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教皇の意向: 新たな殉教者 (3月)

年間第九土曜日(偶数年)

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Tiếng Việt

集会祈願

全能永遠の、神である父よ、わたしたちの行いが、いつも旨にかなう導いてください。御子キリストのうちにあって、豊かな実りを結ぶことができますように。聖霊の交わりの中で、あなたとともに世々に生き、支配しておられる御子、わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

???? 第一朗読 (2テモテ4:1-8)

使徒パウロのテモテへの手紙

 〔愛する者よ、〕1神の御前で、そして、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリスト・イエスの御前で、その出現とその御国とを思いつつ、厳かに命じます。 2御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く、十分に教えるのです。 3だれも健全な教えを聞こうとしない時が来ます。そのとき、人々は自分に都合の良いことを聞こうと、好き勝手に教師たちを寄せ集め、 4真理から耳を背け、作り話の方にそれて行くようになります。 5しかしあなたは、どんな場合にも身を慎み、苦しみを耐え忍び、福音宣教者の仕事に励み、自分の務めを果たしなさい。

 6わたし自身は、既にいけにえとして献げられています。世を去る時が近づきました。 7わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。 8今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けてくださるのです。しかし、わたしだけでなく、主が来られるのをひたすら待ち望む人には、だれにでも授けてくださいます。

???? 答唱詩編 詩編71 典146①③

答:父よ、あなたこそわたしの神、
  わたしのすべてをあなたに。

神よ、あなたのもとにわたしは逃れる。
あなたの正義でわたしを救い、
わたしにこたえ助けてください。
身を避ける岩、
わたしを救うとりでとなってください。 【答】

神よ、あなたの正義と救いのわざを、
わたしは昼も夜も告げ知らせる。
神の力あるみわざを語り、
あなたのものである正義を
わたしはほめ歌う。 【答】

アレルヤ唱 典272㉞

アレルヤ、アレルヤ。心の貧しい人は幸い。天の国はその人もの。アレルヤ、アレルヤ。

???? 福音朗読 (マルコ12:38-44)

マルコによる福音

 〔その時、〕38イエスは教えの中でこう言われた。「律法学者に気をつけなさい。彼らは、長い衣をまとって歩き回ることや、広場で挨拶されること、 39会堂では上席、宴会では上座に座ることを望み、 40また、やもめの家を食い物にし、見せかけの長い祈りをする。このような者たちは、人一倍厳しい裁きを受けることになる。」

 41イエスは賽銭箱の向かいに座って、群衆がそれに金を入れる様子を見ておられた。大勢の金持ちがたくさん入れていた。 42ところが、一人の貧しいやもめが来て、レプトン銅貨二枚、すなわち一クァドランスを入れた。 43イエスは、弟子たちを呼び寄せて言われた。「はっきり言っておく。この貧しいやもめは、賽銭箱に入れている人の中で、だれよりもたくさん入れた。 44皆は有り余る中から入れたが、この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたからである。」

奉納祈願

いのちの源である父よ、御子の奉献を記念する供えものを受け入れてください。感謝をこめて行うこの秘跡によって、わたしたちのうちに救いのわざが全うされますように。わたしたちの主イエス・キリストによっ。アーメン。

拝領祈願

信じる者の力である神よ、天の糧に養われて祈ります。あなたを愛し、人々に仕える熱意を、わたしたちの中に燃えた立たせてください。わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

???? 分かち合い

 今日の福音は神に対して寛大で信頼深い貧しいやもめの姿を描いています。聖書が語りましたのは、彼女の生活が貧しい、持っている全ての財産はレプトン銅貨二枚だけです。しかし、他の人々と同じ熱心さを持って、彼女は神殿に行き、生活費を全部神様に捧げています。私たちの方から見ますと、このやもめの行動は愚かに見えるかもしれません。彼女は恐らく収入源がなく、これからどのように生活できるでしょう。彼女はどんな動機でこのようなことをしたでしょうか。ただ一つのことが分ったのは、彼女が神様を信頼しているのです。自分の持っているすべてを差し出しても、神様は彼女を養ってくださると信頼しているのです。

 さて、このやもめは乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部神様に捧げています。この姿を見ますと、彼女は寛大な心を持っていると思います。しかし、ここで全部をという表現は、ただこのやもめが払った犠牲の大きさを強調するためではなく、彼女の生きる姿勢、つまりいのちを与えることのできるものへの大きな信頼を強調するためです。

 聖書の語る貧しさは、確かに物を持たない貧乏を意味するが、それだけではありません。貧乏であるから人間的な力に頼ることができず、神に頼ることです。これが聖書の語る貧しさではないかと思います。もちろん、この貧しさはただ精神的な意味にのみ理解されるべきではありません。その根底にある経済的な貧しさを決して忘れてはならないという意味もあります。経済的な貧しさが神への信頼となるとき、聖書の語る貧しさとなるのです。 つまり、今日の福音書は、神様にすべて委ねて信頼することを教えてくださったのではないかと思います。どうか聖母マリアの取り次ぎによって、福音のために持っているものを捧げることができるよう、また特に自分のいのちを神様にそして人々に捧げることができるよう、この恵みをお願い求めたいと思います。

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聖書の本文は日本聖書協会発行の「新共同訳聖書」を使用しております。
どうぞよろしくお願い致します。

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