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教皇の意向:女性の役割 (4月)

詩編

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詩編 69

1 【指揮者によって。「ゆり」に合わせて。ダビデの詩。】

2 神よ、わたしを救ってください。
大水が喉元に達しました。
3 わたしは深い沼にはまり込み
足がかりもありません。
大水の深い底にまで沈み
奔流がわたしを押し流します。

4 叫び続けて疲れ、喉は涸れ
わたしの神を待ち望むあまり
目は衰えてしまいました。
5 理由もなくわたしを憎む者は
この頭の髪よりも数多く
いわれなくわたしに敵意を抱く者
滅ぼそうとする者は力を増して行きます。
わたしは自分が奪わなかったものすら
償わねばなりません。

6 神よ、わたしの愚かさは、よくご存じです。
罪過もあなたには隠れもないことです。
7 万軍の主、わたしの神よ
あなたに望みをおく人々が
わたしを恥としませんように。
イスラエルの神よ
あなたを求める人々が
わたしを屈辱としませんように。

8 わたしはあなたゆえに嘲られ
顔は屈辱に覆われています。
9 兄弟はわたしを失われた者とし
同じ母の子らはわたしを異邦人とします。
10 あなたの神殿に対する熱情が
わたしを食い尽くしているので
あなたを嘲る者の嘲りが
わたしの上にふりかかっています。
11 わたしが断食して泣けば
そうするからといって嘲られ
12 粗布を衣とすれば
それもわたしへの嘲りの歌になります。
13 町の門に座る人々はわたしを非難し
強い酒に酔う者らはわたしのことを歌います。

14 あなたに向かってわたしは祈ります。
主よ、御旨にかなうときに
神よ、豊かな慈しみのゆえに
わたしに答えて確かな救いをお与えください。
15 泥沼にはまり込んだままにならないように
わたしを助け出してください。
わたしを憎む者から
大水の深い底から助け出してください
16 奔流がわたしを押し流すことのないように
深い沼がわたしをひと呑みにしないように
井戸がわたしの上に口を閉ざさないように。

17 恵みと慈しみの主よ、わたしに答えてください
憐れみ深い主よ、御顔をわたしに向けてください。
18 あなたの僕に御顔を隠すことなく
苦しむわたしに急いで答えてください。
19 わたしの魂に近づき、贖い
敵から解放してください。
20 わたしが受けている嘲りを
恥を、屈辱を、あなたはよくご存じです。
わたしを苦しめる者は、すべて御前にいます。
21 嘲りに心を打ち砕かれ
わたしは無力になりました。
望んでいた同情は得られず
慰めてくれる人も見いだせません。
22 人はわたしに苦いものを食べさせようとし
渇くわたしに酢を飲ませようとします。

23 どうか、彼らの食卓が彼ら自身に罠となり
仲間には落とし穴となりますように。
24 彼らの目を暗くして
見ることができないようにし
腰は絶えず震えるようにしてください。
25 あなたの憤りを彼らに注ぎ
激しい怒りで圧倒してください。
26 彼らの宿営は荒れ果て
天幕には住む者もなくなりますように。
27 あなたに打たれた人を、彼らはなおも迫害し
あなたに刺し貫かれた人の痛みを話の種にします。
28 彼らの悪には悪をもって報い
恵みの御業に
彼らを決してあずからせないでください。
29 命の書から彼らを抹殺してください。
あなたに従う人々に並べて
そこに書き記さないでください。
30 わたしは卑しめられ、苦痛の中にあります。
神よ、わたしを高く上げ、救ってください。

31 神の御名を賛美してわたしは歌い
御名を告白して、神をあがめます。
32 それは雄牛のいけにえよりも
角をもち、ひづめの割れた牛よりもなお
主に喜ばれることでしょう。
33 貧しい人よ、これを見て喜び祝え。
神を求める人々には
健やかな命が与えられますように。
34 主は乏しい人々に耳を傾けてくださいます。
主の民の捕われ人らを
決しておろそかにはされないでしょう。

35 天よ地よ、主を賛美せよ
海も、その中にうごめくものもすべて。
36 神は必ずシオンを救い
ユダの町々を再建してくださる。
彼らはその地に住み、その地を継ぐ。
37 主の僕らの子孫はそこを嗣業とし
御名を愛する人々はその地に住み着く。

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

4 comments

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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