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教皇の意向: 新たな殉教者 (3月)

聖テモテ 聖テトス司教(1/26)

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神の国はあなたがたに近づいた。

ルカ10:9
集会祈願

🌸 第一朗読 (二テモテ1:1-8)

使徒パウロのテモテへの手紙
 1キリスト・イエスによって与えられる命の約束を宣べ伝えるために、神の御心によってキリスト・イエスの使徒とされたパウロから、 2愛する子テモテへ。父である神とわたしたちの主キリスト・イエスからの恵み、憐れみ、そして平和があるように。
 3わたしは、昼も夜も祈りの中で絶えずあなたを思い起こし、先祖に倣い清い良心をもって仕えている神に、感謝しています。 4わたしは、あなたの涙を忘れることができず、ぜひあなたに会って、喜びで満たされたいと願っています。 5そして、あなたが抱いている純真な信仰を思い起こしています。その信仰は、まずあなたの祖母ロイスと母エウニケに宿りましたが、それがあなたにも宿っていると、わたしは確信しています。 6そういうわけで、わたしが手を置いたことによってあなたに与えられている神の賜物を、再び燃えたたせるように勧めます。 7神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。 8だから、わたしたちの主を証しすることも、わたしが主の囚人であることも恥じてはなりません。むしろ、神の力に支えられて、福音のためにわたしと共に苦しみを忍んでください。

または テトス1:1-5
使徒パウロのテトスへの手紙
 1神の僕、イエス・キリストの使徒パウロから――わたしが使徒とされたのは、神に選ばれた人々の信仰を助け、彼らを信心に一致する真理の認識に導くためです。 2これは永遠の命の希望に基づくもので、偽ることのない神は、永遠の昔にこの命を約束してくださいました。 3神は、定められた時に、宣教を通して御言葉を明らかにされました。わたしたちの救い主である神の命令によって、わたしはその宣教をゆだねられたのです。―― 4信仰を共にするまことの子テトスへ。父である神とわたしたちの救い主キリスト・イエスからの恵みと平和とがあるように。
 5あなたをクレタに残してきたのは、わたしが指示しておいたように、残っている仕事を整理し、町ごとに長老たちを立ててもらうためです。

🌸 答唱詩編 詩編96 典148 ①③

アレルヤ唱 典268 ⑤

🌸 福音朗読 (ルカ10:1-9)

ルカによる福音
 1〔そのとき、〕主はほかに七十二人を任命し、御自分が行くつもりのすべての町や村に二人ずつ先に遣わされた。 2そして、彼らに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。 3行きなさい。わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ。 4財布も袋も履物も持って行くな。途中でだれにも挨拶をするな。 5どこかの家に入ったら、まず、『この家に平和があるように』と言いなさい。 6平和の子がそこにいるなら、あなたがたの願う平和はその人にとどまる。もし、いなければ、その平和はあなたがたに戻ってくる。 7その家に泊まって、そこで出される物を食べ、また飲みなさい。働く者が報酬を受けるのは当然だからである。家から家へと渡り歩くな。 8どこかの町に入り、迎え入れられたら、出される物を食べ、 9その町の病人をいやし、また、『神の国はあなたがたに近づいた』と言いなさい。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 今日は、パウロの弟子だった聖テモテとテトスの記念日。
 パウロの弟子として宣教旅行に同行したり、パウロが始めた教会を代理として訪ねたり、その司牧を委ねられたり、大きな愛と信頼を受けた人々。テモテの名は、パウロの手紙に何回も登場し、手紙の共同執筆者としても名前を連ねている。テサロニケやコリントの教会に派遣され、パウロに代わって司牧にあたり、晩年はエフェソの教会の監督となった。テトスは、問題の多いコリントの教会に派遣され、平和を回復する上で大きな貢献をし、後年はクレタの教会の司牧を委ねられた。テモテは母がユダヤ人、父が異邦人、テトスは両親とも異邦人と言う、いわば、第二世代の使徒たちである。
 今日の福音は、弟子たちを派遣するにあたっての主イエスの言葉を記しているが、文字通り、それを経験したのは彼らであろう。「わたしはあなたがたを遣わす。それは、狼の群れに小羊を送り込むようなものだ」。パウロも手紙の中で書いている、「わたしたちの主を証しすることも、わたしが囚人であることも恥じてはなりません。むしろ、神の力に支えられて、福音のためにわたしとともに苦しみを忍んでください」と。そして、彼らがもたらしたのは、まさに主イエスが約束された「平和」であること、あらためて思い出させてくれる。
 まだ、教会制度も十分に確立していない時代に、ひたすら復活された主への信仰と、師であるパウロへの愛に満ちた奉仕によって、教会が地中海世界に根を下ろしていったこと、感謝のうちに思い起こし、彼らの愛と犠牲に倣う恵みを祈ろう。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

2 comments

  1. それを経験するとは迫害を経験するということ。
    パウロだけでなく戦後日本で宣教されたネメシェギ師も言っている通りイエス・キリストの福音を、素直に伝えれば必ず迫害を受ける。
    もし迫害を受けていないとすれば神の福音を勝手に都合よく割り引いていると。
    世間に迎合せず
    世間を清めよう。

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  2. 分かち合いにある「文字通り、それを経験」することがミソ!

    返信

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