2025年10月10日
年間第二十七金曜日

どちらの側に立っているか
新しい日の始まりに、福音の御言葉によって自分の心を確認しましょう。「わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしと一緒に集めない者は散らしている。」(ルカ11:23)
自らに問いかけます。「どのような信仰を育みたいと願っているのか?」「どちらの側に立つことを真に願っているのか?」
人生の勝負をどちらのフィールドで挑もうとしているのか、よく見分けられるよう主の助けを求めましょう。主の恵みこそが、明快に、力強く教え導いてくださると信じます。
この願いを胸に、「日々ささげる祈り」とともに一日を主にゆだねましょう。
イタリア青年チーム
忠実さ
今日、福音のこの御言葉を思い巡らしましょう。
「わたしに味方しない者はわたしに敵対する。」
イエスの言葉は毅然としています。―あなたたちはいつくしみ深い神に心を開き、神に対して忠実であるのか、それとも敵対するのかのどちらかです。そこに「交渉の余地」はありません。「忠実であるか、敵対するか」の二者択一を迫る主の言葉に一切の妥協はありません。
しかしながら、前へと続く道はあります。「罪人よ、告白せよ!」と。「私は罪人です」という告白とともに心の扉が開き、神の憐れみが流れ込んできます。そのようにして忠実な歩みが始まります。
どこまでも続く神のいつくしみに頼る私たちの忠実さがすべての鍵となります。人生をかけてその忠実さを育み、強めていく手立てを今日、主に願い求めましょう。
この願いとともに、教皇の意向にそって「今月の祈り」をささげましょう。
イタリア青年チーム
選ぶ
今晩、主は再び御前に立つよう招いておられます。そうです、もう一度です。それは、自分の弱さや浮ついた気持ちで、幾度となく反対の方向に惹きつけられ、あらぬ方向へ、そして何より主から遠ざかるほうへと惹きつけられているからです。
「なぜでしょう? 何に動かされているのでしょうか?」「心の土台のどこが揺さぶられているでしょうか?」
内的な混乱に対処するには、それらすべて主にゆだねることです。
特にゆるしの秘跡を通して、より忠実な人生を歩めるよう、自らをささげましょう。訪れる夜に身をゆだね、信頼をもって「主の祈り」を唱えます。
イタリア青年チーム