2025年10月30日
年間第三十木曜日
平和の種
「ちょうどそのとき、ファリサイ派の人々が何人か近寄って来て、イエスに言った。『ここを立ち去ってください。ヘロデがあなたを殺そうとしています。』」(ルカ13:31)
新たな一日の始まりに、善を行う機会を与えてくださる主に感謝します。
この世の権力者たちがイエスを拒み、死に追いやった時でさえ、イエスの愛は決して途絶えることはありませんでした。敗北のように見えた出来事が、新たな命の始まりとなったのです。
今日、この平和の種を心に迎え入れる恵みを願いましょう。謙虚で勇気ある行いを通して、この種を育てていくことができますように。
たとえ先行きが不確かで暗く感じられたとしても、主に信頼して従う心を祈り求めましょう。
主のうちにあってすべてが実を結ぶことを信じて、主にゆだねて祈りましょう。
イタリア青年チーム
平和をもたらす者
一日の真ん中で、主と出会うひととき、次の言葉を振り返りの助けにしてください。
「平和をもたらす者は幸いである。まず自らの心の中に平和を築き、次に不和にある兄弟たちに平和をもたらす…自らの内に平和を築く者とは、あらゆる心の動揺を静め、理性に従う者であり…神の国を実現する者である。」(聖アウグスティヌス)
主との交わりが心に平和をもたらし、一致と和解の種が心の中に根を下ろし、成長するよう祈りましょう。
教皇の「今月の祈り」をともに祈りましょう。
イタリア青年チーム
主の平和を迎える
一日の終わりに、主の御前に進み出て、主の平和を心に迎えましょう。
あらゆる行い、あらゆる言葉、あらゆる出会いに感謝をしましょう。
自らに問いかけてみましょう。「今日、どこに平和をもたらしましたか?」「どこでそれを拒んだり、背を向けたりしましたか?」
恐れや偏見が妨げとなった時にはゆるしを求めましょう。
今、主に、心を開いて準備の整った心を与えてくださるように願いましょう。明日は、この世における主の平和の道具となれますように。
「主の祈り」
イタリア青年チーム
