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まず行って兄弟と仲直りをし

マタイ5:24
集会祈願

🌸 第一朗読 (二コリント3.15~4.1、3-6)

 15〔皆さん、〕今日に至るまでモーセの書が読まれるときは、いつでも彼らの心には覆いが掛かっています。 16しかし、主の方に向き直れば、覆いは取り去られます。 17ここでいう主とは、“霊”のことですが、主の霊のおられるところに自由があります。 18わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。
 1こういうわけで、わたしたちは、憐れみを受けた者としてこの務めをゆだねられているのですから、落胆しません。3わたしたちの福音に覆いが掛かっているとするなら、それは、滅びの道をたどる人々に対して覆われているのです。 4この世の神が、信じようとはしないこの人々の心の目をくらまし、神の似姿であるキリストの栄光に関する福音の光が見えないようにしたのです。 5わたしたちは、自分自身を宣べ伝えるのではなく、主であるイエス・キリストを宣べ伝えています。わたしたち自身は、イエスのためにあなたがたに仕える僕なのです。 6「闇から光が輝き出よ」と命じられた神は、わたしたちの心の内に輝いて、イエス・キリストの御顔に輝く神の栄光を悟る光を与えてくださいました。

🌸 答唱詩編 詩編85 典81 ③⑤

アレルヤ唱 典273 24A

🌸 福音朗読 (マタイ5.20-26)

マタイによる福音
 20〔その時、イエスは弟子たちに言われた。〕「言っておくが、あなたがたの義が律法学者やファリサイ派の人々の義にまさっていなければ、あなたがたは決して天の国に入ることができない。」
 21「あなたがたも聞いているとおり、昔の人は『殺すな。人を殺した者は裁きを受ける』と命じられている。 22しかし、わたしは言っておく。兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける。兄弟に『ばか』と言う者は、最高法院に引き渡され、『愚か者』と言う者は、火の地獄に投げ込まれる。 23だから、あなたが祭壇に供え物を献げようとし、兄弟が自分に反感を持っているのをそこで思い出したなら、 24その供え物を祭壇の前に置き、まず行って兄弟と仲直りをし、それから帰って来て、供え物を献げなさい。 25あなたを訴える人と一緒に道を行く場合、途中で早く和解しなさい。さもないと、その人はあなたを裁判官に引き渡し、裁判官は下役に引き渡し、あなたは牢に投げ込まれるにちがいない。 26はっきり言っておく。最後の一クァドランスを返すまで、決してそこから出ることはできない。」

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 イエスは、人々が聞きなれた「殺すな」、という人類に共通する十戒の掟の一つを引き合いに、ご自分の新しい教えを打ち出される。「兄弟に腹を立てる(怒りをあらわにする)」、「ばか」、と言い、「愚か者」ということも、裁きの対象となる、と。昔の人は、「殺すな」という掟を、文字通り、自らの手(暴力)や武器を使って、人のいのちを傷つけることと理解し、それに対する厳しい裁きを定めた。
 しかし、イエスは、一歩進めて、そうした直接人の肉体的な命だけでなく、精神的な命を傷つけることが、裁きの対象となると宣言される。当時としては、画期的な発言だろう。
 人類の歴史を考えると、徐々にではあるが、人間の意識が変わり、イエスが目指しておられた方向に進んでいることを感じる。人権思想が浸透する現代においても、少年による凶悪犯罪が起きたとき、「なぜ人を殺してはいけないか」ということが話題になった。障害者を無差別に襲う陰惨な事件が起きたとき、また、人種差別によって尊い命が奪われたとき、人は、障害の有無や人種によらず、皆等しい尊厳をもつことに、あらためて気づかされた。さらには、近年、便利な情報機器の普及により、陰惨ないじめが起き、自死に追い込まれる事件が起きると、誹謗中傷に関する法律が生まれた。
 2000年も前に、イエスが、こうした行為にも着目しておられたことに感謝するとともに、すべての人の人格が尊重される社会が実現するよう、心を合わせて祈ろう。(S.T.)

年間第十木曜日(6/10)
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