♰ キリストにおいてすべてを新しく見る ♰

Generic filters
Exact matches only
Filter by content type
Comments
Attachments

教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間第二十四月曜日(9/12)

FacebookTwitterEmailLinePrintFriendly

言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。

ルカ7:9
集会祈願

🌸 第一朗読 (一コリント11:17-26、33)

 使徒パウロのコリントの教会への手紙
 17〔皆さん、〕次のことを指示するにあたって、わたしはあなたがたをほめるわけにはいきません。あなたがたの集まりが、良い結果よりは、むしろ悪い結果を招いているからです。 18まず第一に、あなたがたが教会で集まる際、お互いの間に仲間割れがあると聞いています。わたしもある程度そういうことがあろうかと思います。 19あなたがたの間で、だれが適格者かはっきりするためには、仲間争いも避けられないかもしれません。 20それでは、一緒に集まっても、主の晩餐を食べることにならないのです。 21なぜなら、食事のとき各自が勝手に自分の分を食べてしまい、空腹の者がいるかと思えば、酔っている者もいるという始末だからです。 22あなたがたには、飲んだり食べたりする家がないのですか。それとも、神の教会を見くびり、貧しい人々に恥をかかせようというのですか。わたしはあなたがたに何と言ったらよいのだろう。ほめることにしようか。この点については、ほめるわけにはいきません。
 23わたしがあなたがたに伝えたことは、わたし自身、主から受けたものです。すなわち、主イエスは、引き渡される夜、パンを取り、 24感謝の祈りをささげてそれを裂き、「これは、あなたがたのためのわたしの体である。わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。 25また、食事の後で、杯も同じようにして、「この杯は、わたしの血によって立てられる新しい契約である。飲む度に、わたしの記念としてこのように行いなさい」と言われました。 26だから、あなたがたは、このパンを食べこの杯を飲むごとに、主が来られるときまで、主の死を告げ知らせるのです。
 33わたしの兄弟たち、こういうわけですから、食事のために集まるときには、互いに待ち合わせなさい。

🌸 答唱詩編 詩編40 典54 ③⑤

アレルヤ唱 典268 ㉑

🌸 福音朗読 (ルカ7.1-10)

ルカによる福音
 1〔そのとき、〕イエスは、民衆にこれらの言葉をすべて話し終えてから、カファルナウムに入られた。 2ところで、ある百人隊長に重んじられている部下が、病気で死にかかっていた。 3イエスのことを聞いた百人隊長は、ユダヤ人の長老たちを使いにやって、部下を助けに来てくださるように頼んだ。 4長老たちはイエスのもとに来て、熱心に願った。「あの方は、そうしていただくのにふさわしい人です。 5わたしたちユダヤ人を愛して、自ら会堂を建ててくれたのです。」 6そこで、イエスは一緒に出かけられた。ところが、その家からほど遠からぬ所まで来たとき、百人隊長は友達を使いにやって言わせた。「主よ、御足労には及びません。わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。 7ですから、わたしの方からお伺いするのさえふさわしくないと思いました。ひと言おっしゃってください。そして、わたしの僕をいやしてください。 8わたしも権威の下に置かれている者ですが、わたしの下には兵隊がおり、一人に『行け』と言えば行きますし、他の一人に『来い』と言えば来ます。また部下に『これをしろ』と言えば、そのとおりにします。」 9イエスはこれを聞いて感心し、従っていた群衆の方を振り向いて言われた。「言っておくが、イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない。」 10使いに行った人たちが家に帰ってみると、その部下は元気になっていた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 ルカは、イエスの説教の後の最初の出来事として、この百人隊長の部下のいやしの話を置く。百人隊長と言えば、ローマ人で占領軍の司令官のような地位にある人。ヨハネにも類似の話しがあるが、王の役人の息子のいやしとしている。いずれにしても、当時のユダヤ人、イエスの弟子たちに深い印象を与えた出来事であったに違いない。
 子どもの頃、通っていた学校が米軍基地の近くにあった。隣の家は米軍将校の住宅として接収されていた。当時、近所の大きな家は皆接収されていた。しかし、そこに住んだ将校は中々の紳士で、子どもながらに尊敬した。時には、学校まで車に乗せていってもらったこともあった。
 百人隊長の懇願に、長老たちは言う、「あの方は、そうしていただくのにふさわしい人です。わたしたちユダヤ人を愛して、自ら会堂を建ててくれたのです」と。百人隊長は使いを送って言わせる、「主よ、御足労には及びません。あなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。・・ひと言おっしゃってください。そして、僕をいやしてください」。この言葉を聞いて、主は言われる、「イスラエルの中でさえ、わたしはこれほどの信仰を見たことがない」と。
 この度のミサの式次第改定にあたって、かつて、聖体拝領の前に、唱えた言葉、「主よ、わたしはあなたをお迎えするにふさわしい者ではありません。おことばをいただくだけで救われます」を唱えることもできるようになった。感謝。
 国境や民族を超えた人に及ぶ主のいつくしみの大きさを味わいながら、百人隊長の謙遜な心に学ぶ恵みを祈ろう。(S.T.)

FacebookTwitterEmailLinePrintFriendly

関連投稿🌸

聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

コメントする