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教皇の意向: 新たな殉教者 (3月)

復活の月曜日(4/1)

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恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちに

マタイ28:10
集会祈願

🌸 第一朗読 (使徒言行録2.14、22-33)

 14〔五旬祭の日に、〕ペトロは十一人と共に立って、声を張り上げ、話し始めた。「ユダヤの方々、またエルサレムに住むすべての人たち、知っていただきたいことがあります。わたしの言葉に耳を傾けてください。
  22イスラエルの人たち、これから話すことを聞いてください。ナザレの人イエスこそ、神から遣わされた方です。神は、イエスを通してあなたがたの間で行われた奇跡と、不思議な業と、しるしとによって、そのことをあなたがたに証明なさいました。あなたがた自身が既に知っているとおりです。 23このイエスを神は、お定めになった計画により、あらかじめご存じのうえで、あなたがたに引き渡されたのですが、あなたがたは律法を知らない者たちの手を借りて、十字架につけて殺してしまったのです。 24しかし、神はこのイエスを死の苦しみから解放して、復活させられました。イエスが死に支配されたままでおられるなどということは、ありえなかったからです。 25ダビデは、イエスについてこう言っています。
『わたしは、いつも目の前に主を見ていた。
主がわたしの右におられるので、
わたしは決して動揺しない。
26だから、わたしの心は楽しみ、
舌は喜びたたえる。
体も希望のうちに生きるであろう。
27あなたは、わたしの魂を陰府に捨てておかず、
あなたの聖なる者を
朽ち果てるままにしておかれない。
28あなたは、命に至る道をわたしに示し、
御前にいるわたしを喜びで満たしてくださる。』
29兄弟たち、先祖ダビデについては、彼は死んで葬られ、その墓は今でもわたしたちのところにあると、はっきり言えます。 30ダビデは預言者だったので、彼から生まれる子孫の一人をその王座に着かせると、神がはっきり誓ってくださったことを知っていました。 31そして、キリストの復活について前もって知り、
『彼は陰府に捨てておかれず、
その体は朽ち果てることがない』
と語りました。 32神はこのイエスを復活させられたのです。わたしたちは皆、そのことの証人です。 33それで、イエスは神の右に上げられ、約束された聖霊を御父から受けて注いでくださいました。あなたがたは、今このことを見聞きしているのです。

🌸 答唱詩編 詩編16 典98④⑤

アレルヤ唱 典266 (八日間)

🌸 福音朗読 (マタイ28.8-15)

マタイによる福音 

 8〔そのとき、〕婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。 9すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。 10イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」
 11婦人たちが行き着かないうちに、数人の番兵は都に帰り、この出来事をすべて祭司長たちに報告した。 12そこで、祭司長たちは長老たちと集まって相談し、兵士たちに多額の金を与えて、 13言った。「『弟子たちが夜中にやって来て、我々の寝ている間に死体を盗んで行った』と言いなさい。 14もしこのことが総督の耳に入っても、うまく総督を説得して、あなたがたには心配をかけないようにしよう。」 15兵士たちは金を受け取って、教えられたとおりにした。この話は、今日に至るまでユダヤ人の間に広まっている。

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 四つの福音書は、少しずつ違った角度から、復活の神秘を伝えようとしている。復活徹夜祭で読まれたマルコでは、復活されたイエスの姿はどこにもあらわれないが、マタイでは、イエスは婦人たちに自らを現し話しかけられる。
 イエスが葬られた墓に行った婦人たちは、そこで神的な輝きに包まれた天使に出会って恐怖に襲われる。天使は言う、「あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる」と。婦人たちは天使から聞いたメッセージを携え、恐れながらも喜びにあふれて弟子たちのところへ急ぐ途中で、イエスに出会う。「おはよう」と訳された言葉は、ラテン語ではアヴェ、ギリシャ語ではハイレ。そして、イエスは、天使が告げたメッセージを繰り返すように言われる、「行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」と。
 ガリラヤとはどんなところか。かつて弟子たちがイエスと過ごした懐かしい故郷、牧歌的な世界、理想郷か。そうではない。あくまでも、貧しい人、病める人、虐げられた人が住む現実の世界。かつてイエスが愛し、人々と出会った世界、そして、今や人々が復活されたイエスと出会う場所。人々が憧れ、注目し、華やかで権勢に満ちたエルサレムに代わって神が選ばれた場所。エルサレムの人々は、あくまでイエスの遺体に関心を向けるが、復活されたイエスは人々の住むガリラヤで人々の中に生きておられる。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

2 comments

  1. フランシスコ教皇が、いつだかのミサで「ガリラヤに帰りましょう❗」と繰り返しおっしゃったのを思い出しました。
    私は、プロテスタントのクリスチャンですが、毎日こちらにアクセスして恵をいただいています❣️
    感謝いたします。

    返信
    • 市川和子さま、
      主のご復活おめでとうございます。
      毎日、こちらのサイトにおけるみ言葉を読んでいただいて、心から感謝いたします。
      これからもよろしくお願い致します。
      感謝と祈りのうちに。

      返信

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