祈る花:Inoruhana
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祈祷の使徒・PWPNJP08

2025年5月8日
復活節第三木曜日

祈る花、PWPN日本、祈祷の使徒、Click to Pray

生けるパン、イエス
 永遠の命を与えてくださる命のパンである、生けるイエスに出会うことから一日を始めましょう。
 「わたしは、天から降って来た生きたパンである。このパンを食べるならば、その人は永遠に生きる。わたしが与るパンとは、世を生かすためのわたしの肉のことである。」(ヨハネ6:44-51)
 自分に問いかけてみましょう: 秘跡を通して自由に喜びをもってあなたの信仰を表現していますか?
 「この地上でイエスとの真の交わりに生きることで、私たちはすでに死からいのちへと移っています。天国は、まさにこのイエスとの交わりの中から始まるのです。私たちの母であるマリアは、すでに天国で私たちを待っておられます。いのちのパンであるイエスへの信仰をもって、つねに養ってくださるその恵みをマリアさまが取り次いでくださいますように。」(教皇フランシスコ)
 主が、御言葉、パン、そして希望で養ってくださることに感謝しましょう。そして、あなたが今日一日を主にささげるのと同じように、特に、食卓にパンを届けるために働く人々の希望の源となれますように祈りましょう。

ささげる
 昼、イエスのささげられた命に寄り添うために立ち止まりましょう。イエスの短い人生は、ゴルゴタの丘でその頂点を迎えました――それは、すでに聖体の秘跡に予期されていたことでした。イエスの御体はささげられ、食べられ、間もなく砕かれ…それでもなお、イエスはそれを惜しみなく差し出されました。
 「ある人々は、イエスをメシアとみなし、その言葉と行動によってその使命を即座に成功させるべきだと考えました。しかし、彼らはメシアの使命の核心を誤解していました。」(教皇フランシスコ)
 イエスは、世の罪を取り除くために来られました。そして、そうすることで、あらゆる世代の貧しい人々を解放するために来られたのです。そのために、イエスは苦しみを伴うメシアとしての役割を受け入れられました。イエスは自らを低くし、両腕を広げ、御心を貫かれました。それゆえに神はイエスを高く上げられました。そして、今日もイエスは生きておられます。
 「今月の祈り」をささげ、世界中の労働条件の改善を祈りましょう。

与えられた時間
 夜が訪れた今、イエスの聖体に関する教えを通して一日をふり返ってみましょう。あなたの一日は、他の人々にとって糧となりましたか? 直接的あるいは間接的に、あなたは周りの人々にとって、どのような良い「糧」となりましたか? あなたが捧げた時間は、誰かに尊厳、思いやり、つながりを感じさせるものだったでしょうか?
 一日の時間に沿って振り返ってみてください。仕事を通して、言葉、メッセージ、電話を通して…、自分をどのように差し出してきたでしょうか。
 社会の中で、そして教会の中で、あなたに与えられている居場所で、愛し、仕え、つながることができることを主に感謝しましょう。
 同時に、見過ごしてしまった機会も神の前に差し出しましょう:やさしさを示せなかったり、笑顔を忘れてしまった瞬間も。
 自分に問いかけてみてください。――認められるまで何もせずに待っていることはありませんか? 奉仕する人々に対して、自分の思いだけで行動していると感じていますか?
 果たされなかった愛の瞬間に対して、主のあわれみを願いましょう。そして、その足りなさを、主ご自身のやさしさで満たしてくださるように祈りましょう。
 「主の祈り」…

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。