祈る花:Inoruhana

2025年4月29日
復活節第二火曜日 聖聖カタリナ(シエナ) おとめ教会博士

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シエナのカタリナ
 今日という日がどんな一日になるのか、新たな勇気と好奇心を携えて、主の御前に身を置いてください。今日は、全教会で聖カタリナ(シエナの)おとめ教会博士の祝日を祝います。
 イエスはこう言われます。「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(マタイ 11:25-30)
 あなたはこの招きを受け入れられますか? 今、あなたの人生に重荷となっているものは何ですか?
 あなたの人生と今日という日を主にゆだねましょう。この信頼の姿勢をもって「日々ささげる祈り」を祈りましょう。

ドイツチーム

つながりの中の勇気
 少し立ち止まって、自分の心をイエスのみ心に近づけることを意識してみましょう。
 教皇フランシスコは、こう語っています:
 「今日では、いろいろなコミュニケーション手段で知識や気持ちを伝え合うことができます。けれど、時には直接会うことを妨げることもあります。」
 あなたの日常を振り返ってみましょう:
 デジタルメディアが、人とのつながりや関係づくりに役立っているのは、どのような時ですか? また、距離を感じさせたり、大切な出会いを妨げてしまうのは、どのような時ですか?
 「教皇による祈りの世界ネットワーク」と心を一つにして、「今月の祈り」をささげましょう。

ドイツチーム    

神のいつくしみのうちに振り返る
 夕方、少し静かな時間をとって、今日一日を振り返ってみましょう。
 どんな恵みを受けましたか? 何を与えることができましたか? 心に残ったことは、どんなことですか?
 感謝の気持ちで今日をふり返り、心に深く残っていることがあれば、すべて神のいつくしみにお任せしましょう。今夜の祝福を願い、明日への思いを神にゆだねましょう。
 「主の祈り」を唱えて、一日を締めくくってください。

ドイツチーム

🌸 今月の祈りとビデオ

新しいテクノロジーの利用
 主よ、いつくしみに満ちた父よ。世界を見つめ、そこで働く人々、美しい世界をつくっている人々を見ると、心から「ありがとうございます」という感謝の気持ちが湧き上がります。科学とテクノロジーの進歩の中で、人間の尊厳を尊重し、全てをつないで人間が共に生きることができるよう、 私たちの中で聖霊が働き、私たちを育てようとしているのを感じます。
 教会であるあなたが、すべての人々の幸福を望んでおられることを知っています。テクノロジーが「人と人」の触れ合いに取って代わらないようにと御子は呼びかけています。仮想が現実の代わりに、SNSが社会的な場の代わりにならないようにと。
 失望することなく、賢明に生き、深く考え、惜しみなく愛する能力を育むことができるよう助けてください。 科学技術の進歩を促進し、責任、正しい価値観、意識をもって、人類の発展と歩調を合わせていくことができますように。アーメン。

🌸 日々ささげる祈り

いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
アーメン。

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。