2025年5月6日
復活節第三火曜日

必要不可欠なもの
イエス様、あなたは私を受け入れてくださいます。十字架につけられ、復活した真の人間であるあなたは、真の神、命のパンとして私のところに来てくださいます。あなたは、聖体においてご自身をささげ、世界に命を与えてくださいます。
「神のパンは、天から降って来て、世に命を与えるものである」。 (ヨハネ 6:30-35)
「生きるためには、パンが必要です。飢えている人は、精製された高価な食物ではなく、パンを求めます。失業中の人は、高額な給与ではなく、『パン』のための労働を求めます。イエスは、パンとしてご自身を現わされました——つまり、日常の生活に不可欠な、本質的なものです。イエスなしには、何も機能しません。」(教皇フランシスコ)
イエスがそうなさったように、優しい力と無償の愛を持って、自分自身を父にささげましょう。
心を尽くして「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
自身を打ち砕く
正午です。世の光であるイエス・キリストに目を向け、このひと時を、イエスに静かに集中する時間にしましょう。
教皇フランシスコは、イエスを「命のパン」として次のように述べました。
「イエスは、御父から、人々に食べ物を与えるだけでなく、御自身をささげる、つまり、御自身を打ち砕き、御自分の命、御自分の肉、御自分の心を打ち砕くことを求められていることを知っています。」
この思いがあなたの心に深く届きますように。——なぜなら、そうなります。そしてイエスはなぜそうなるかをご存知です。
イエスのように打ち砕かれることを求めましょう。それは、周囲の人々に時間や注意、存在をささげることを意味するかもしれません。あるいは、ただ自分に託された責任を果たすことを意味するかもしれません。これらもまた、自分をささげる方法です。
イエスがあなたの鎧をそっと砕いてくださいますように。そして、他の人々の呼びかける声——そして父の声を聞くために、イエスがあなたの心を開かせてくださいますように。
「今月の祈り」を唱えましょう。
主にゆだねて
この日の終わりに静かな場所を見つけて、主に自身をゆだねましょう。主のもとへ——聖体の秘跡においてご自身をささげてくださる方のところへ行きましょう。一番親しい友である主の目を通してこの日を振り返るようあなたを助けてくださいます。
主は、あなたの今日の歩みにどのようなすばらしいものを与えてくださいましたか?喜びの閃き、新たな力を感じるきっかけ、静かな勇気の瞬間でしょうか。これらの贈り物に感謝しましょう。
思いやる気持ちが消えてしまったり…共感する気持ちが厳しさに代わってしまったり…使命を果たせなかった時には――主のいつくしみを求めましょう。
あなたの母、そしてイエスの母である聖母マリアのように、主をもっと深く、もっと自由に、もっと受け入れようと決意し、明日、イエスの存在に気づく恵みを求めましょう。
「主の祈り」…