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教皇の意向:女性の役割 (4月)

年間二十一木曜日(8/27)

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目を覚ましていなさい。

マタイ24:42

聖モニカ

集会祈願

 あわれみ深い神よ、あなたはわが子のために祈る聖女モニカの涙を顧み、アウグスチヌスを回心に導いてくださいました。この親子の姿に力づけられて、わたしたちも罪を嘆き、ゆるしの恵みを受けることができます。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

???? 第一朗読 (一コリント1:1-9)

 1神の御心によって召されてキリスト・イエスの使徒となったパウロと、兄弟ソステネから、 2コリントにある神の教会へ、すなわち、至るところでわたしたちの主イエス・キリストの名を呼び求めているすべての人と共に、キリスト・イエスによって聖なる者とされた人々、召されて聖なる者とされた人々へ。イエス・キリストは、この人たちとわたしたちの主であります。 3わたしたちの父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が、あなたがたにあるように。
 4わたしは、あなたがたがキリスト・イエスによって神の恵みを受けたことについて、いつもわたしの神に感謝しています。 5あなたがたはキリストに結ばれ、あらゆる言葉、あらゆる知識において、すべての点で豊かにされています。 6こうして、キリストについての証しがあなたがたの間で確かなものとなったので、 7その結果、あなたがたは賜物に何一つ欠けるところがなく、わたしたちの主イエス・キリストの現れを待ち望んでいます。 8主も最後まであなたがたをしっかり支えて、わたしたちの主イエス・キリストの日に、非のうちどころのない者にしてくださいます。 9神は真実な方です。この神によって、あなたがたは神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。

???? 答唱詩編 詩編145 典63①②

答 神の恵みとあわれみに満ち、
  怒るにおそく、慈しみ深い。

あなたの豊かな恵みを思い、
喜んであなたの正義を歌う。
その恵みはすべてのものに及び、
いつくしみは
造られたすべてのものの上にある。 【答】

神よ、造られたすべてのものはあなたをたたえ、
あなたに従うひとは感謝して歌う。
かれらはあなたの国の栄光を語り、
力あるわざを告げ知らせる。 【答】

アレルヤ唱 典269 ㊸

 アレルヤ、アレルヤ。目覚めて用意していなさい。人の子は思いがけない時に来る。アレルヤ、アレルヤ。

???? 福音朗読 (マタイ24:42-51)

マタイによる福音

 42〔そのとき、イエスは弟子たちに言われた。〕目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたには分からないからである。 43このことをわきまえていなさい。家の主人は、泥棒が夜のいつごろやって来るかを知っていたら、目を覚ましていて、みすみす自分の家に押し入らせはしないだろう。 44だから、あなたがたも用意していなさい。人の子は思いがけない時に来るからである。」
 45「主人がその家の使用人たちの上に立てて、時間どおり彼らに食事を与えさせることにした忠実で賢い僕は、いったいだれであろうか。 46主人が帰って来たとき、言われたとおりにしているのを見られる僕は幸いである。 47はっきり言っておくが、主人は彼に全財産を管理させるにちがいない。 48しかし、それが悪い僕で、主人は遅いと思い、 49仲間を殴り始め、酒飲みどもと一緒に食べたり飲んだりしているとする。 50もしそうなら、その僕の主人は予想しない日、思いがけない時に帰って来て、 51彼を厳しく罰し、偽善者たちと同じ目に遭わせる。そこで泣きわめいて歯ぎしりするだろう。」

奉納祈願

 父である神よ、聖モニカを記念し、つつしんでささげる教会の供えものを顧みてください。秘跡も恵みによって、わたしたちが救いの道を進むことができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

拝領祈願

 全能の神よ、聖モニカを祝い豊かな恵みにあずかったわたしたちが、秘跡の力によって罪を清められ、力強い助けをいただくことができますように。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

祈る花:Inoruhana

???? 分かち合い

 マタイの連続朗読は、受難を前にしてなされた説教の最後の部分になりました。今日の個所の少し前では、エルサレムの神殿が破壊される時が来る、そして、世の終わりが近づいている、という厳しいメッセージが記されています。

 今日の個所では、「目を覚ましていなさい。いつの日、自分の主が帰って来られるのか、あなたがたにはわからないからである。」「用意していなさい」、「人の子は思いがけない時に来る」とあります。実際、イエスの復活後、紀元70年、神殿はローマ軍によって破壊されました。しかし、世の終わりは来ませんでした。イエスは世の終わり-終末―についても語られましたが、それはいつか、だれも知らないと言われました。歴史の中で、世の終わりを予言した人がたくさん出ましたが、その預言はことごとくはずれました。それでも、終わりが来ないということではありません。

 人類は、現在、科学技術の進歩によって、高度に発達した社会の中で、不可能なことがないと思うほど、様々な恩恵を享受しています。しかし、そうした社会の中でも、地震、台風や豪雨などの自然災害、そして病気等、予測のつかないことにより、人間の生が脅かされることを経験しています。コロナはまさに、その一つでしょう。さらに、一人一人の人生の展開、また、その最後は、だれも予測することはできません。主が言われる、「目を覚ましていなさい。それがいつのことかわからないからだ」という言葉を心に刻み、いつでも、主をお迎えできる謙虚な心をもって日々生きることができるようお祈りしましょう。(S.T.)

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

1 comments

  1. わたしたちは今日、聖アウグスティヌス(354-430年)の母聖モニカ(332頃-387年)の記念日を祝いました。聖モニカはキリスト信者の母親の模範また保護者とされています。モニカはアウグスティヌスとその回心のために祈り続けました。そして、アウグスティヌスが信仰に立ち帰って洗礼を受けるのを見ることにより慰めを得ました。神はこの聖なる母の祈りを聞き入れたのです。実際、アウグスティヌスは回心したばかりでなく、修道生活を始めることを決め、アフリカに帰って修道共同体を設立しました。
    何年もの間、モニカの唯一の望みはアウグスティヌスの回心でした。今やモニカは、アウグスティヌスが完全に神への奉仕にささげた人生に向かうのを目にしていました。こうしてモニカは満足して死ぬことができました。そして、実際に彼女は387年8月27日、56歳で世を去りました。聖アウグスティヌスは、母は自分を「二度産んでくださった」と繰り返していいました。
    皆さん、この聖モニカの生涯を読んでみますと、祈りは力があるということが分るでしょう。祈りを絶えず祈り続けるならば、今日の福音書が勧めてくださったように、「目を覚まして」いくことできるではないかと思います。

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