祈る花:Inoruhana
  • 2025年5月9日
    復活節第三金曜日

    祈る花、PWPN日本、祈祷の使徒、Click to Pray

    親密さ
     新しい一日の始まりに、父なる神に自分自身をゆだねましょう。福音の中でイエスが言われる御言葉に耳をかたむけましょう。
     「わたしの肉はまことの食べ物、わたしの血はまことの飲み物だからである。」(ヨハネ6:52-59)。
     「イエスは、ご自分が天から降って来たパンであり、ご自分の肉を食べ物とし、血を飲み物とすると言われました。これは明確にイエスご自身のいのちの犠牲を示唆しています。」(教皇フランシスコ)
     ご聖体を受けることは信仰の行為であり、友であるイエスを深く、親密に、自分の体の中に迎え入れることです。ある時は喜びで満たされ、時には畏敬の念を抱きつつも、気分が沈み、疲労を感じることもあるでしょう。そのような時にこそ、神はご自身を食べ物として与えてくださるのです。
     主イエスよ、「日々ささげる祈り」をささげます。家族を養うために尊厳ある仕事を求めているすべての人々の心の中に来てください。

    友なるイエスよ
     今日という日をあなたはイエスとの親密な交わりの中で始めました。さぁ、正午です。少し立ち止まり、振り返りましょう。
     教皇フランシスコは問います:「イエスは本当にあなたを愛し、あなたのために命をささげ、あなたと共に歩んでくださる方ですか?あなたにとってイエスとはどんな方ですか?あなたはイエスと共にいますか?イエスをもっとよく知るために、毎日福音書を小さな一節だけでも読んでいますか?」
     どこでも読めるように、ポケットやバッグに小さな福音書を入れておくようにと、教皇フランシスコは勧めています。 「私たちがイエスと一緒にいればいるほど、イエスと一緒にいたいという思いが強くなるからです。」
     あなたはイエスの友情を感じます、あなたに対する深く変わらぬ愛です。それがまだ理解できていないとしても、あなたはそれが無限のものであることを知っています。それでもあなたは信じます。希望を持ちます。それで十分です。
     毎月の祈りで心をととのえ、教皇が教会に託した挑戦に教皇と共に加わりましょう。

    協力関係
     夜が訪れ、眠りにつくとき、神はまだあなたを見守っておられます。ですから、神のうちにあって、確信と平和な心で休みましょう。
     あなたは今日働き、祈りました。けれども友のように本当に神の御手に自分自身をゆだねているでしょうか? あなたは自分の人生が神のものであることを知っていますが、それを贈り物として受け取っているでしょうか? 神と共に生きることは、支配することではなく、契約することです。神の恵みとあなたの自由との協力の約束なのです。
     あなたの仕事、あなたの会話、あなたの希望、あなたの祈り、あなたの喜び…今日の与えられたものに感謝しましょう。
     始めるのが遅かったなら、主のゆるしを求めましょう。主はあなたの心に善意を呼び起こしておられるのに、時々、あなたはその一歩を踏み出すこと、自分を超えて行動すること、誰かのために存在することをためらってしまうことがあるでしょう。
     明日もまた主を信じましょう。
    「主の祈り」…

     フランスチーム

  • 🌸 今月の祈り

    労働条件のために
     イエスよ、あなたはこの世の労働をご存じでした。その苦難と喜びを理解されています…私たちの祈りを聞いてください。
     労働は人間の特性であり、聖なるものです…大地の美しさと労働の尊厳は、一つになるために存在しています…人間が働くとき、大地は美しくなります…主よ、私たちはこのことを確信して信じていますが、それが現実の姿に近づくことを望んでいます。
     人々が仕事を見つけることができず、家庭にパンを届ける尊厳を失っていることが悲しいのです。聖霊の光を授け、私たちの心を開き、無関心が私たちを支配しないようにしてください。
     普遍的な兄弟愛の贈り物が呼び戻されますよう助けてください。イエスのような広い心を与えてください。人々や家族に尊厳を与えるための労働の呼びかけに応えることができますように。アーメン。

    🌸 日々ささげる祈り

    いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
    新しい一日を始めるにあたって、
    改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
    イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
    聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
    あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
    この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
    わたしの喜びと希望、
    働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
    あなたの御手に委ねます。
    聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
    わたしの今日一日をお捧げします。
    アーメン。

    🌸 🌸 🌸

    毎月、あなたは私たちを招き、人類の課題と教会の使命のためにともに祈るよう促し、キリストの心から他者への慈しみを学ぶことを教えてくださいました。教皇フランシスコ、あなたの生涯と証しに感謝します。

    *Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
    日本語翻訳ティームより

🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。