2025年9月2日
年間第二十二火曜日
創造物への思いやり
この一日を始めるにあたり、創造物と神がそれを通して与えてくださるすべてに感謝の祈りをささげましょう。今日の福音では、不浄な悪霊がイエスにこう言います。
「正体は分かっている。神の聖者だ。」(ルカ4:31-37)
イエスを神に選ばれた方として認識する力を神が授けてくださるよう祈りましょう。一日を通して神を敬い、賛美する恵みを願い、消費主義、自己中心主義、絶望といった、他者や神の創造物への思いやりを妨げるあらゆる霊を追い払ってくださるよう神に祈りましょう。
今日、出会う一人ひとりの価値を認識し、その人にふさわしい愛と尊敬の念を抱けるように心がけましょう。
「日々ささげる祈り」を唱え、この日をささげましょう。
ポルトガルチーム
母なる教会
今日、この時を静かに過ごしながら、ベネディクト16世の言葉を思い起こしましょう。:「教会の務めは、聖霊の命を与える働きに感謝しつつ、この神聖な愛を絶えず伝えることです。」
教会が母としての使命を果たし、すべての人を神の愛する子どもとして迎え入れるよう、主が導いてくださいますように。
教会が、あらゆる民族の文化的多様性と独自の尊厳を恵みの賜物として認識し、「教会には誰でも、どんな人でも、すべての人を受け入れる場所がある」(教皇フランシスコ、ワールドユースデー・リスボン2023)という言葉を思い起こさせてくれるよう祈りましょう。
「今月の祈り」を唱え、すべての創造物とのより深い関係を求めて祈りましょう。
ポルトガルチーム
光を再発見する
夜が訪れる時、神の御前に身を置き、心を照らしてくださるようお招きしましょう。一日を振り返り、出会ったことや学んだことに感謝しましょう。
「今日、私はどのようにして神の愛のしるしとなることができたでしょうか?」「自分の行いや人間関係を振り返って、どのように神の愛を分かち合ったでしょうか?」
神の呼びかけにどれほど心を閉ざしていたか、光が差し伸べられるよう祈りましょう。
「他者の中におられる神の存在に気づいていましたか?」「神の平和の道具となっていましたか?」
もし不十分な点があったなら、ゆるしを求め、新たなスタートへの恵みを願いましょう。明日を神にゆだね、神の御心をより確かに生きる準備ができますように。
「主の祈り」…
ポルトガルチーム
🌸 今月の祈り
主よ、あなたは存在するものすべてを愛し、お造りになったものを何一つ嫌われない。(知恵の書11:24)。
父よ、すべての被造物はあなたのいつくしみの対象であり、それぞれがこの世での居場所をいただいています。最も小さな存在のはかない命にもあなたが愛を注いでくださることに驚かされます。ほんの一瞬存在する小さなものにも、心を尽くしてまもっておられます。
「主よ、あなたは讃えられますように」と聖フランシスコが言ったように、私も「あなたは讃えられますように」と今日言います。造られたものの偉大さと美しさから推し量り、それらを造った方を認めるはずなのだから。(知恵の書13:5)。
だからこそ、主よ、この世界とは解決すべき問題ではなく、喜びの賛美のうちに思い巡らす喜びあふれる神秘です。私たちが愛される存在であることを認識する恵みをください。それぞれがあなたに大切にされ、あなたの心に宿され、あなたが思いを寄せる果実です。
「主よ、あなたは讃えられますように」太陽が輝く時にも、夜が訪れる時にも、あなたはすべての被造物の多様性の中におられるからです。存在するもの全てにあなたが映し出されていることに気づく時、私の心はあなたに祈りを捧げたいという望みを感じます。
すべての被造物のために…主よ、あなたは讃えられますように。アーメン。
Pope Video
🌸 日々ささげる祈り
いつくしみ深い父よ、あなたがともにいてくださることをわたしは知っています。
新しい一日を始めるにあたって、
改めて、わたしの心を御子イエスの聖心のそばに置いてください。
イエスは自らをわたしのために捧げ、ご聖体のうちにわたしのもとに来てくださいます。
聖霊がわたしをあなたの友、また使徒にし、
あなたのいつくしみのミッションに参与するものにしてくださいますように。
この祈りの世界ネットワークに携わる兄弟姉妹と心を合わせて、
わたしの喜びと希望、
働きと苦しみ、わたしが持っているもの、わたしの存在をすべて、
あなたの御手に委ねます。
聖母マリアとともに、教会のミッションと、教皇の今月の意向に合わせて、
わたしの今日一日をお捧げします。
🌸 🌸 🌸
*Note: 教皇による意向のために毎日3回祈る取り組みとして「祈祷の使徒」(現在名:PWPNすなわち教皇による祈りの世界ネットワーク)本部では2016年より “Click to Pray“(祈りのクリック)が始まりました。すなわち、日々のみ言葉と教皇による毎月の意向に合わせて、毎日、朝と日中と夕に祈る取り組みです。
日本語翻訳ティームより
🌸 AD MAJOREM DEI GLORIAM 🌸
聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。