2025年12月13日
待降節第二土曜日(聖ルチアおとめ殉教者)
平和の道具
主の臨在を感じ、すべての人、とりわけ疲れた者を優しくいたわる聖母マリアとともに新しい一日を始めましょう。
恵みとして受けた優しさを行動で示せるように主に願います。たとえ人々に認められなくても(マタイ17:12)、思いやりある行いによって橋を架けていけますように。
特に紛争地に暮らす人々のために祈ります。暴力と分断の中でも、能動的な平和の道具となる道を見いだせるよう、彼らの苦難の道のりを主が支えてくださいますように。
「日々ささげる祈り」
(イタリア青年チーム)
架け橋
一日の半ばに、主と共に過ごす時間を取り分けましょう。
「信者はキリストにすべてを頼りつつ、それにもかかわらず、すべてが自分にかかっているかのように全力を尽くすのです。」(教皇ベネディクト16世)
これは、福音に生きる日々の努力のなかで、私たちを奮い立たせてくれる希望です。この言葉に耳を傾け、自信を持って応答していきましょう。この言葉に導かれ、対話と相互理解、そして協力を促し、分断の壁ではなく、つながっていく橋として行動していけますように。
祈りによってこの内なる望みが支え続けられますように。
教皇の意向のために、「今月の祈り」をささげます。
(イタリア青年チーム)
主への渇望
夕べが近づく今、主の御前で過ごしましょう。主との出会いに心を開けば、主の存在が生き生きと感じられます。その現存する主に感謝をささげましょう。
自分の行動がいつも自分の望みを反映するとは限らず、自分の限界が勝ることに目を向けます。それをゆるし、力づけていけただけるよう主に願います。
主への渇望を深め、探求を支えていただくよう主に助けを求め、自分のすべてをささげる恵みを願い求めましょう。特に出会った人々に背を向けたい誘惑に駆られるときこそ、自分のすべてをゆだね、差し出せますように。
「主の祈り」
(イタリア青年チーム)
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🌸 今月の祈り
紛争地域のキリスト者
戦争や紛争が起きている地域、特に中東で暮らすキリスト者が、平和、和解、希望の種となることができますように。
戦争あるいは紛争が続く地域、特に中東に暮らすキリスト者が、平和と和解、そして希望の種子となることができるように祈りましょう。
御独り子の血によって世をご自分と和解なさった平和の源である神よ、
きょう、私たちは戦争と暴力のただ中で暮らすキリスト者のために祈ります。
痛みに囲まれているときも、慈しみ深いあなたが共にあり、また信仰を同じくする兄弟姉妹の祈りを感じずにいることがありませんように。
なぜなら、兄弟姉妹との絆に強められ、あなたの支えによってのみ、彼らは和解の種子、また、小さな仕方でも大きな仕方でも希望を築く者となり、さらには、赦し、前進し、分断を癒し、また、憐みをもって正義を求めることのできる者となれるからです。
平和のために働く者を幸いと呼ばれた主イエスよ、
調和のうちに生きることが不可能と思えるところにおいても、私たちをあなたの平和の道具としてください。
もっとも暗い時における希望の源である聖霊よ、苦しむ人々の信仰を支え、彼らの希望を強めてください。私たちを無関心に陥らせず、イエスのように一致を築く者としてください。
アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。