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口から出て来るものが人を汚す

マタイ15:11
集会祈願

🌸 第一朗読 ()

エレミヤの預言

 1主からエレミヤに臨んだ言葉。
2「イスラエルの神、主はこう言われる。わたしがあなたに語った言葉をひとつ残らず巻物に書き記しなさい。
 12主はこう言われる。
お前の切り傷はいえず
打ち傷は痛む。
13お前の訴えは聞かれず
傷口につける薬はなく
いえることもない。
14愛人たちは皆、お前を忘れ
相手にもしない。
お前の悪が甚だしく
罪がおびただしいので
わたしが敵の攻撃をもってお前を撃ち
過酷に懲らしめたからだ。
15なぜ傷口を見て叫ぶのか。
お前の痛みはいやされない。
お前の悪が甚だしく
罪がおびただしいので
わたしがお前にこうしたのだ。
 18主はこう言われる。
見よ、わたしはヤコブの天幕の繁栄を回復し
その住む所を憐れむ。
都は廃虚の丘の上に建てられ
城郭はあるべき姿に再建される。
19そこから感謝の歌と
楽を奏する者の音が聞こえる。
わたしが彼らを増やす。数が減ることはない。
わたしが彼らに栄光を与え、侮られることはない。
20ヤコブの子らは、昔のようになり
その集いは、わたしの前に固く立てられる。
彼らを苦しめるものにわたしは報いる。
21ひとりの指導者が彼らの間から
治める者が彼らの中から出る。
わたしが彼を近づけるので
彼はわたしのもとに来る。
彼のほか、誰が命をかけて
わたしに近づくであろうか、と主は言われる。
22こうして、あなたたちはわたしの民となり
わたしはあなたたちの神となる。

🌸 答唱詩編 詩編147 典27①③

アレルヤ唱 典277(聖バルトロマイ)

🌸 福音朗読 (マタイ14:22-36)

マタイによる福音

 22それからすぐ、イエスは弟子たちを強いて舟に乗せ、向こう岸へ先に行かせ、その間に群衆を解散させられた。 23群衆を解散させてから、祈るためにひとり山にお登りになった。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。 24ところが、舟は既に陸から何スタディオンか離れており、逆風のために波に悩まされていた。 25夜が明けるころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれた。 26弟子たちは、イエスが湖上を歩いておられるのを見て、「幽霊だ」と言っておびえ、恐怖のあまり叫び声をあげた。 27イエスはすぐ彼らに話しかけられた。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」 28すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」 29イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。 30しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。 31イエスはすぐに手を伸ばして捕まえ、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われた。 32そして、二人が舟に乗り込むと、風は静まった。 33舟の中にいた人たちは、「本当に、あなたは神の子です」と言ってイエスを拝んだ。

 34こうして、一行は湖を渡り、ゲネサレトという土地に着いた。 35土地の人々は、イエスだと知って、付近にくまなく触れ回った。それで、人々は病人を皆イエスのところに連れて来て、 36その服のすそにでも触れさせてほしいと願った。触れた者は皆いやされた。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 パンを増やした出来事の後に、なぜか、湖の上での出来事が記される。弟子たちは、祈るために山に登られたイエスを残して、自分たちだけで、舟に乗ってこぎ出したが、夜中逆風にこぎ悩んでいた。すると、どこからともなく、イエスが近づいて来られる。弟子たちは恐ろしくなって、「幽霊だ」と叫び出す。
 恐怖に襲われると、人間は正しい判断ができなくなり、自分で作り上げたイメージに怯え、硬直化し、絶望の淵をさ迷い始める。復活された主イエスは、どこにいても、人々のもとを訪ねることがおできになるが、不安や恐怖に捉われた人は、主を認めることができない。それは、イエスに従った弟子に言えることだし、霊を注がれてスタートした教会全体についても言える。使徒たちが次第に舞台から去り、殉教者のリストが作られていった時、教会に集う人々の動揺は大きかったに違いない。キリシタン時代の、司祭のいない教会も、まさに、そうした恐怖の中にあったに違いない。
 病気や災害に見舞われた時の動転、コロナで身動きができなくなったときの不安、立ち上げたプロジェクトの進行に伴う障碍の連続、そんな状況の中におかれるわたしたちも、弟子たちと同じ経験をする。
 復活のイエスは、人々の期待とはまるで違う形で自らを現わされる。「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない」。ペトロのような、大げさな反応を示さずとも、主に助けを叫びたくなることはままあろう。たとえ、主にたしなめられても、静かに主の臨在を認め、深い信頼をもって、繰り返し歩みだすことができるよう祈ろう。(S.T.)

年間第十八火曜日(8/2)
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