2025年7月2日
年間第十三水曜日
神の言葉で祈る
福音を黙想して一日を始めましょう。識別の霊が形作られ、深められますように。今あなたに語りかける聖句に心を向けましょう:「神の子、かまわないでくれ。まだその時ではないのにここに来て、我々を苦しめるのか。」(マタイ8:28–34) この節の終わりで、ガダラの人々がイエスを神の子として認識できなかったことに注目して、自分自身に問いかけましょう。神の存在を認識するために、日々どのようなことをしていますか?
識別に関する3回目の講話で、教皇フランシスコ(2022年)は、「祈りは、思考を超えて、愛に満ちた自発性をもって、主との親密な関係に入ることを可能にしてくれます」と述べています。
「日々ささげる祈り」を唱えましょう。識別する力をさらに養い、いのちに至る道を選択し、キリストと福音から離れるすべてものを拒むことができますように。
フランス語圏アフリカチーム
善い霊に気づく
イエスと一休みして、今朝の神のみことばをふりかえり、より深いところから響くもう一つの声に耳を澄ませましょう。
教皇レオ14世は、信者たちに向けた最初の言葉(2025年5月)で、悪と闘う皆さんは孤独ではないと断言しました。「神は私たちを愛しておられる、神は皆さん全員を愛しておられる、そして悪は勝利しません。私たちは皆、神の手のうちにあって…私たちはキリストの弟子です。キリストが私たちの前に立ち、先導してくださるのです。」
「今月の祈り」をささげましょう…
フランス語圏アフリカチーム
神の御心を知る
就寝前に、主の御前に自分を置き、一日の出来事をふりかえりましょう。具体的な出来事を通じてイエスの御心を知る手助けとなったすべてのしるしに注意深く耳を傾け、主に「ありがとう!」と言いましょう。
自分の葛藤に気づきましょう。聖霊の光を受け入れるのが難しい暗いところや、まだゆるすことができない人々に気づいたら、主にゆるしを求めましょう。
完全に心から信頼して、自分の弱さと成長への願いを主に打ち明け、自分の心を主の心にゆだねましょう。もっと心を開いて、神の言葉によって変えていただけるよう準備しましょう。そうすれば、キリストと福音から離れる道をすべて退けて、いのちの道を選ぶことができるでしょう。
「主の祈り」…
フランス語圏アフリカチーム
🌸 今月の祈り
識別する力を養う
生きることを学ぶには、
愛することを学ばなくてはなりません。
愛の旅路において、
私たちは時に間違った道を選んでしまうことがあります!
愛するためには、
識別の仕方を知らなければならないのです。
理解するための光であり、
決断の時に静かに力をくださる聖霊よ
あなたの声に注意深く耳を傾ける恵みを授けてください。
私が最も敏感に感じているものを見極め、
本当に重要なものを理解し
私の心をかき乱すものを排除することができるよう
私の心の「パスワード」を見分けるための恵みを授けてください。
立ち止まって、私の行動の仕方、内なる感情、
繰り返して私を制約したり
自分で気づかない思いを認識できる恵みを願います。
自分自身を知り、自分の最も深い望みを知りたいのです。
そうすることで、決断したことが
あなただけから生まれる喜びにつながるでしょう。
不確実さや困難をくぐり抜け、
もがいたり、思考したり、
探し求めなくてはならなくても…
正しい決断の実りにこそ主の喜びがあるのです。
主よあなたをより深く愛し、仕えることができるよう、
あなたと自分自身をより深く知る恵みを与えてください。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。