2025年8月21日
年間第二十木曜日 (聖ピオ十世)

主の招きに応える
聖ピオ十世教皇
新しい一日の初め、主の呼びかけに応える準備が整った心で、主の御前に立ちましょう。
「招かれる人は多いが、選ばれる人は少ない。」 (マタイ 22:14)
主の御国は恵みの宴ですが、そこに招かれた者は心をささげるよう求められます。
「日々ささげる祈り」を唱えましょう。異なる生き方、つまり主の友であり使徒となる生き方への主の具体的な招きに気づくことができますように。
「私は、気を逸らすものを捨て去り、主の計画に身をゆだねて新しい生き方に完全に入ってゆく準備ができているでしょうか?」
主に信頼した寛大な心で「はい」と応えて、この日を主にささげましょう。
心をこめて「私は、ここにいます」と主に告げる恵みを願いましょう。
チリチーム
御国のための衣
このひと時、主とともに休み、再び歩み続けることを主に助けていただきましょう。
「人生の黄昏には、愛に試される。」(十字架の聖ヨハネ)
「きょう、どのような意図を持って行動しましたか?」「平凡な瞬間にも愛に生きましたか? それとも、些細なことに気を取られていましたか?」
ただその場にいるだけでなく、愛を身にまとい、主の御国での真の関わりを持つことができるよう、主に助けを求めましょう。
主が私をいつくしみの衣で包み、親密さ、そして心から自分を差し出せるようにしてくださいますように。言葉ではなく、眼差し、話し方、行動が主からいただいたものを伝えるものとなるよう祈りましょう。
この願いを胸に「今月の祈り」をささげましょう。
チリチーム
主の招きに生きる
一日の終わり、静けさの中、主のもとに戻り、主とともに過ごした一日をふり返りましょう。
「主の食卓に尊厳をもって招かれていることを認識していましたか?」「きょう、主の愛にどのように応えましたか?」「他者に対して敬意と誠実さを持って接しましたか?」
深まりを大切に生きていくようにと絶えず呼びかけてくださる主に感謝しましょう。
主に会う準備ができていなかったり、会うことを拒んだ時があったなら、ゆるしを願いましょう。
明日は、主が私を待っていてくださり、唯一無二のものを託してくださっていることを意識しながら目覚めます。
今夜、主と共に過ごし、混じりけのない開かれた心で生きる望みを新たにしていただけますように。
「主の祈り」を唱えましょう。
チリチーム