祈る花:Inoruhana
  • 2025年10月22日
    年間第二十九水曜日

    祈る花、PWPN日本、祈祷の使徒、Click to Pray

    主の賜物

     「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、更に多く要求される。」(ルカ12:48)
     主の御言葉に注意を促される一日の始まりです。主が日々人間に与えてくださるすべての賜物を大切にしなさい、と。
     仕事や住まい、周囲の方々の愛情を、当たり前のこととしていませんか? 創造の美しさや、それを自由に扱えることを、正当な権利として自分に与えられているかのように受け止めていませんか?
     感謝の心を深めることができるよう主に願いましょう。すべては主から来て、主のもとへ帰るのですから。そしてその感謝の心が、世界のためのとりなしへと変えていただけますように。
     「日々ささげる祈り」を唱えましょう。

    イタリア青年チーム

    平和と希望の種

     一日の半ばに、教皇レオ14世の言葉を振り返りましょう。「キリストのうちに、私たちは平和と希望の種となります。預言者イザヤはこう語っています。『ついに、我々の上に 霊が高い天から注がれる。荒れ野は園となり 園は森と見なされる。』(イザヤ32:15-18)」
     主が聖霊を私たちの上に注がれますように。そうすれば、あらゆる頑固さを優しさに、あらゆる不毛の状況を実りあるものへ、あらゆる緊張を穏やかな受容へと変えられて、人々がこの世界において平和に生きられるようになります。
     教皇の祈りの意向に心を寄せて、「今月の祈り」を唱えましょう。

    イタリア青年チーム

    忍耐強く、いつくしみ深い主

     夕暮れ時、主のもとに身を寄せましょう。
     一日を振り返り、出会った人々、取った行動、時に感じた苛立ちを思い起こしてください。人間に対する主の深い愛が尽きることがないことに感謝をささげましょう。
     「今日、私は平和の使者として、正しい関係を紡ぐ者だったでしょうか?」
     忍耐の恵みを主に願い求め、自らが変われるという希望を決して失わないようにしましょう。この思いを胸に寝みましょう。
     「主の祈り」

    イタリア青年チーム

  • 前日のお祈りを読み直したいと思うならば、こちらをクリックしてください。ありがとうございます。

    🌸 今月の祈り

    さまざまな宗教的伝統を信じる人々が、平和、正義、人類の友愛を守り、推し進めるために共に働くことができるよう、祈りましょう。

    主イエスよ、
    あなたは多様の中にあって一つであり、
    すべての人を愛のまなざしで見守ってくださいます。
    どうか私たちが互いを兄弟姉妹として認め、
    共に生き、祈り、働き、夢をもつ者となるよう導いてください。

    私たちの生きる世界は美しさに満ちています。
    しかし同時に、深い分裂に傷ついています。
    ときに、宗教は人々を結び合わせるどころか、
    対立の原因となってしまうことがあります。

    どうか、あなたの霊をお与えください。
    私たちの心を清め、
    私たちを結ぶものを見いだすことができますように。
    そこから再び耳を傾け、
    壊すことなく協力する道を学べますように。

    宗教における平和、正義、友愛の具体的な証しが、
    違いを越えて共に生き、共に働くことが可能だと、信じる勇気を与えてくれますように。

    宗教が武器や壁としてではなく、
    むしろ橋や預言として生きられますように。
    共通善という夢を信頼できるものとし、
    命に寄りそい、希望を支え、
    分断された世界にあって、一致のパン種となることができますように。アーメン。

    (翻訳 教皇による祈りの世界ネットワーク日本)



    Pope Video

    🌸 日々ささげる祈り

    いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
    新しい一日を始めるにあたって、
    改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
    イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
    聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
    あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
    この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
    わたしの喜びと希望、
    働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
    あなたの御手に委ねます。
    聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
    わたしの今日一日をお捧げします。

    🌸 🌸 🌸

    *Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
    日本語翻訳ティームより

🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。