2025年9月16日
年間第二十四火曜日(聖コルネリオ教皇・聖チプリアノ司教殉教者)
起きなさい
たとえ弱さや不安、希望を失いかけた状況にあっても、イエスがあなたのもとに来てくださるこの日に感謝しましょう。主の言葉を思い返してください。:「若者よ、あなたに言う。起きなさい。」(ルカ7:14)
イエスとの絆を大切に育てていけるよう、恵みを願いましょう。イエスは愛する人に寄り添い、その人のために心を動かされます。直面する試練を主にゆだね、主があなたに触れ、逆風の中でも立ち上がり、歩み続ける力を与えてくださいますように。
今月の祈りの意向にあるように、主が深く愛しておられる被造物たちに対して、愛の道具となれるよう祈りましょう。
「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
ポルトガルチーム
貧しさの真の豊かさ
アッシジの聖フランシスコの言葉を思い起こしましょう。:「まず自分にとって必要なことから始めなさい。次に、自分ができることをやってみなさい。するといつの間にか、不可能なことができるようになっているものだ。」
貧しい人々は幸いである。天の国は彼らのものだから。私たちは貧しい者でありたいと願っています。なぜなら、たくさんの富はしばしば、過剰な誇りや謙遜の欠如、この世の物への執着へとつながってしまうからです。
主よ、今日私たちは貧しさを受け入れたいと願います。この世のもっとも弱い人、忘れ去られた人に手を差し伸べることを妨げているものを、心の奥底から探り、見つけることができるよう助けてください。
主よ、単なる物質的援助に留まらず、具体的な行動と開かれた心を通して、あなたの臨在を示せますように。最も貧しい人々の中にあなたを見出し、あなたが彼らに与えた計り知れない尊厳を見出すことができますように。
「今月の祈り」をささげましょう。
ポルトガルチーム
他者の中にキリストを見いだす
静かに立ち止まり、主が近くにおられることを感じましょう。
今日出会った人々、特に最も弱く忘れ去られた人々に対して、主に感謝しましょう。
主の光を願いながら一日を振り返りましょう。「今日、誰の中にキリストの御顔を見ましたか?」「助けを必要としていた人を、どう迎えましたか?」
その時の気持ちを思い出してください。「どんな感情を抱きましたか?」「寛大で気配りがありましたか、それとも、無視しましたか?」
目の前の人を見過ごしてしまった時には、主にゆるしを願いましょう。
明日は一人ひとりにもっと心を向け、敬意をもって生きられるように、恵みを祈りましょう。
「主の祈り」を唱えましょう。
ポルトガル チーム
🌸 今月の祈り
すべての被造物と私たちとの関係
聖フランシスコの霊性にならい、神に愛され尊重されるべきすべての被造物と私たちとの関係が、互いに影響を及ぼし合っていることを体験できるよう祈りましょう。
レオ14世
主よ、あなたは創造されたすべてを愛しておられ、
あなたの優しさの神秘の外に存在するものはありません。
どんなに小さな被造物であっても、
それはあなたの愛の実りであり、この世界に居場所を持っています。
最も短い命さえも、あなたの御心のうちに包まれています。
今日、私たちもアッシジの聖フランシスコと共に声をあげます。
「主よ、あなたに賛美をささげます!」
天地の美しさを通して、
あなたは恵みの源としてご自身を現してくださいます。
どうか私たちの目を開き、あなたを認めさせてください。
すべての被造物に近づくあなたの神秘から学び取り、
世界をただ解決すべき問題としてではなく、
感謝と希望をもって仰ぎ見る神秘として受けとめられますように。
すべての被造物のうちにあなたの現存を見いだし、
あなたの現存を深く知ることによって、
あなたが私たちに委ねてくださったこの「ともに暮らす家」に責任を負う者として、
あらゆるいのちを大切にし、尊び、守る者となれますように。
主よ、あなたに賛美をささげます!
アーメン。
(翻訳 教皇による祈りの世界ネットワーク日本)
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。