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教皇の意向:女性の役割 (4月)

詩編

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詩編 106

1 ハレルヤ。
恵み深い主に感謝せよ、慈しみはとこしえに。
2 主の力強い御業を言葉に表し
主への賛美をことごとく告げうる者があろうか。
3 いかに幸いなことか、裁きを守り
どのような時にも恵みの業を果たす人は。
4 主よ、あなたが民を喜び迎えられるとき
わたしに御心を留めてください。
御救いによってわたしに報いてください。
5 あなたの選ばれた民に対する恵みを見
あなたの国が喜び祝うとき共に喜び祝い
あなたの嗣業の民と共に
誇ることができるようにしてください。

6 わたしたちは先祖と同じく罪を犯し
不正を行い、主に逆らった。
7 わたしたちの先祖は、エジプトで
驚くべき御業に目覚めず
豊かな慈しみに心を留めず
海辺で、葦の海のほとりで反抗した。
8 主は、御名のために彼らを救い
力強い御業を示された。
9 葦の海は主に叱咤されて干上がり
彼らは荒れ野を行くように深い淵を通った。
10 主は憎む者の手から彼らを救い
敵の手から贖われた。
11 彼らを苦しめた者はすべて水に覆われ
生き残る者はひとりもなかった。
12 彼らは御言葉を信じ
賛美の歌をうたった。

13 彼らはたちまち御業を忘れ去り
神の計らいを待たず
14 荒れ野で欲望を燃やし
砂漠で神を試みた。
15 主はその願いをかなえられたが
彼らをやせ衰えさせられた。
16 彼らは宿営でモーセをねたみ
主の聖なる人アロンをねたんだ。
17 地は口を開けてダタンを呑み込み
アビラムの仲間を覆った。
18 火が彼らの仲間に向かって燃え上がり
炎が神に逆らう者を焼き尽くした。

19 彼らはホレブで子牛の像を造り
鋳た像に向かってひれ伏した。
20 彼らは自分たちの栄光を
草をはむ牛の像と取り替えた。
21 彼らは自分たちを救ってくださる神を忘れた。
エジプトで大いなる御業を行い
22 ハムの地で驚くべき御業を
葦の海で恐るべき御業を
成し遂げられた方を忘れた。
23 主は彼らを滅ぼすと言われたが
主に選ばれた人モーセは
破れを担って御前に立ち
彼らを滅ぼそうとする主の怒りをなだめた。

24 彼らは愛すべき地を拒み
御言葉を信じなかった。
25 それぞれの天幕でつぶやき
主の御声に聞き従わなかった。
26 主は彼らに対して御手を上げ
荒れ野で彼らを倒された。
27 子孫は諸国の民に倒され
国々の間に散らされることになった。

28 彼らはバアル・ペオルを慕い
死者にささげた供え物を食べた。
29 この行いは主の怒りを招き
疫病が彼らの間に広がった。
30 ピネハスが立って祈ると
疫病はとどめられた。
31 これは代々に、そしてとこしえに
ピネハスの正しい業と見なされるであろう。

32 彼らはメリバの水のほとりで主を怒らせた。
彼らをかばったモーセは不幸を負った。
33 彼らがモーセの心を苦しめたので
彼がそれを唇にのせたからであった。

34 主が命じられたにもかかわらず
彼らは諸国の民を滅ぼさず
35 諸国の民と混じり合い
その行いに倣い
36 その偶像に仕え
自分自身を罠に落とした。
37 彼らは息子や娘を悪霊に対するいけにえとし
38 無実なものの血を流した。
カナンの偶像のいけにえとなった息子や娘の血は
この地を汚した。

39 彼らは自分たちの行いによって汚れ
自分たちの業によって淫行に落ちた。
40 主の怒りは民に向かって燃え上がり
御自分の嗣業の民を忌むべきものと見なし
41 彼らを諸国の民の手に渡された。
彼らを憎む者らが彼らを支配し
42 敵が彼らを虐げ
その手によって彼らは征服された。
43 主は幾度も彼らを助け出そうとされたが
彼らは反抗し、思うままにふるまい
自分たちの罪によって堕落した。
44 主はなお、災いにある彼らを顧み
その叫びを聞き
45 彼らに対する契約を思い起こし
豊かな慈しみに従って思いなおし
46 彼らをとりこにしたすべての者が
彼らを憐れむように計らわれた。

47 わたしたちの神、主よ、わたしたちを救い
諸国の中からわたしたちを集めてください。
聖なる御名に感謝をささげ
あなたを賛美し、ほめたたえさせてください。

48 イスラエルの神、主をたたえよ
世々とこしえに。
民は皆、アーメンと答えよ。
ハレルヤ。

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

4 comments

  1. とはいえ真実に基づき正義を徹底的に貫く!
    時に熱くなり徹底的に反駁批判する。
    口汚くなっても下品になっても仕方ないときもある。
    主イエスだってヘロデをキツネと呼び、ウンチとは言わなかったかも知らんがカワヤや便所ぐらいのことは言った
    (マルコ7章19節につき「新共同訳、口語訳が『外』へ出されるなどの訳語を与えているのは、婉曲すぎて不適。」佐藤研ほか訳『新約聖書』岩波書店2004年)。

    返信
    • 下品か上品かではなく、下品でも品があればよい、
      という趣旨のことを、先頃帰天された鈴木邦男氏の記事を毎日新聞の日曜版に書いた松尾貴史さんが、以前ラジオで言っていた、と思う。

      今日2月11日は建国記念の日でありルルドの日だ。日本にだって「ベルナデッタ」とその相棒はいるだろうし、欧米にだって「明治天皇」とその相棒がいるだろう。

      汚い!と言われれば、すかさず北がなければ日本三角!と叫びたい。

      東西南北上下左右先後云々を問わず、言論のテッポウ玉が無鉄砲に飛び交う自由な空間と時間を確保しつつ、それに疲れたらサバティカルに入れる、そんな国にぼくは住みたい。

      返信
    • 佐藤研師は確か愛宮真備師の本を翻訳されていた。
      愛宮真備師はリーゼンフーバー師に禅を教えた。リーゼンフーバー師は、ぼくに禅を教えてくれた二人目か三人目の師匠だ。

      赤ん坊の頃、股関節脱臼をやったのでうまく座れず、ぼくの禅はヘボ禅だが、しばらく通った地元禅寺の近所で今日、と言っても日付が変わってしまったので昨日、一人の老人が行方不明になったが数時間後、無事発見された。
      そう言えば、その地元禅寺に昔、隠れキリシタンがいたことを最近知った。
      「人間を探す神」
      例の立派なお髭のユダヤ教の老神学者の本のタイトルだったと思う。

      返信
  2. 2月10日コメントを書いて2月10日の詩編32を読んだ。
    まさにこれだ。
    世に反発反論しては迷うだけ。
    御前に立ち帰らなくては。

    返信

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