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教皇の意向:女性の役割 (4月)

待降節第二月曜日(12/11)

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今日、驚くべきことを見た

ルカ5:26
集会祈願

🌸 第一朗読 (イザヤ35.1-10)

1荒れ野よ、荒れ地よ、喜び躍れ
砂漠よ、喜び、花を咲かせよ
野ばらの花を一面に咲かせよ。
2花を咲かせ
大いに喜んで、声をあげよ。
砂漠はレバノンの栄光を与えられ
カルメルとシャロンの輝きに飾られる。
人々は主の栄光と我らの神の輝きを見る。
3弱った手に力を込め
よろめく膝を強くせよ。
4心おののく人々に言え。
「雄々しくあれ、恐れるな。
見よ、あなたたちの神を。
敵を打ち、悪に報いる神が来られる。
神は来て、あなたたちを救われる。」
5そのとき、見えない人の目が開き
聞こえない人の耳が開く。
6そのとき
歩けなかった人が鹿のように躍り上がる。
口の利けなかった人が喜び歌う。
荒れ野に水が湧きいで
荒れ地に川が流れる。
7熱した砂地は湖となり
乾いた地は水の湧くところとなる。
山犬がうずくまるところは
葦やパピルスの茂るところとなる。
8そこに大路が敷かれる。
その道は聖なる道と呼ばれ
汚れた者がその道を通ることはない。
主御自身がその民に先立って歩まれ
愚か者がそこに迷い入ることはない。
9そこに、獅子はおらず
獣が上って来て襲いかかることもない。
解き放たれた人々がそこを進み
10主に贖われた人々は帰って来る。
とこしえの喜びを先頭に立てて
喜び歌いつつシオンに帰り着く。
喜びと楽しみが彼らを迎え
嘆きと悲しみは逃げ去る。

🌸 答唱詩編 詩編85 典81 ③⑤

アレルヤ唱 典256 ⑪

🌸 福音朗読 (ルカ5.17-26)

ルカによる福音

 17ある日のこと、イエスが教えておられると、ファリサイ派の人々と律法の教師たちがそこに座っていた。この人々は、ガリラヤとユダヤのすべての村、そしてエルサレムから来たのである。主の力が働いて、イエスは病気をいやしておられた。 18すると、男たちが中風を患っている人を床に乗せて運んで来て、家の中に入れてイエスの前に置こうとした。 19しかし、群衆に阻まれて、運び込む方法が見つからなかったので、屋根に上って瓦をはがし、人々の真ん中のイエスの前に、病人を床ごとつり降ろした。 20イエスはその人たちの信仰を見て、「人よ、あなたの罪は赦された」と言われた。 21ところが、律法学者たちやファリサイ派の人々はあれこれと考え始めた。「神を冒瀆するこの男は何者だ。ただ神のほかに、いったいだれが、罪を赦すことができるだろうか。」 22イエスは、彼らの考えを知って、お答えになった。「何を心の中で考えているのか。 23『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて歩け』と言うのと、どちらが易しいか。 24人の子が地上で罪を赦す権威を持っていることを知らせよう。」そして、中風の人に、「わたしはあなたに言う。起き上がり、床を担いで家に帰りなさい」と言われた。 25その人はすぐさま皆の前で立ち上がり、寝ていた台を取り上げ、神を賛美しながら家に帰って行った。 26人々は皆大変驚き、神を賛美し始めた。そして、恐れに打たれて、「今日、驚くべきことを見た」と言った。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 待降節の間に読まれる福音は、人々が待ち望んでいた救い主、そして、実際にお出でになったメシアはどのような方なのか、それを、毎日、違った角度から紹介しようとしている。
 今日の福音に登場するのは、中風を患っていた男と、彼を床に乗せたままイエスのもとに連れてきた男たち。中風を患っていた男が、どのような人生を歩んできたか、どんな悩みを抱いていたか、福音書は一切語らない。ただ、仲間の好意によって連れて来られ、群衆の面前でイエスの前に、屋根から吊り降ろされたことを記す。
 その状況を、瞬時に察知したイエスは中風の男に言う、「あなたの罪は赦された」と。人々は、イエスが病気を癒す不思議な力をもった方と信じ、次々に病人をイエスのもとに連れてきたに違いない。しかし、人々の予想に反して、イエスは、罪を赦す、と言い放つ。宗教の専門家たちは、罪は神以外のだれも赦すことはできないことを確信していたから、イエスの言葉に躓いた。これは、神の領域を犯す、冒涜だ、と。
 しかし、イエスは、人間の心をだれよりも深く知る方で、この中風の男がかつて犯した罪が、相手の中に大きな傷となって残り、いつまでもそのことを忘れられず、体の不自由以上に、自分を悩ませていることを知っておられたに違いない。そして、イエスは、ご自分が神の子で、人の罪を赦す権能をもつものであることを知らしめるために、中風の男に「起きて、歩け」と言われ、男は床を担いで、神を賛美しながら家に帰って行った。もし、自分がその場にいたら、果たして、どんな反応を示しただろうか。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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