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教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間第二十三火曜日(9/6)

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イエスから力が出て、すべての人の病気をいやしていた

ルカ6:19
集会祈願

🌸 第一朗読 (一コリント6:1-11)

使徒パウロのコリントの教会への手紙

 1〔皆さん、〕あなたがたの間で、一人が仲間の者と争いを起こしたとき、聖なる者たちに訴え出ないで、正しくない人々に訴え出るようなことを、なぜするのです。 2あなたがたは知らないのですか。聖なる者たちが世を裁くのです。世があなたがたによって裁かれるはずなのに、あなたがたにはささいな事件すら裁く力がないのですか。 3わたしたちが天使たちさえ裁く者だということを、知らないのですか。まして、日常の生活にかかわる事は言うまでもありません。 4それなのに、あなたがたは、日常の生活にかかわる争いが起きると、教会では疎んじられている人たちを裁判官の席に着かせるのですか。 5あなたがたを恥じ入らせるために、わたしは言っています。あなたがたの中には、兄弟を仲裁できるような知恵のある者が、一人もいないのですか。 6兄弟が兄弟を訴えるのですか。しかも信仰のない人々の前で。 7そもそも、あなたがたの間に裁判ざたがあること自体、既にあなたがたの負けです。なぜ、むしろ不義を甘んじて受けないのです。なぜ、むしろ奪われるままでいないのです。 8それどころか、あなたがたは不義を行い、奪い取っています。しかも、兄弟たちに対してそういうことをしている。 9正しくない者が神の国を受け継げないことを、知らないのですか。思い違いをしてはいけない。みだらな者、偶像を礼拝する者、姦通する者、男娼、男色をする者、 10泥棒、強欲な者、酒におぼれる者、人を悪く言う者、人の物を奪う者は、決して神の国を受け継ぐことができません。 11あなたがたの中にはそのような者もいました。しかし、主イエス・キリストの名とわたしたちの神の霊によって洗われ、聖なる者とされ、義とされています。

🌸 答唱詩編 詩編149 典106 ①③

アレルヤ唱 典270 53

🌸 福音朗読 (ルカ6:12-19)

ルカによる福音
 12そのころ、イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた。 13朝になると弟子たちを呼び集め、その中から十二人を選んで使徒と名付けられた。 14それは、イエスがペトロと名付けられたシモン、その兄弟アンデレ、そして、ヤコブ、ヨハネ、フィリポ、バルトロマイ、 15マタイ、トマス、アルファイの子ヤコブ、熱心党と呼ばれたシモン、 16ヤコブの子ユダ、それに後に裏切り者となったイスカリオテのユダである。
 17イエスは彼らと一緒に山から下りて、平らな所にお立ちになった。大勢の弟子とおびただしい民衆が、ユダヤ全土とエルサレムから、また、ティルスやシドンの海岸地方から、 18イエスの教えを聞くため、また病気をいやしていただくために来ていた。汚れた霊に悩まされていた人々もいやしていただいた。 19群衆は皆、何とかしてイエスに触れようとした。イエスから力が出て、すべての人の病気をいやしていたからである

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 イエスの活動の新たなページが開かれ、イエスの弟子の中から「使徒」と呼ばれる人が選ばれたことが記される。「イエスは祈るために山に行き、神に祈って夜を明かされた」とある。イエスは、毎日、父である神に祈っておられたが、大事な決定をする前に、必ず、現場から離れ、神と相対する祈りの時を持たれたことをルカは強調する。祈るのは、神のみ旨を知るため、神のみ旨を自分も愛し、そして、それを実行する力を得るためである。
 この度の祈りは、イエスの使命を継承する弟子の中の核となる人物を選ぶためである。「弟子たちを呼び集め、その中から12人を選んで使徒と名付けられた」。名付けることは、あらたな使命を与えること。「使徒」はメッセンジャー、派遣されたもの。イエスから人々の中に送り出され、イエスが始める働きを継承する人々である。「12人」は、アブラハムの孫、ヤコブの12人の息子が祖となったイエスラエルの12部族に代わる、「新しいイスラエル」の柱となる人々である。
 イエスは山を下り、人々の住む平らなところで、彼らに教え、病をいやし、悪霊を追い出す働きを続けられる。使徒たちは、そうしたイエスの働きの証人として、イエスの復活後、その霊を受けて、イエスの働きを、世界に向って展開する教会の礎となるのである。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
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