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両方とも育つままにしておきなさい

マタイ13:30
集会祈願

🌸 第一朗読 (エレミヤ7:1-11)

エレミヤの預言

 1主からエレミヤに臨んだ言葉。
 2主の神殿の門に立ち、この言葉をもって呼びかけよ。そして、言え。
 「主を礼拝するために、神殿の門を入って行くユダの人々よ、皆、主の言葉を聞け。 3イスラエルの神、万軍の主はこう言われる。お前たちの道と行いを正せ。そうすれば、わたしはお前たちをこの所に住まわせる。 4主の神殿、主の神殿、主の神殿という、むなしい言葉に依り頼んではならない。 5-6この所で、お前たちの道と行いを正し、お互いの間に正義を行い、寄留の外国人、孤児、寡婦を虐げず、無実の人の血を流さず、異教の神々に従うことなく、自ら災いを招いてはならない。 7そうすれば、わたしはお前たちを先祖に与えたこの地、この所に、とこしえからとこしえまで住まわせる。 8しかし見よ、お前たちはこのむなしい言葉に依り頼んでいるが、それは救う力を持たない。 9盗み、殺し、姦淫し、偽って誓い、バアルに香をたき、知ることのなかった異教の神々に従いながら、 10わたしの名によって呼ばれるこの神殿に来てわたしの前に立ち、『救われた』と言うのか。お前たちはあらゆる忌むべきことをしているではないか。 11わたしの名によって呼ばれるこの神殿は、お前たちの目に強盗の巣窟と見えるのか。そのとおり。わたしにもそう見える、と主は言われる。

🌸 答唱詩編 詩編84 典102①⑥

アレルヤ唱 典272㉚

🌸 福音朗読 (マタイ13:24-30)

マタイによる福音

 〔そのとき、〕イエスは、別のたとえを持ち出して言われた。「天の国は次のようにたとえられる。ある人が良い種を畑に蒔いた。 25人々が眠っている間に、敵が来て、麦の中に毒麦を蒔いて行った。 26芽が出て、実ってみると、毒麦も現れた。 27僕たちが主人のところに来て言った。『だんなさま、畑には良い種をお蒔きになったではありませんか。どこから毒麦が入ったのでしょう。』 28主人は、『敵の仕業だ』と言った。そこで、僕たちが、『では、行って抜き集めておきましょうか』と言うと、 29主人は言った。『いや、毒麦を集めるとき、麦まで一緒に抜くかもしれない。 30刈り入れまで、両方とも育つままにしておきなさい。刈り入れの時、「まず毒麦を集め、焼くために束にし、麦の方は集めて倉に入れなさい」と、刈り取る者に言いつけよう。』」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 有名な「毒麦のたとえ」。これも、畑仕事や植栽の経験のある方にはなじみ深い現実に違いない。よく世話をし、丹精込めて作った作物や植物の中に、まったく意図していない不純な芽が出て成長し、よい芽をしのぐ勢いになる。常識のある人であれば、当然、よくない芽を早いうちに摘んでおくに違いない。
 しかし、イエスは言われる、「毒麦を集めるとき、麦まで一緒に抜くかもしれない。刈り入れまで、両方とも育つままにしておきなさい」と。イエスは、決して、無菌状態の世界に、信仰者が生きることを望まれない。むしろ、神に逆らう様々な力が働き、その影響を受けて、信仰がゆがめられたり、道から外れる人が出ることを許容される。純粋培養の状態を最善と思われるわけではない。
 イエスを歓迎しないサマリア人の村を通って進まれるとき、天からの火を降らせて焼き尽くしましょう、といった弟子たちを厳しく戒められたことから明らかなように、人となられた神の子イエスは、悪を滅ぼそうとはなさらない。神の裁きの厳しさを強調した預言者と異なり、イエスは、裁きは、神の手にゆだねる、という姿勢を生涯貫かれた。そして、人には不可能と思われる、「回心」を何よりも望まれ、それがために、自らを、人々の手に渡された。たとえそれが100%報われないとしても。
とかく、力によって、相手を滅ぼし、自らの正当性を主張しようとするわたしたちに、イエスの寛容を理解し、その心を生き抜く恵みを祈ろう。(S.T.)

年間第十六土曜日(7/23)
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