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教皇の意向:病者への司牧的ケア (7月)

四旬節第三月曜日(3/4)

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イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた

ルカ4:30
集会祈願

🌸 第一朗読 (列王記下5.1-15a)

 1〔そのころ、}アラムの王の軍司令官ナアマンは、主君に重んじられ、気に入られていた。主がかつて彼を用いてアラムに勝利を与えられたからである。この人は勇士であったが、重い皮膚病を患っていた。 2アラム人がかつて部隊を編成して出動したとき、彼らはイスラエルの地から一人の少女を捕虜として連れて来て、ナアマンの妻の召し使いにしていた。 3少女は女主人に言った。「御主人様がサマリアの預言者のところにおいでになれば、その重い皮膚病をいやしてもらえるでしょうに。」 4ナアマンが主君のもとに行き、「イスラエルの地から来た娘がこのようなことを言っています」と伝えると、 5アラムの王は言った。「行くがよい。わたしもイスラエルの王に手紙を送ろう。」こうしてナアマンは銀十キカル、金六千シェケル、着替えの服十着を携えて出かけた。 6彼はイスラエルの王に手紙を持って行った。そこには、こうしたためられていた。
 「今、この手紙をお届けするとともに、家臣ナアマンを送り、あなたに託します。彼の重い皮膚病をいやしてくださいますように。」 7イスラエルの王はこの手紙を読むと、衣を裂いて言った。「わたしが人を殺したり生かしたりする神だとでも言うのか。この人は皮膚病の男を送りつけていやせと言う。よく考えてみよ。彼はわたしに言いがかりをつけようとしているのだ。」 8神の人エリシャはイスラエルの王が衣を裂いたことを聞き、王のもとに人を遣わして言った。「なぜあなたは衣を裂いたりしたのですか。その男をわたしのところによこしてください。彼はイスラエルに預言者がいることを知るでしょう。」
 9ナアマンは数頭の馬と共に戦車に乗ってエリシャの家に来て、その入り口に立った。 10エリシャは使いの者をやってこう言わせた。「ヨルダン川に行って七度身を洗いなさい。そうすれば、あなたの体は元に戻り、清くなります。」 11ナアマンは怒ってそこを去り、こう言った。「彼が自ら出て来て、わたしの前に立ち、彼の神、主の名を呼び、患部の上で手を動かし、皮膚病をいやしてくれるものと思っていた。 12イスラエルのどの流れの水よりもダマスコの川アバナやパルパルの方が良いではないか。これらの川で洗って清くなれないというのか。」彼は身を翻して、憤慨しながら去って行った。 13しかし、彼の家来たちが近づいて来ていさめた。「わが父よ、あの預言者が大変なことをあなたに命じたとしても、あなたはそのとおりなさったにちがいありません。あの預言者は、『身を洗え、そうすれば清くなる』と言っただけではありませんか。」 14ナアマンは神の人の言葉どおりに下って行って、ヨルダンに七度身を浸した。彼の体は元に戻り、小さい子供の体のようになり、清くなった。
 15彼は随員全員を連れて神の人のところに引き返し、その前に来て立った。「イスラエルのほか、この世界のどこにも神はおられないことが分かりました。

🌸 答唱詩編 詩編42 典144 ①②③

詠唱 典261 ⑤

🌸 福音朗読 (ルカ4.24-30)

ルカによる福音

  24〔そのとき、イエスは、ナザレ会堂で人々に言われた。〕「はっきり言っておく。預言者は、自分の故郷では歓迎されないものだ。 25確かに言っておく。エリヤの時代に三年六か月の間、雨が降らず、その地方一帯に大飢饉が起こったとき、イスラエルには多くのやもめがいたが、 26エリヤはその中のだれのもとにも遣わされないで、シドン地方のサレプタのやもめのもとにだけ遣わされた。 27また、預言者エリシャの時代に、イスラエルには重い皮膚病を患っている人が多くいたが、シリア人ナアマンのほかはだれも清くされなかった。」 28これを聞いた会堂内の人々は皆憤慨し、 29総立ちになって、イエスを町の外へ追い出し、町が建っている山の崖まで連れて行き、突き落とそうとした。 30しかし、イエスは人々の間を通り抜けて立ち去られた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 ルカ福音書のはじめ、イエスが活動を始めて間もない時期、故郷ナザレの会堂で預言者イザヤの言葉を朗読し、それが、今、実現した、と宣言された後の言葉。 
 この個所を読むたびに感じることは、なぜ、ルカは、こともあろうに、イエスのいわば、デビューとも言うべき大事な場面で、人々の反感を招くような言葉を投げかけたことを記しているのか、という疑問。「預言者が故郷で歓迎されない」という言葉はマルコもマタイも記しているが、旧約の預言者エリヤとエリシャにまつわる出来事をルカだけが記しているのはなぜか。それは、イエスが告げようとする福音が、神によって選ばれた「イスラエル」という狭い枠組みを超えて、パウロが宣教した当時の地中海世界、さらには、地の果てにまで及ぶものだ、というルカの確信から来るものではないか。そして、それは、まさに、神に選ばれた民、イスラエルの誇りを打ち砕くものであることもルカは示したかったのではないか。
 異邦人の地、サレプタのやもめに示された神のいつくしみ、そして、イスラエルにとって、かつて仇敵とも言えるシリアの高官ナアマンへの好意、それらは、神の豊かないつくしみを雄弁に語る出来事だが、同時に、それは、イエスラエルの人々が、誇りを捨て、へりくだった心で受け止めなければならない、人の思いをはるかに超える神の愛の広さ、深さを語るものである。
 『意表をつく神』と題された裏辻師の訳になる本があるが、そうした神の思いを受け止める開かれた心を願い求めよう。(S.T.)

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御言葉の典礼を読み続く🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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