないほどの主の愛のしるしに感謝をささげましょう。
「いつそれらを受け入れましたか?」
「いつそれらを無視したり、拒んだりしましたか?」
心を閉ざしたすべての瞬間にゆるしを願いましょう。
 明日こそ、もっと自由に愛することができますように。
あらゆる人の顔の中に主がおられることに気づくことができますように。
 「主の祈り」
イタリア青年チーム
