2025年11月16日
年間第三十三主日 (貧しい人のための世界祈願日/聖書週間〜23日まで)
戦い
新たな一日が始まることに感謝し、あらゆることに主の御顔を求めながら、今日を生きましょう。「わたしの名のために、あなたがたは王や総督たちの前に引き出され、わたしについて証しをする機会を与えられるでしょう。」(ルカ21:5-19)
日々の生活や決断を下す中で、他者への平和と慰めのしるしとなることで、自分の信仰と希望を分かち合うようにと、主が招いておられることを心に留めましょう。教皇レオ14世が述べられたように、殉教者たちは「力や暴力という武器を用いることなく、福音の弱くも優しい力を受け入れることによって、信仰を証しした」のです。
この願いを胸に、「日々ささげる祈り」を唱えましょう。
他者のために祈りましょう
午後のひととき、心静かに今月の祈りの意向を心に留めましょう。自殺の思いに苦しむ人々が、自らの共同体で必要な支えと思いやりと愛を見出し、人生の美しさに心を開くことができますように。
この祈りを主にささげしましょう…
主よ、あなたは疲れ果て重荷を負っている人々を、御心のうちに休ませようと招いてくださいます。
自殺の誘惑に苦しんでいる人々のために、今すぐ寄り添ってくださいますように。
どうか、彼らに安らぎと慰めをお与えください。アーメン。
「今月の祈り」をささげましょう。
主に心を開きましょう
一週間を振り返り、神があなたをどのように探し求めておられたかを思い出してみましょう。あなたが過ごした出来事の中で、訪れた場所の中で、出会った人々の中で、神はどんなふうに働いておられたでしょうか。
受けた恵みに感謝しましょう。明るい心、健康、美しさ、働く力など、すべて神からの贈り物です。この一週間、あなたはどのように生きましたか。自由な開かれた心で活動できましたか。
内なる自由を奪ってしまったもの、性格の弱さ、人間関係、あるいは出来事など、を見つめてみましょう。
自由の中で成長するために必要な恵みを受け入れる準備はできていますか? これからの1週間に向けて、その決意をかためましょう。
「主の祈り」
前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。
🌸 今月の祈り
自殺の誘惑にさらされている人々が、地域社会での必要な支援やケアを受け、愛に触れて、人生の美しさに心を開くことができますように。
主イエスよ、あなたは疲れた者、重荷を負う者がご自分のもとに集い、聖心のうちに憩うよう招いてくださいます。
私たちは今月、闇と絶望のうちに暮らすすべての人、特に自らいのちを絶とうと苦しんでいる人々のために祈ります。
この方々がいつも自分を受け入れ、耳を傾け、寄り添ってくれる共同体に出会うことができますように。私たちすべてに慰めと支えを与えることのできる、思いやりに満ちた心をお与えください。必要な専門的助けも惜しまず用いることができますように。
私たちが、相手を尊重し、優しさをもって寄り添いながら、傷を癒し、絆を築き、希望の地平を開く助けとなりますように。
共に、いのちは神からの賜物であり、苦しみや痛みの中にもなお美しさと意味があることを、あらためて見いだすことができますように。
主よ、あなたに従う者もまた、希望のない悲しみに陥る可能性のあることを、私たちはよく知っています。
どうかいつもあなたの愛を感じさせてください。
それによって私たちが、すぐそばにおられるあなたに支えられ、
私たちの手を取って導き、あなたが与えてくださるいのちへの信頼を新たにしてくださる御父の無限の愛を悟り、これをすべての人に告げ知らせることができますように。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。