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教皇の意向:女性の役割 (4月)

灰の式後の金曜日(2/24)

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「わたしはここにいる」

イザヤ58:9
集会祈願

🌸 第一朗読 (イザヤ58.1-9a)

1喉をからして叫べ、黙すな
声をあげよ、角笛のように。
わたしの民に、その背きを
ヤコブの家に、その罪を告げよ。
2彼らが日々わたしを尋ね求め
わたしの道を知ろうと望むように。
恵みの業を行い、神の裁きを捨てない民として
彼らがわたしの正しい裁きを尋ね
神に近くあることを望むように。
3何故あなたはわたしたちの断食を顧みず
苦行しても認めてくださらなかったのか。
見よ、断食の日にお前たちはしたい事をし
お前たちのために労する人々を追い使う。
4見よ
お前たちは断食しながら争いといさかいを起こし
神に逆らって、こぶしを振るう。
お前たちが今しているような断食によっては
お前たちの声が天で聞かれることはない。
5そのようなものがわたしの選ぶ断食
苦行の日であろうか。
葦のように頭を垂れ、粗布を敷き、灰をまくこと
それを、お前は断食と呼び
主に喜ばれる日と呼ぶのか。
6わたしの選ぶ断食とはこれではないか。
悪による束縛を断ち、軛の結び目をほどいて
虐げられた人を解放し、軛をことごとく折ること。
7更に、飢えた人にあなたのパンを裂き与え
さまよう貧しい人を家に招き入れ
裸の人に会えば衣を着せかけ
同胞に助けを惜しまないこと。
8そうすれば、あなたの光は曙のように射し出で
あなたの傷は速やかにいやされる。
あなたの正義があなたを先導し
主の栄光があなたのしんがりを守る。
9あなたが呼べば主は答え
あなたが叫べば
「わたしはここにいる」と言われる。

🌸 答唱詩編 詩編51 典7 ①③

アレルヤ唱 典263 ⑥

🌸 福音朗読 (マタイ9.14-15)

マタイによる福音
 14〔そのとき、〕ヨハネの弟子たちがイエスのところに来て、「わたしたちとファリサイ派の人々はよく断食しているのに、なぜ、あなたの弟子たちは断食しないのですか」と言った。 15イエスは言われた。「花婿が一緒にいる間、婚礼の客は悲しむことができるだろうか。しかし、花婿が奪い取られる時が来る。そのとき、彼らは断食することになる。 

奉納祈願

拝領祈願

祈る花:Inoruhana
祈る花:Inoruhana

🌸 分かち合い

 「なぜ、あなたの弟子は断食しないのですか。」イエスは、この問いに花婿の婚礼の話をたとえに返答されるが、その言葉には、ファリサイ派の人々が守る形式的・表面的断食への批判が含まれていた。
 第一朗読で読まれたように、かつて預言者イザヤは主の言葉を告げる、「わたしの選ぶ断食とは、・・・飢えた人にあなたのパンを裂き与え、さまよう貧しい人を家に招き入れ、裸の人に会えば衣を着せかけ、同胞に助けを惜しまないこと」であると。イエスが、この言葉を、人々が神の前で裁きを受けるときの基準であると宣言されたことを、マタイは、受難直前のイエスの説教の中心に据えている。
 同時に、イエスの言葉には、今の時を弁えない人々の心の鈍さについての鋭い思いが見て取れる。今は、まさに、花婿が共にいる稀有の時、神の子が人となって、移り変わる「時」の世界に身を置くものとなった時である。それはかつて存在したことのない喜びの時、神が人々と共にいる宴の時、この上ない恵みの時である、と。
 しかし、また、花婿が奪われる時が来る。人の子が人々の手によって裁かれ、砕かれ、悲しみの時が来ることをも暗示する。まだ、受難を予告する時ではないが、やがて来るその時のことを、イエスはにおわせておられたのだ。
 喜びの時と悲しみの時、教会は、まさに、その二つの時を共有する使命を負っている。その時の秘儀を一層深く悟る恵みを祈ろう。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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